腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

トーレスモデル①:長沢仁美さんと石井栄さんのトーレスモデル

2009-11-10 14:49:50 | ギター
トーレスモデルのギターを、そんなに沢山は弾いた事がある訳では無いので、あまり中身の無い文章になってしまうと思いますが、、、


まずは、たった1回だけ弾いた(←超高額の売り物だったんで、おそるおそる触っただけです。。。)事のあるSE71の印象から



トーレスが作ったマンホン式11弦ギターです。
表面板はスプルースで、裏・側板がシープレスです。
とても軽いギターでした。
私が弾かせてもらった時に張ってあった弦は、6本だけでした。
ガット弦では無く、ナイロン弦が張ってありました。

音色ですが、、、

高音が純粋です。
濁りのまったく無い、柔らかくて美しい音です。
低音も柔らかい音です。
ボ~~~ンって鳴る印象です。

右指が軽く弦に触れただけで、美しい音が飛び出して来て、広がっていきます。
反応が凄く良いです。
響きが素晴らしいです。
弾いていると、美しい響きに包まれて、気持ちが良すぎです。

弾いた感触も心地よいギターです。
誰が弾いても、無理せずに美しい音と響きが出てしまうようなギターです。


文章力が無いんで、こんな稚拙な感想しか書けませんが、、、


さて、私が弾いた事のあるトーレスモデルですが、あまり数は多くありません。


まずは、長沢仁美さんのトーレスモデルと石井栄さんのトーレスモデル。
どちらも、音色がソフトで弾きやすいギターでした。
でも、SE71のような心地よさはありませんでした。
音色も響きも、トーレスとはまったく違うギターです。

作られてから120年以上の時間の隔たりがあるギターを、比べても同じ響きがする訳はありませんし、元になったトーレスとSE71も違いますんが、たぶんトーレスのギターを忠実に再現しようって意図では、作られていないんだと思います。
製作者が感じたトーレスのエッセンスを、自分のギターに取りいれたギターって印象です。

最近はブームのように作られているトーレスモデルの中では、「トーレスらしさ」は感じられる方のギターだろうと思います。