腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

重たい箱を担いで帰って来た。

2024-07-04 23:19:44 | ギター
最凶に重たかった。。。。





このケースを運んでいると、棺桶と一緒に底なし沼に落ちて行くフランコ・ネロの気分が味わえます。





カールトンケース???
アメリカのケースです。
重たくてデカい!!!
ひたすら堅牢ですなあ。

アメリカのケースの中身は????




ケースはデカいが、中身のギターは小さいです。
ボディはトーレスモデル???
バレバレですが、イギリスのギターです。



もう歳なのです。
体は半分位死んでるしね。
いまさら練習して脳みそ鍛えるのは、体力的にも気力的にも無理です。


そんな訳で、もっと楽して簡単に音の出るギターを弾きたいと思うのです。



音質・音色・響き・弾き心地では、黒田ex.が理想通りのギターです。



少しパワー不足なのと、意外と堅いギターで弾きこなすのは大変ですが、このギターが私のメインギターなのは最期まで変わらないと思います。
でもねえ、、、
弾くのは結構大変なんですよねえ。
反応が意外とトリッキー。

ミス無く弾かないといけないコンクール等では使い辛いギターです。


そんな訳で、手に入れてしまったのは








こんな中身です。
何だか良く分からないので、製作家のHPにあった力木の写真です。




何だコリはあ??


見るからにヤバい物です。





見た目は美しいギターです。




Philip Woodfield GC4.2 No.436  2021年
ウッドフィールドのラティスでは無く、製作者がストラットシステムと名付けた内部構造のギターです。


ウッドフィールドのラティスなギターは一度だけ弾いた事がありましたが、音も特に大きいとは感じなかったし、高音がドライで擦れた様な音であまり魅力は感じませんでした。
結局、音を大きく感じるのは、ラティスやダブルトップのギターでは無く、ピーク音が大きな普通のファンブレーシングのギターなんですよねえ。


ニューコンセプトなギターの利点は、音量では無く簡単に安定して音が出る事だと思います。
ストラットシステムは伝統的なファンブレーシングのサウンドとラティスのパワー・サステイン・弾きやすさの融合を目的に設計されたそうですが、実際はかなり個性的な音のギターです。
音量も高音に関しては、黒田ex.の方が遙かに大きい音が出ます。
低音はパワー・重量感・明瞭度のバランスが良く、今まで所有したギターの中でもっとも使いやすい音です。







表面板は白っぽいけど杉です。
表面板をねじって?ボディの高音側のみ薄くしてあるセミレイズドフィンガーボード???
意外と弾きやすい!!!




裏板は、ほぼ柾目のココボロ。
何かの心霊現象か?白い物が映っていますが、実際は何も無かったです。




モニター用のサウンドポートが空いていますが、ボディの中で塞がっていて実際に音が聞こえているかは不明。




口輪のセンスは最高に良いです。




糸巻きは何故かゴトーです。
イギリス人ならロジャースを使え!!!!
見た目はゴトーにしては悪く無いし、調弦は普通に出来ますが、音がねええ、、、、


さっそくロジャースに交換です。




高音が激変しました。
ムッチャ良い音になった。


2021年の新しいギターで、あまり弾き込まれていない様で、まだまだ鳴っていないギターです。
それでもクリアで明快な音が安定して出てくれるので、かなり弾きやすいギターです。
ミスが出づらくて、音楽も作りやすいギターです。

反面、音色には色気も艶も無いです。
低音はパワフルで重量感があってクリアな素晴らしい音です。
高音は杉らしい少し暗めの音で、硬質で引き締まったエッジの効いた音ですが、味わいは薄いかなあ???

そんなギターです。
お値段はムッチャ高かった。。。。










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