卵焼きの着色には、カロチン色素が良く使用されています。
カロチンは栄養素の1つで、油と混合して調理すると体に吸収されやすくなりますが、カロチン自体は油溶性です。天然色素の場合、トウガラシ・パプリカの果実より抽出した油溶性色素を乳化して、水に分散させやすくしてあります。
カロチン色素の原料はトウガラシ・パプリカですが、辛味はありません。原料特有の匂いがわずかにありますが、ほとんど気にならないと思います。卵黄にも乳化作用がありますので、カロチンと卵は相性が良いのだと思います。
カロチン色素は赤橙色です。もし赤橙でなく黄色に着色したい場合は、クチナシ黄色素をお勧めいたします。
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