goo blog サービス終了のお知らせ 

産興商会のブログ

日常での出来事、その他

沖縄そばとかんすい

2016年02月23日 | 日記

 沖縄そば(ソーキそば)は、沖縄地方で作られている麺で、製法は本州のものとは一部、異なります。

 一般的なラーメンを作るときに用いられる捏ね水のかんすいボーメ(濃度)は6度前後ですが、沖縄そばの場合のボーメはその半分程度になります。麺に練り込まれるかんすい成分が少ないため、あまり日持ちが出来ないように思ってしまいますが、アルカリ性の湯で茹でて油処理するため、日持ちはそこそこ大丈夫のようです。

 一般のラーメンは、茹でると麺中のかんすい成分が湯に溶出しますが、沖縄そばの場合はアルカリ性の水が麺に染み込みます。湯をアルカリ性にするには、かんすいを入れます。本州でも、地方によっては少し酸性ぎみの水質の場所がありますので、かんすいを少し湯に入れたりする場合があります。

 蒸し焼きそばの麺も、捏ね水のかんすいボーメは沖縄そばと近いです。札幌ラーメンの場合はボーメ7度と比較的高めです。地方によって、かんすいの配合・使用濃度が微妙に違います。

 

  弊社ホームページ http://www.sankou-shokai.co.jp/

 フェイスブック https://www.facebook.com/sankou.shokai