<2013年夏・イギリス旅日記>
7月29日(月) 〜10日目〜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/79/7e4c0eb8cb2ddfd32c47a4702559d849.jpg)
2泊したDalesgate Hotelを後に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f1/a6812be359078ea183d82f4b859d0497.jpg)
西ヨークシャーの「ムーア」へ、向かいました。
*
ムーア(moor)とは:
泥炭質の酸性土壌の原野で、ヒース(heather)などの低木や草ばかりが茂る土地のこと。
「荒れ地」とか、「荒れ野」とか、はたまた「湿原」とか「湿地」とか、訳されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d0/c0935558793a61a62daa5107163fbeea.jpg)
こんな感じ。
『嵐が丘』の舞台:Haworthから程近い、“Wadsworth moor”、というところ。
見晴らしの良いところに車を停めて、ちょっと歩き廻ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f2/3f5d5456655064a1857dbac2d9238e9c.jpg)
まさに「嵐が丘」。
曇天と相俟って、荒涼と吹きすさぶ荒れ野原、、という感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fe/c0a597a8cb89e00fc69d4acb53940485.jpg)
昨夜の雨の痕。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/62/46c4e1d3a64e9aede1948902ceb3bf7b.jpg)
水はけが悪い泥炭質の湿地、という感じ。
そして、草。
広大な原っぱ。
見渡す限り、樹は無くて。
そして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/84/b2ce1e2c02aae1d1fc0a8b6d8914a009.jpg)
白い綿の花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c4/573c13386032d6f01ddfd0de21fece6e.jpg)
ぽつぽつ、点々と、辺り一面に。
荒涼としていて、物寂しいながら、幻想的な雰囲気。
辺りに人気も全然なくて、
車もほとんど通らない、電柱も電線も見当たらない、
音を立てるのは、びゅうびゅうと、うなる風ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/58/c8ef297be1f7a8a4f259baa0cd16a9c0.jpg)
昔からずーーーっとこの風景で、
昔からずーーっと、こんな風が吹く、こんな灰色の空の下で、
時に中世、映画で見るような恰好の騎士なんかが駆けていたり、したんだな、、、、
、などと想像してみると、不思議なタイムスリップ感に呑み込まれました。
先に訪れた廃墟の修道院と、同様に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/79/623a4f4d09dc0e9dc67902deae3b466e.jpg)
棄てられた柵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/25/d777507cfd4d89069f8f4c3e86635270.jpg)
花のまだ付いていない、ヒース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/47/d5555aa63415a6aac08e66188adb1404.jpg)
赤く灼けた色の草。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/92/4137dcbf197fc455477d781a93b73b73.jpg)
はるか遠くに、風車。
そもそも、なんで「ムーア」に惹かれ、行きたかったのかというと:
現役の作家のうちで一番敬愛している文学者:梨木香歩さんが、何かの文献(たぶんエッセイ。失念。)で、
‘ムーアを歩きたいがためにトランクに長靴を詰め込み、、’ みたいなことを書いていて、、、、その内容はうろ覚えながら、そこに出てきた「ムーア」という言葉。その言葉の指し示す風景が、いったいどんなものなのやら、気になっていたのでした。
「ムーア」というその、イギリス独特の、イギリスらしい風景、とやらに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/95/19c4cfdcebca8bb5bcc5f417aadb0b6b.jpg)
だから、
ああ、これが、イギリスのムーアってやつか・・!と、
感無量だったのでした。
どうしても実感としてイメージしきれなかった未知なる風景に、ただ、今、立って居る、ということに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b4/8e14e002eeb1bdd2e91e2ffd5c08233a.jpg)
*
どうやら、
ここらはもはや、どこまでも同じ風景っぽいので、ちょっと場所を変えてみたらどうだろう、と、
移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/22/38bc69e054c20f1abb3603454e2f3b6b.jpg)
なだらかな坂道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8c/4eded5e11d4ead1ec3c158817be445d2.jpg)
羊だけの国。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bc/9b5d0d28853d738738803a228355ecf9.jpg)
シンメトリカル羊。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/be/368eda4d2a3a184463a279df96ebc294.jpg)
草ばかりのムーア。
そして谷の川沿いに、緑がもこもこ。平らな畑。
*
ここは、西ヨークシャーデイルズの南端あたり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/76/e65d079bf4da0b8e267fd2fbe183c147.jpg)
“Holme moss”(ホルム・モス) の summit(山頂)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/66/7f1c894b744a7c083cb4a4c5203dc290.jpg)
細い塔あり。
ラジオのトランスミッターだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/5b/26346749aecf0de295b7db9548248854.jpg)
さっきのムーアよりも、緑が多め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/32/c17f7dd023fd313f4e4e0e53ff0bf6dd.jpg)
なだらかな曲線の丘が列なる、やわらかい風景。
これまた、イギリス独特の風景:dale(デイル)=谷です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/45/06e09cedf2e1639dc90add3c4e3b6ecf.jpg)
なだらか。
はるか峯の向こうまで、見通せます。
お、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1a/89e56aaa83194d6b82aa68799efa3627.jpg)
kissing gate(キッシング・ゲート)。
遊歩道(foot-path)の入口です。
こっち側の階段とあっち側の階段が、一体となった、すこぶる機能的なデザインですね。
柵をまたいで、
ちょこっと、行ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6e/2337251491b6918973b3f2806faa2c03.jpg)
草原。ふさふさ。
「あははは〜*あははは〜*」って、笑いながら駆け巡りたり、ときどき転げてみたりしたくなる感じです。ハタから見たら危ない感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/04/fc6cc32eca05d5183c6c9fc749d9d1c3.jpg)
ヤナギラン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e2/a03304bc5f5b83780665e7bbca0bfa2e.jpg)
ジギタリス(狐の手袋)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a1/861b51afb29f13e77a627d974ec91eb0.jpg)
石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0f/3b5404eca41d547f922ec74db7cbaab3.jpg)
黒いナメクジ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/19/cf45cea017e6be869a8145f4762d9321.jpg)
棄てられタイヤ。
ぴょんぴょん飛び跳ねたり、たまに寝転がって大の字になって、空を眺めたりしながら、
丘を転げ降りていきました。
が、
残した車が心配で、、、車が見えなくならないある程度まで行ったら、引き返します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d5/5d2f7e24476d7fe66e00edfcf7d696c5.jpg)
ムーア。荒れ野。
その植生から、「ヒース」と呼ぶ場合もあるらしいけど、ムーアとヒース、その違いがまだ、良く判らない、、、。
ロンドン郊外のHampstead Heath(ハムステッド・ヒース)も、そういえば、こんな感じの草原の丘が、ありました。
あそこも、とても気持ちよかった。
(※そのハムステッド・ヒースの巻[2日目・その2]は、こちら>>☆☆☆)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/26/06f3bccd595045eda930e824fc29ca94.jpg)
この、なだらかで、一面に広くて、目立ったものは何も無いし、花も少ないけど、
びゅうびゅうと、風が吹いている感じ。
一面に茂る草が、ただただ、吹かれている感じ。
余計なものが無い感じ。
「荒れ地」や「荒れ野」っていうのも、微妙にニュアンスが足りない気がするし、
ましてや「湿地」や「湿原」っていうと、全然イメージが違う。
“嵐が丘”とは、まさしく。言い得て妙だと思います。
ううむ。
好きです。
*
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1a/89e56aaa83194d6b82aa68799efa3627.jpg)
>>続く。>>
7月29日(月) 〜10日目〜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/79/7e4c0eb8cb2ddfd32c47a4702559d849.jpg)
2泊したDalesgate Hotelを後に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f1/a6812be359078ea183d82f4b859d0497.jpg)
西ヨークシャーの「ムーア」へ、向かいました。
*
ムーア(moor)とは:
泥炭質の酸性土壌の原野で、ヒース(heather)などの低木や草ばかりが茂る土地のこと。
「荒れ地」とか、「荒れ野」とか、はたまた「湿原」とか「湿地」とか、訳されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d0/c0935558793a61a62daa5107163fbeea.jpg)
こんな感じ。
『嵐が丘』の舞台:Haworthから程近い、“Wadsworth moor”、というところ。
見晴らしの良いところに車を停めて、ちょっと歩き廻ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f2/3f5d5456655064a1857dbac2d9238e9c.jpg)
まさに「嵐が丘」。
曇天と相俟って、荒涼と吹きすさぶ荒れ野原、、という感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fe/c0a597a8cb89e00fc69d4acb53940485.jpg)
昨夜の雨の痕。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/62/46c4e1d3a64e9aede1948902ceb3bf7b.jpg)
水はけが悪い泥炭質の湿地、という感じ。
そして、草。
広大な原っぱ。
見渡す限り、樹は無くて。
そして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/84/b2ce1e2c02aae1d1fc0a8b6d8914a009.jpg)
白い綿の花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c4/573c13386032d6f01ddfd0de21fece6e.jpg)
ぽつぽつ、点々と、辺り一面に。
荒涼としていて、物寂しいながら、幻想的な雰囲気。
辺りに人気も全然なくて、
車もほとんど通らない、電柱も電線も見当たらない、
音を立てるのは、びゅうびゅうと、うなる風ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/58/c8ef297be1f7a8a4f259baa0cd16a9c0.jpg)
昔からずーーーっとこの風景で、
昔からずーーっと、こんな風が吹く、こんな灰色の空の下で、
時に中世、映画で見るような恰好の騎士なんかが駆けていたり、したんだな、、、、
、などと想像してみると、不思議なタイムスリップ感に呑み込まれました。
先に訪れた廃墟の修道院と、同様に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/79/623a4f4d09dc0e9dc67902deae3b466e.jpg)
棄てられた柵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/25/d777507cfd4d89069f8f4c3e86635270.jpg)
花のまだ付いていない、ヒース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/47/d5555aa63415a6aac08e66188adb1404.jpg)
赤く灼けた色の草。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/92/4137dcbf197fc455477d781a93b73b73.jpg)
はるか遠くに、風車。
そもそも、なんで「ムーア」に惹かれ、行きたかったのかというと:
現役の作家のうちで一番敬愛している文学者:梨木香歩さんが、何かの文献(たぶんエッセイ。失念。)で、
‘ムーアを歩きたいがためにトランクに長靴を詰め込み、、’ みたいなことを書いていて、、、、その内容はうろ覚えながら、そこに出てきた「ムーア」という言葉。その言葉の指し示す風景が、いったいどんなものなのやら、気になっていたのでした。
「ムーア」というその、イギリス独特の、イギリスらしい風景、とやらに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/95/19c4cfdcebca8bb5bcc5f417aadb0b6b.jpg)
だから、
ああ、これが、イギリスのムーアってやつか・・!と、
感無量だったのでした。
どうしても実感としてイメージしきれなかった未知なる風景に、ただ、今、立って居る、ということに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b4/8e14e002eeb1bdd2e91e2ffd5c08233a.jpg)
*
どうやら、
ここらはもはや、どこまでも同じ風景っぽいので、ちょっと場所を変えてみたらどうだろう、と、
移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/22/38bc69e054c20f1abb3603454e2f3b6b.jpg)
なだらかな坂道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8c/4eded5e11d4ead1ec3c158817be445d2.jpg)
羊だけの国。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bc/9b5d0d28853d738738803a228355ecf9.jpg)
シンメトリカル羊。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/be/368eda4d2a3a184463a279df96ebc294.jpg)
草ばかりのムーア。
そして谷の川沿いに、緑がもこもこ。平らな畑。
*
ここは、西ヨークシャーデイルズの南端あたり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/76/e65d079bf4da0b8e267fd2fbe183c147.jpg)
“Holme moss”(ホルム・モス) の summit(山頂)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/66/7f1c894b744a7c083cb4a4c5203dc290.jpg)
細い塔あり。
ラジオのトランスミッターだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/5b/26346749aecf0de295b7db9548248854.jpg)
さっきのムーアよりも、緑が多め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/32/c17f7dd023fd313f4e4e0e53ff0bf6dd.jpg)
なだらかな曲線の丘が列なる、やわらかい風景。
これまた、イギリス独特の風景:dale(デイル)=谷です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/45/06e09cedf2e1639dc90add3c4e3b6ecf.jpg)
なだらか。
はるか峯の向こうまで、見通せます。
お、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1a/89e56aaa83194d6b82aa68799efa3627.jpg)
kissing gate(キッシング・ゲート)。
遊歩道(foot-path)の入口です。
こっち側の階段とあっち側の階段が、一体となった、すこぶる機能的なデザインですね。
柵をまたいで、
ちょこっと、行ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6e/2337251491b6918973b3f2806faa2c03.jpg)
草原。ふさふさ。
「あははは〜*あははは〜*」って、笑いながら駆け巡りたり、ときどき転げてみたりしたくなる感じです。ハタから見たら危ない感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/04/fc6cc32eca05d5183c6c9fc749d9d1c3.jpg)
ヤナギラン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e2/a03304bc5f5b83780665e7bbca0bfa2e.jpg)
ジギタリス(狐の手袋)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a1/861b51afb29f13e77a627d974ec91eb0.jpg)
石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0f/3b5404eca41d547f922ec74db7cbaab3.jpg)
黒いナメクジ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/19/cf45cea017e6be869a8145f4762d9321.jpg)
棄てられタイヤ。
ぴょんぴょん飛び跳ねたり、たまに寝転がって大の字になって、空を眺めたりしながら、
丘を転げ降りていきました。
が、
残した車が心配で、、、車が見えなくならないある程度まで行ったら、引き返します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d5/5d2f7e24476d7fe66e00edfcf7d696c5.jpg)
ムーア。荒れ野。
その植生から、「ヒース」と呼ぶ場合もあるらしいけど、ムーアとヒース、その違いがまだ、良く判らない、、、。
ロンドン郊外のHampstead Heath(ハムステッド・ヒース)も、そういえば、こんな感じの草原の丘が、ありました。
あそこも、とても気持ちよかった。
(※そのハムステッド・ヒースの巻[2日目・その2]は、こちら>>☆☆☆)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/26/06f3bccd595045eda930e824fc29ca94.jpg)
この、なだらかで、一面に広くて、目立ったものは何も無いし、花も少ないけど、
びゅうびゅうと、風が吹いている感じ。
一面に茂る草が、ただただ、吹かれている感じ。
余計なものが無い感じ。
「荒れ地」や「荒れ野」っていうのも、微妙にニュアンスが足りない気がするし、
ましてや「湿地」や「湿原」っていうと、全然イメージが違う。
“嵐が丘”とは、まさしく。言い得て妙だと思います。
ううむ。
好きです。
*
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1a/89e56aaa83194d6b82aa68799efa3627.jpg)
>>続く。>>
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