今日は素敵な光りまばゆい雨上がりの、20度も越える
明るい一日でした。
明日もこのまま晴れが続いて、また暑くなるみたい。
、とか思ってたら、
さっきいきなり想定外の雨、そして落雷、ドカン。
帰りそびれました。。。
せっかくなので、
すっかり更新しそびれていた元旦の旅の話の続きを~~*
++++++++++++++++++++
伊豆半島の東岸の、某所です。
白い砂浜の、とても綺麗なカーブを描いた入り江。
Oクンに率いられるがまま、
磯の方へ行くと。。
摂理のきれいな断崖絶壁
奇怪な美
エメラルドの海
そして
秘密の洞穴!
洞穴、って言っていいのかしらん。
断崖絶壁が、海の波濤によってえぐられて出来た、
穴。
中は広い。
人が何かしてた痕跡があったり。
洞窟の中から外を振り向くと
こういう、
自然の造形によって見事にトリミングされた絵は、
なんか、ドキッとする。
巨大な獣に食われたその口の中から、外の世界を見ているよう
で、
再び出てみる。
キラキラした光り。
初日の出が高みへ昇った、そのキラキラした「初・午後」の光り。
磯のがけっぷちの、突端まで、
行って見る。
ザッパーン…!!って鳴ってます。
さて、
ここで初めて撮って貰う。
2012 初・撮られ。
そういえば、
自分はそもそも撮る一方で、撮られることはあんまりない。なので、
これはそういえば希少なフォトです。
だからと言って、価値があるんでも何でもないけど。
*
「なんか、ポーズして」
って言ったら、
確かに‘なんか’のポーズをしてくれた、オーくん。
そういえば、この‘なんか’は、一体なんだったんでしょうか。聞きそびれました。
そんなこんなで、
ひとしきりその眩い荒い海の姿を、特別なスポットで、ひとしきり、
静かに堪能して
戻る。
*
ふと振り返ると
登ってる。
よじ登ってる。
登りきる。
岩でした。
岩の上に、松が生えてたのです。
岩の上に生えていた松を、しばし愛でる人です。
彼は、次の瞬間何をするかわからない、宇宙を感じるほどに すこぶる自由人なので、
とてもびっくりさせられたり、
たまには うろたえさせられたりするけれど、
要するに、とても面白い人です。
あまりにも自由なので、
気まぐれに ほっといていてもぜんぜん大丈夫なところも、一緒にいて気が楽で。
いろんな意味で(良い意味で)、とても有り難い人です。
彼は海がとても好きらしい。
サーフィン中に何度も死にかけてるようだけど。
私は どっちかっつーと山の方が とても好き。
海は綺麗だけど、
「死ぬ」って想ってしまう。
「引きずり込まれたら死ぬ」って、なぜか想う。
足がつかないからか。
抗い難い波の強すぎる引張り力の怖さを、覚えているからだろうか。
あるいは、
水中では息が出来ないから。
海の中では生きていけないからだろう。
だから、
心の底で、どうしても落ちつかない、そわそわした畏れの感がある。
山は、どっしりと守ってくれる感じがある。
心の底から落ち着く。
なにより、「地に足が着いている」し、
帰るべき場所まで、文字通り「地続き」だから。必ず戻れる、という安心感がある。
夜の森のヤヴァさは さておき。
神秘的な気高さを湛えていながら、黙って、こちらを包み込んでくれる優しさがある。
深い呼吸が出来る。苔のひとつに、ミクロ&マクロのコスモスを感じることができる。
たくさんの命が、目に見えて鮮やかに、豊富に、そこにある。
その、安心感。
ただし、気を抜けば山も、「死」と紙一重になったりするけど。
自然は 何処にせよ、怖いところと優しいところと、両方あるもの。
海は海として、
やはり美しいから、
やはり惹かれる。
でも
そのあまりの力に取り込まれると「死ぬ」から、
浜辺を、
ぬっぺり濡れたふくよかな渚を、
ひたひたと、
足跡を残しながら、つらつらと歩いたりしている程度が、なんだかちょうど良い。
陸の生物として。
*
そんなこんなで
ひとしきり、午後の海辺にて。静かなひと時を愉しんだ後は、
温泉。
前日(=大晦日)に行ったほったらかし温泉から数えて、えっと何個めだったか。
3個目か。
目的も特に無く、なんとなくの流れのままに始まった自由小旅行は、
伊豆半島温泉行脚になっていました。
(そして、どんどん体調が悪化していくという。。)
ちなみに行った↓のは、
「千人風呂」として有名な金谷旅館てところでした。
ものすごい広いヒノキ風呂があります。
ナンテンの実が。
正月らしいですねー。
*
それから、
初そば*
さくら亭っていう、山芋とろろの食べられるお蕎麦屋さん。
写真の左側のが、山とろろ。大変美味しうて。
蕎麦大好き。
食べ終わったら確実に
そば湯。
これを飲むや、
「ああ、まさに、これを飲むがためだけに、あえて、蕎麦を食べたんだなあ・・」と、感慨深く想うのです。
蕎麦湯をいただくことで、蕎麦食における至福が絶頂に達するわけです。
そんなこんなで、初蕎麦でした。
*
それから、
道の駅に寄る。
超にぎわい。
「こっこ」発見!
やんごとなきマイガッデスの名を冠する恐れ多きこのお菓子を、
私は未だ食べたことが無い。
やんごとなさ過ぎるから。
でも、見つけるたびにとりあえず写真に撮っている。
*
そんな感じで
あたたかな伊豆ドライビング。
夜にさしかかって、やがて雨にも降られたり(もちろん初雨)しながら
湯河原から、箱根の山を巡ってゆき、
最終的には、
箱根湯本の奥=奥湯本にございます、
新しめの至れり尽くせり充実系温泉施設:
オーくんおすすめの「天山の湯」へ。
ここで、
「温泉しゃぶしゃぶ」なんつーセレブなものを晩餐としていただきまして。
2012初セレブね。
で、ここのお湯がものすんごく熱すぎて熱すぎて熱すぎて
ろくに入れないし
体調悪化して、
ぐったりしながら無理矢理「もういいから、もうちょっと無理だから」て言って打ち切る感じで、
2012年・初旅は、幕を閉じましたので、ございました。
終わりー(やっと!)
*
PS:
この後の数日の正月休みは、みごとに丸々、寝込み倒して、
終わりました。
多分、ちょっとぬるすぎた ほったらかし温泉の後の、
コンビ二での車中泊(暖房かけず)
が
良くなかったんだと思います。
*
そんなこんなで、
もう春ですね。
オーくんとは、この後も ちょこちょこ一緒に出かけてます。
ついこの間の、4月頭の強行突破関西旅行も、一緒に行きました。
そして、桜が見事にゼロ分咲きの吉野山にて、彼は失踪してしまうのです。
、が、
それはまた別のお話。ということで。
*
雨が止んだみたい。帰ります。
*
明るい一日でした。
明日もこのまま晴れが続いて、また暑くなるみたい。
、とか思ってたら、
さっきいきなり想定外の雨、そして落雷、ドカン。
帰りそびれました。。。
せっかくなので、
すっかり更新しそびれていた元旦の旅の話の続きを~~*
++++++++++++++++++++
伊豆半島の東岸の、某所です。
白い砂浜の、とても綺麗なカーブを描いた入り江。
Oクンに率いられるがまま、
磯の方へ行くと。。
摂理のきれいな断崖絶壁
奇怪な美
エメラルドの海
そして
秘密の洞穴!
洞穴、って言っていいのかしらん。
断崖絶壁が、海の波濤によってえぐられて出来た、
穴。
中は広い。
人が何かしてた痕跡があったり。
洞窟の中から外を振り向くと
こういう、
自然の造形によって見事にトリミングされた絵は、
なんか、ドキッとする。
巨大な獣に食われたその口の中から、外の世界を見ているよう
で、
再び出てみる。
キラキラした光り。
初日の出が高みへ昇った、そのキラキラした「初・午後」の光り。
磯のがけっぷちの、突端まで、
行って見る。
ザッパーン…!!って鳴ってます。
さて、
ここで初めて撮って貰う。
2012 初・撮られ。
そういえば、
自分はそもそも撮る一方で、撮られることはあんまりない。なので、
これはそういえば希少なフォトです。
だからと言って、価値があるんでも何でもないけど。
*
「なんか、ポーズして」
って言ったら、
確かに‘なんか’のポーズをしてくれた、オーくん。
そういえば、この‘なんか’は、一体なんだったんでしょうか。聞きそびれました。
そんなこんなで、
ひとしきりその眩い荒い海の姿を、特別なスポットで、ひとしきり、
静かに堪能して
戻る。
*
ふと振り返ると
登ってる。
よじ登ってる。
登りきる。
岩でした。
岩の上に、松が生えてたのです。
岩の上に生えていた松を、しばし愛でる人です。
彼は、次の瞬間何をするかわからない、宇宙を感じるほどに すこぶる自由人なので、
とてもびっくりさせられたり、
たまには うろたえさせられたりするけれど、
要するに、とても面白い人です。
あまりにも自由なので、
気まぐれに ほっといていてもぜんぜん大丈夫なところも、一緒にいて気が楽で。
いろんな意味で(良い意味で)、とても有り難い人です。
彼は海がとても好きらしい。
サーフィン中に何度も死にかけてるようだけど。
私は どっちかっつーと山の方が とても好き。
海は綺麗だけど、
「死ぬ」って想ってしまう。
「引きずり込まれたら死ぬ」って、なぜか想う。
足がつかないからか。
抗い難い波の強すぎる引張り力の怖さを、覚えているからだろうか。
あるいは、
水中では息が出来ないから。
海の中では生きていけないからだろう。
だから、
心の底で、どうしても落ちつかない、そわそわした畏れの感がある。
山は、どっしりと守ってくれる感じがある。
心の底から落ち着く。
なにより、「地に足が着いている」し、
帰るべき場所まで、文字通り「地続き」だから。必ず戻れる、という安心感がある。
夜の森のヤヴァさは さておき。
神秘的な気高さを湛えていながら、黙って、こちらを包み込んでくれる優しさがある。
深い呼吸が出来る。苔のひとつに、ミクロ&マクロのコスモスを感じることができる。
たくさんの命が、目に見えて鮮やかに、豊富に、そこにある。
その、安心感。
ただし、気を抜けば山も、「死」と紙一重になったりするけど。
自然は 何処にせよ、怖いところと優しいところと、両方あるもの。
海は海として、
やはり美しいから、
やはり惹かれる。
でも
そのあまりの力に取り込まれると「死ぬ」から、
浜辺を、
ぬっぺり濡れたふくよかな渚を、
ひたひたと、
足跡を残しながら、つらつらと歩いたりしている程度が、なんだかちょうど良い。
陸の生物として。
*
そんなこんなで
ひとしきり、午後の海辺にて。静かなひと時を愉しんだ後は、
温泉。
前日(=大晦日)に行ったほったらかし温泉から数えて、えっと何個めだったか。
3個目か。
目的も特に無く、なんとなくの流れのままに始まった自由小旅行は、
伊豆半島温泉行脚になっていました。
(そして、どんどん体調が悪化していくという。。)
ちなみに行った↓のは、
「千人風呂」として有名な金谷旅館てところでした。
ものすごい広いヒノキ風呂があります。
ナンテンの実が。
正月らしいですねー。
*
それから、
初そば*
さくら亭っていう、山芋とろろの食べられるお蕎麦屋さん。
写真の左側のが、山とろろ。大変美味しうて。
蕎麦大好き。
食べ終わったら確実に
そば湯。
これを飲むや、
「ああ、まさに、これを飲むがためだけに、あえて、蕎麦を食べたんだなあ・・」と、感慨深く想うのです。
蕎麦湯をいただくことで、蕎麦食における至福が絶頂に達するわけです。
そんなこんなで、初蕎麦でした。
*
それから、
道の駅に寄る。
超にぎわい。
「こっこ」発見!
やんごとなきマイガッデスの名を冠する恐れ多きこのお菓子を、
私は未だ食べたことが無い。
やんごとなさ過ぎるから。
でも、見つけるたびにとりあえず写真に撮っている。
*
そんな感じで
あたたかな伊豆ドライビング。
夜にさしかかって、やがて雨にも降られたり(もちろん初雨)しながら
湯河原から、箱根の山を巡ってゆき、
最終的には、
箱根湯本の奥=奥湯本にございます、
新しめの至れり尽くせり充実系温泉施設:
オーくんおすすめの「天山の湯」へ。
ここで、
「温泉しゃぶしゃぶ」なんつーセレブなものを晩餐としていただきまして。
2012初セレブね。
で、ここのお湯がものすんごく熱すぎて熱すぎて熱すぎて
ろくに入れないし
体調悪化して、
ぐったりしながら無理矢理「もういいから、もうちょっと無理だから」て言って打ち切る感じで、
2012年・初旅は、幕を閉じましたので、ございました。
終わりー(やっと!)
*
PS:
この後の数日の正月休みは、みごとに丸々、寝込み倒して、
終わりました。
多分、ちょっとぬるすぎた ほったらかし温泉の後の、
コンビ二での車中泊(暖房かけず)
が
良くなかったんだと思います。
*
そんなこんなで、
もう春ですね。
オーくんとは、この後も ちょこちょこ一緒に出かけてます。
ついこの間の、4月頭の強行突破関西旅行も、一緒に行きました。
そして、桜が見事にゼロ分咲きの吉野山にて、彼は失踪してしまうのです。
、が、
それはまた別のお話。ということで。
*
雨が止んだみたい。帰ります。
*