歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

オハナの中の夢草さん

2010年09月28日 | 遊興 -pleasure-
ものすごい雷雨。秋雨前線の影響と云う。

今年の気象はどうも、極端に過ぎる。

雨降らず、暑すぎた八月。
雨が降り、寒すぎる九月。

いちいちが、「○○すぎる」。

このぶんじゃ、この冬は、、、




ほっこりすることも、あります。

このまえの日曜日。



三軒茶屋のギャラリーカフェ、「OHANA」に行って来ました。

知人の作家さんが展示をやっていると、
とても素敵なお葉書を頂いたので。



あー、やっぱり、
素敵。


やさしい色とりどりの花に みちあふれていました。






今年の五月の、ゴールデンウィークのことでした。

  その時の日記は、、>>こちら
  (GWのことだけど、丸一ヶ月後に書いていますね;)


葉山の芸術祭に訪れた時に出逢った、作家さん。

「砂田夢草(ゆめくさ)」さんと云う方です。



五月の葉山で出逢ったのは、

「草の精霊」でした。



土鈴。
土で出来た鈴です。
ごろごろと、振ると、大地をくすぐる音がします。


ひと目惚れして、しかし金も無い、
さんざ悩んだ末、ひとつだけ(神様だとすると、一柱、かな?)



連れ帰って来ました。




今は、
マイルームの枕元の「森」の中に、ちょこんとまぎれ込んで、

変わらず、

やわらかく



微笑んで居てくれています。




砂田さん、
この展示をするに当たって、ネットで自分の名前を検索してみたら、

この「歌庭」に行き着いて、
「あら*」と、憶い出し。

お葉書を送ってみよう。と、思ってくれたんだそうな。


それが、
前の高円寺の職場に届いて、

高円寺の上司から回遊して、
自分のもとに届いて。






今回、例の土鈴の精霊は来ていなかったけど、

もうひとつ、とても気になっていた:



ひょうたんのオキアガリコボシ。

赤ちゃんのための、ガラガラです。

これまた振ると、かわいらしい、なんだか懐かしい、鈴の音が響きます。



葉山の時の。↑



「ああ、これは、」と、
ピンと来て、

ひとつ、買いました。






砂田さんと、
密教を研究しているという(興味深い!)近所のお友達に混じって、
しばし歓談。

それから、
葉山でお邪魔した キサラさんという、これまた面白楽しい方も合流して、

ひとしきり、おしゃべりしました。


北鎌倉の山間に、植物にがっつり囲まれた庵に住んでいるという、
砂田さん。

北鎌倉に居を構えて、20年、いや、30年だったか、
庵は、山の植物でもう、ボーボーで。
、、なんて聞くと、
元森番ソウルがウルトラ・ウズウズ、、、

しかも そのお家の棚には、例の「精霊」たちも、
いっぱい居るそうです。

ときめきすぎて悶死しそうな。

ちなみに、独学で焼いているので、「夢草焼」なんて言っているそうです。


いつか遊びに行きたい。

北鎌倉。






そうこうしているうちに、

夜は すっかり更けて、
雨も ちらほら、降り出していました。






砂田さんの「OHANA」での展示、

なんと明日=29日(水曜)まで!



ギリギリで申し訳ないですけれど、
夜23時(!)くらいまでやってるはず。

最終日は、「根っこ」という方のライブ(投げ銭制)もあるそうです。
19:30から。


気になる方は、ぜひ行ってみてね*





砂田さんのお花たちが 空間にしっくり馴染んでて、
あふれていて。

むしろ、
普段のカフェがどういう状況なのかが、わかりません。


 from earth cafe:「OHANA(オハナ)」のHP>> http://www.cafe-ohana.com/


ちなみに、
「OHANA」というのは、まあ「オハナ」なんですけど、
「お花」ではなくて、
「家」とかいう意味の、ハワイの言葉だそうです。


ハワイか。


今年は、なんでだか、
ハワイとか鎌倉に、妙にご縁があるみたいだなあ。、、と、、

、ふと。


そういえば、
ハワイには、今、友人が留学中なのです。猛勉強してるみたいです。
居るうちに遊びに行きたいなー・・・と思ってるけど。

とりあえず鎌倉は、必ずや行くだろうな。近い未来に。


行きたいところが、積もり積もって、
じりじり、順番待ちです。






やおら、九月の青

2010年09月25日 | 徒然 -tzure-zure-
九月の雨は、冷やし雨。

しんと 冷えた
薄らげな風の。
夏の余韻も褪め絶えたような

静かすぎる朝。

雨が少し降っていたのかもしれない。ちょっと、忘れた。


昔、ちょうどこんな季節に訪れたときのヨーロッパの空気に、最近の早朝はどこか重なるものがあって、

とても自動的に、ふっと、当時の感覚が蘇る。

特に、早朝。

ヨーロッパ。嗚呼、ヨーロッパ。ヨーロッパ。




「今日もまた、ずいぶん寒いね~」

「もう暖房点けたいですねー」


とか言いながら、
午前中、打ち合わせ。

シンボルツリーに、西洋菩提寺(リンデンバウム)を提案したら、即決。

その他もろもろの樹木、花、草。ご希望とおすすめのやりとりと、
「あとはまあ、お任せします、」で、落着。


終わって、昼寸前、

扉を明けたら、


まっすぐな青が どーーん!




もみくちゃに やぶれた白い雲が どどーーーん!

スカッ!と突き抜けた 光が どぱーーーん!




何かを忘れさせるような、眩しさ。

うっすら湿った、甘く醒めた空気。

ひゅるうと 通り過ぎる やわい残り風。

なぜか、葡萄のような香りが過(よぎ)った。





秋雨前線を引き連れた台風が、

ちょっと向こうのほうを、通り過ぎてったよう。

哀しい何かも 浮かれたい心も
一瞬で一蹴するような、静かで、大きな力。


九月の静けさは、大きい。




九月の青の静けさは、大きい。




休む間もなく午後一に、メンテナンスのひと仕事。そして、庭の打ち合わせ。


台風過ぎて、カラッと晴れて、また蚊が急に湧いてきた。

一気に襲われる。

今年は例年になく、蚊にもよく刺された。
いつもの10倍は、ムヒを塗りまくった。というか、来し方今まで、そんなにムヒを頼ったこともなかった。


よく刺されたし、
よく殺した。




事務所に帰って来て、あれこれやって、ふと、
ホッと一息ついてみたら、


窓から滑り込む ひんやり感覚の具合がまた、コロリと変わっており、

街路樹の濡れた梢の葉っぱが、緑と黄金に燃えて、
かすかに揺れている。


虫は、泣いてない。
何にも、泣いていない。


静けさだけが、泣いている。


九月最後の土曜日も、夕方の縁。


少し気が抜けて、

少し眠りたい。


窓からの風の心地よさが、
どろりと姿勢も崩して 少し居眠りしちゃうのに、
ちょうど宜しすぎる。


。。。


、と思っていた矢先に、


蚊に刺されたらしい。


ちょっと痒い。

眠たいのに、眠れなくなった。



そうこうしているうちに


事態は やおら、 急変。


さっきまでの窓からの風の
ちょうどよかったはずの心地好さが ガクンと落ち込んで、

居眠りするにはもう、ちょっと、寒すぎる。



ああそうだ、

なんでも そうかも。


日々 何も起こりそうになくても

事態は やおら、急変する。

急変するときは、いつも、「やおら」、だ。









オーヘマ・カマシテモータ

2010年09月23日 | 徒然 -tzure-zure-
パソコンと外付けHDDの不調。外付けHDDが壊れかけてるっぽい。

おかげで、
デジカメで撮った せっかくの写真たちがアップ出来ないという悲しい状況が
延々続いて、
ブログも滞り、悶々、悶々、もんもんもん、、、としているうちに、、、


十五夜 過ぎて、

秋雨が押し寄せ、

あれよあれよと

「秋分の日」だったのです。





この9月から、事務所の先輩デザイナーさんが産休(臨月)に入り、

とうとう、
デザイナー役が、自分一人になりまして、

案の定、ということなんですが、

忙しい。責任も重大。
「いいのかしら?こんな俺で」と不安になりながらも、
やるしかないので、
やれることをやっていますが、
やれるはずのこともちゃんとやれているのかも、
やれ、疑わしい。


だいぶ、ぎゅーぎゅー詰めで、
てんてこ舞い気味に、なっています。
連休なんて、気配も無し。


仕事が押し寄せて忙しい、ってのは、
このご時世に、とっても有り難いこと!(と、よく社長と言い合っている。)

だけど、ねえ、、。

やっぱり、
ほどよ~く、楽~に、身軽~になりた~いな~~。
という、ゆるくなりたい気持ちも。

そんなうまくは、いかないもんで。
ないものねだりの せめぎ合いです。

求められるうちが花。





忙しい!

っていいながらも、

お茶の稽古もしてるし、
バレエのレッスンも新しく励んでみたり、

はるばる秋田から来てくれた友人と遊んだり、
友人とお食事したり、
お友達の誕生日パーティーに駆けつけたり、


あれ?というほど、

強いて言えば、
寸暇を狙って、遊んでたりもしている。

まあ、
「まだまだ甘いよ、」って言われるんでしょうね。ほんとに死にものぐるいで働いて
本気で忙しすぎる人からしてみたら。





昨日は、仕事で、
大ヘマをかましてしまいました。

自分が担当している大きな案件のひとつが、ついに施工に入ったのですが。

早速やっちまった。


そもそも、
道はなかなか覚えないし、絶対迷うし、
運転はいつまでも下手(危険)だし、
仕事も失敗ばかり。

「すみません、、;;」と謝ることのない現場なんて、今までにひとっっつも
無い。


ぐうっと胸がおし潰されて、息がつまる、苦しい「申し訳ない;」の感じ。
毎度、毎度。
猛省。猛省。
いつまで経っても成長しない自分のダメさが、悲しくなります。
逃避したくなります。。。飛行機を見上げては、「空飛びたい、、」とか、呟いてみたり。


でも、


落ち込んで、げんなり暗くうつむいて、絶望に途方に暮れたり、
泣き暮らしたりしてても、

何ひとつも解決しないし。

そもそも、
そんなことしてる場合じゃないし、
時間も無いし、


問題の解決のためには、自分がとにかく、動かなきゃいけない。

自分が一時的に逃避しても、誰も救われないし、むしろ、迷惑を及ぼすだけ。
解決しないどころか、膨れ上がる迷惑。

そんなことじゃあ、いかんもの!
そうはいかんざき!



かます失敗が多い分、たくさん動き回るしかできないので、
たくさん、がんばるしかないわけで。

道に迷ったなら、すぐに修正しなければ。
失敗に気づいたら、すぐに対処しなければ。


幸いなことに、
同僚の職人のみなさんが、とても優しくて、救われています。
厳しくて、怒られてもいるけど。


たくさんの「すみません!」を、これでもかーこれでもかーとまきちらしながら、

性懲りも無く、なおかつヘマを繰り返しながら、
せめて「同じヘマ」だけはしないように、
超気をつけて、

たくさん、がんばります。





、、という、正念場の、

9月でした。


9月って確か、「長月」というんじゃなかったかしら、、、

といういぶかしみも 絶妙にかわす勢いで、

あっというまにもう、終りそうですね。
9月ったら。

びっくりですね。



いやなことも、
悶えることも、胸が詰まる悲しいことも、
おしつぶされそうなことも
毎日毎日、いちいち色々、あるけど。

楽しいことも、嬉しいことも、
実は毎日、ちょこちょこ、起きる。

起きそうになければ、自分で起こせば良い。


例えば、バレエやっちゃうってのは、極端だけど。

例えば、
誰かに、メールしてみるとか。電話してみる、とか。


親しい誰かの 声や 他愛のない話には、他愛のない優しさがあって、

屈託の無い 流れが生まれるから、

とにかく誰かに、ふれること。


ひとつ気をつけるのは、
愚痴は、言わないようにすること。


「ねえねえ、今度さあ、」

って、

近い未来に、なにか楽しげなプランを持ちかけてみること。


話しているうちに、
楽しげな妄想(=夢、とも言う)が暴走して、

すっかり、楽しくなっている。




最近、意識せずにそんなことをやっているうちに、
ふとさっき、そんなことに、気づきました。


楽しげな、近未来のプランでいっぱい。

そのプランを実現させるべく、仕事をガンバロウ!と言うモチベーションが、また、
生まれ出で。

つまりは、
「好循環」。


「悪循環」は、自分の力及ばないところでよく巻き込まれてしまうけど、
「好循環」は、自分で創り出せるものなのかも。


例えば、電話一本の、簡単な一声、それだけでも。





水浅葱色の折り花

2010年09月20日 | 徒然 -tzure-zure-
京都の会社に注文したちいさな品物が届きました。


ちいさな箱の中、
ちいさな部品のまわりに、

梱包の緩衝材として詰め込まれていたのは、

とっても綺麗な色の、

ほわほわの、

やわらかな和紙。


ありあまる感激で鼻血もの。


とりあえず、

「バラ」にしてみました。





水浅葱(みずあさぎ)色のバラ。


しばし、うっとり...。




...仕事の合間に、そんなことなぞ。




秋晴

2010年09月18日 | 徒然 -tzure-zure-
天晴水色。


是が秋晴れでなくて、何と言う。




どこかに、ふいっと、

ちいさくていいから、涼しげな緑のあるところに旅に出たくなるような、


涼しい風が吹いている、

青の朝。



今日もハナウタ歌いながら、
ボロクソの自転車で、仕事へ。



いつもより早めに出て、

キバナコスモスと青空を撮りました。





madamadada

2010年09月15日 | 徒然 -tzure-zure-
あの台風から、季節が がらりと変わり

セミはもう、鳴いていません。

スズムシがもう、鳴いていました。


扇風機はもう、動いていません。






ちょうど今は と言うと

虫の声も聴こえなくて、

ぽとぽと と

雨が。

たまに
シュバアーーーっと、
アスファルトにたまった水を切り散らす車のタイヤの、走り去る音。

あとは もう、

ただ 降り落ち続ける、 
しとしとと、

静まりかえった、夜の音。




あの台風から、にわかに 雨が降るようになり

風は「あれ、寒い。」と 感じるくらいに変わりました。


今日はとうとう、長袖を着ました。






パソコンの調子が悪く、写真がアップ出来ない、ここのところ。
それに乗じて、
ずいぶんと間が空いてしまったけれど、

元気にこつこつ、働いています。

今日も仕事、

明日も仕事。





ええと、どこから話そうか。


ここのところの こと。





9月11日。

大学の同窓会がありました。

文学部の、宗教学科の。

世代を超え、先生も交えの、大規模な同窓会でした。
この学科、史上初の試みだったそうです。


知る人は知る、知らない人はいぶかしむ、
俺のなぞキャリア。
なぞの紆余曲折をずんずん深め突き進みゆく「スタート地点」と行っても
過言ではないであろう、

「宗教学」時代。

正式には
「文学部 思想文化学科 宗教学宗教史学専修課程」
ですが。

進学(=スタート)したのは、
2001年。
卒業したのは、2003年。

えっ、もうそんな経ったの?

って、びっくりしました。


会場のお店に着いてみれば、見た事も無い人ばかり。
なぞの若者たちばかり。

2001年進学者(=自分ら)が、何故か、一番年上のOBだったようでした。

必然的に、
同年代でぎゅっと集まる。





「宗教」というと、

ここ:ジャパンでは、とりあえず、
「えっ、」
と、なります。

「ど、どういうこと?」みたいな、ね。


確か、別に、深い意味は無く、選んだんでした。
特別、信仰があるわけでもなく。

競争率が低かったから、とか、必要な点数が低かったから、とか。そういう感じ。

「宗教」って関連づければ、何を研究材料にしてもよさそうだなと。

一番自由が利きそうだな、と思ったんだった、確か。


自分の同期に限って言えば、
ほぼみんな、大体そんな感じだったような。

確かに、フリーダムでした。


すでに進学時点から「建築」のほうにぎゅーん!と興味が傾いていた自分は、
卒論のテーマも、当然「建築」で。(当時は安藤忠雄に心酔していました。今は醒めた。)

で、
なかば無理矢理ですが、安藤建築と宗教を絡めた論文を書きました。
なかば、じゃないね。相当、無茶ぶりだったと思います。

いま思えば相当恥ずかしい内容。
(こういうのは大体において、将来振り返ると恥ずかしいもの。)

突飛というか、
ただの妄想散文というか、、、
研究というシロモノではなかったのだけど、

「ああ、建築の君ね!おもしろかったよ、あれ」なんて、
先生に憶い出してもらえたりして、そうお優しく言って頂けたりすると、

「ああすみません!」と思いつつ、
「まあ、良かったのかな」、と。


それで、

さらりと建築学科に入り直した と思ったら、
造園/庭という世界のほうへと、また、傾いていくわけですが。





同期は、仲が良くて。
ちょこちょこと、忙しいながらも能動的に、会ったりしています。

「宗教」なんていうと、やはり、ちょっと病んでる人とかも居たりするものらしいです、が、
同期に限っては、みんな、健やかなようです。精神的に。

で、
自分なりの、自分らしい道を、突き進んでる。

すごく「自由」な感じに、
とても楽しんで、生きている。
、、ようにみえます。
もちろん、それぞれに超ーー苦労しているはず!だって、自分もそうだもの。

自分なりの道を突き進むって、意外や意外、結構苦労。
最高の幸せを求めるなら、苦労しないで済むわけない。

でも、
いつ会っても、明るくて、楽しそう。


金儲けとか、立身出世とか、
そういうんじゃないところで、でもとっても頑張っている。みんな。

自分の想う「これぞ俺の楽しい生活!」をまっしぐらに追求する、という姿勢が、
なんでかな、みんな、共通している気がします。



 出版業界に行った人が なにげに何人も居る。その他は、

 医者になった人もいれば、

 歯医者になった、、かと思いきや、また医学部に入り直したばかりの人もいれば、

 先生になったひと、
 鍼灸師にならんと励んでいるひと、
 音楽家、
 子どもを産んだひと、
 造園家(←俺)

色々、バラバラ。

おもしろいくらい、バラバラです。

でも、集まると わーっと話が明るく華やいで、繋がって、
ぐるぐる輪が回転して伸び上がって、止まらなくて、
とにかくなんだか、
楽しい。


バラバラなのに、分かち合えるものがある。
決して、宗教談義なんかするわけじゃなくて。

共通項が すでに「宗教学科」という型や枠ではない、
別の次元で、妙にしっかり、繋がっている気がする。


みんながそれぞれに、自由奔放に、生きている。
楽しさを求めて、生きている。


それが、すごく、
自分の心の支えになっている気がします。
励み、というか。


「自分は、自分なりに、自分の想うように、
 好きなように、やりたいように、生きていっても、いいんだ。」

って、とっぷり信じてしまってもいいんじゃないか?という気持ちに、
判子押してもらえるような。

ついつい後ずさりしそうになる背中を、ぐっと、支えてもらえているような。


何気なく、
心の拠り所にしているみたい。


この同窓会で、そんな自分を、改めて感じました。


同窓会って、
気持ち的に、「原点に立ち返る」ことが出来る気がします。

日常の波の中で、なんとなく見るのを忘れていた 心の根っこ。






帰り際、

「いいですねえ。君たち見てると、未来があって、いいですねえ。」

懐かしい、同じ声で、
同じ調子で、先生が仰言た。


「君たちは、いいですねえ。なんだか、希望が持てますねえ。」

と、

「宗教学というと、だいたい、消息がわからなくなる人とか連絡つかない人とかね、必ず出るんですが、」
 
という前置きのあとに、
淡々と、

「いいですねえ。」と、仰言た。


あー、いいのかなあ。

そうか、いいのかも。


齢三十。「まだわからないと想いますけどね、」


「君たちには、未来しかないですから。」

って
こころなし強めに、先生が仰言た。





「自分には、未来しかない。」


その文言。なぜか、
去年 独り立ちし(てしまっ)た時からずーっと、胸に抱えている言葉。
ちらほらと口にもしていた言葉。


辞めた!という時に、胸にばーっと迫って来た感覚が、それだった。

「もう、未来しか、無い。」



それから一年半くらい経っても、

まだまだ、
まーーーだまだ、

未来しかないみたい。

齢三十。
いつまで経っても、駆け出しです。





まだまだ、先は長い。

まだやれていないことが、いっぱいある。

すなわち、

これからやれることも、いっぱいある。


まだまだ、まだまだ。

まーーだまだ。

死ぬまでは、まだまだだ。


やりたいことは、ぜんぶやり遂げたい。





ところで、
同期の宗教メンバーに、今、
ベビーブームが来ています。ベビーラッシュ。

続々と産まれ来る、新しいこどもたち。

気づけば、
独身者なるものも、片手指折り数えられるほどに(俺含む)。


、、、まあ、


まだまだ。まーだまだ。

やらなきゃいけないことは、いっぱいある。


明日も仕事。
明後日も仕事。

毎日修業。
日日是修業。

、あ、


明日は バレエのレッスン:第二回だー*
楽しみだ。

そして明後日は、お茶のお稽古。これまた楽しみだ。



毎日、楽しみを織り交ぜて。

やりたいことは、極力ぜんぶ、やり遂げたい。


そうこうしているうちに、

秋は深まり、
芋栗かぼちゃの美味しい季節に、なりますね。






海とおとなの夏休み(とポニョミ)

2010年09月10日 | 遊興 -pleasure-
もりっちに誘われて
鎌倉に行った日曜日の話。後編。

前編はこちら

ポニョミがあふれかえっております。



ところで、ランチで訪れたのは、CANTINAという名前のお店でした。
134号線沿い、逗子マリーナの、ナポリレストラン。


ああ、うまかったわー。ピザ。


そして、可愛かった、ポニョミ。





ポニョミのパパが運転する車は、
さっきの鎌倉のCLOUD BLDG.(クラウド・ビルディング)に 一瞬、戻りました。

お仕事があるので、ここで退去となった、友人リサの友人、ayakaさん。

はじめましてでこんにちはで、あれよあれよと、さようなら。


入れ替わりに:

ここから合流したのは、野口造園お馴染みの友人。Oくん。

ひさしぶりーでどーもどーもで、いつもいつもお世話になっとりますー。





P一家の車が向かったのは、

葉山の、ビーチのそばの、一軒のお店、、、というか、、、



家?

BEACHという、

アウトドアショップ。というか、

オープンガーデンのような。

ずいぶんと開放的な、
アウトドアフィットネスクラブでした。



ここが何なのかよくわからないまま居たんだけど、
なにやら くつろいでよさそうな感じだったので、

いっとき、まったり。




さっきまで車ではしゃいで、




ぱたりと寝入ったポニョミ。




簡単には起きないポニョミ。

やんごとなきポニョミ。




どうやら 外のテラスの方が涼しそう。




ほんとだ、涼しい。

ということで、
外に移動。



セクシーポニョミ。

アップでポニョミ。




離れて ポニョミ。

引きで ポニョミ。


俺の服(=最近お気に入りの、タイの前後エプロン系スカートパンツ)
なめの、

ポニョミ。




ポニョミとOくん。

最強の布陣。



ポニョミの
放送禁止ぎりぎり・セクシーショット(おむつがはみ出てるー*)
なめの、
柔軟体操中のOくん。


最強の構図。





特に何をするでもなく




ただ、まったりしました。




それから、

「ここまで来たからには。」

当然、そっちへ行きましょう。





葉山の




海です!




黄昏寸前、真夏の昼下がりのオーシャン。

眩しい。激マブ。




ふと見渡すと、




シーグラスがいっぱい!


大漁大漁*





もうクラゲも出ているはずだから、ちょっとおっかないけど、




入るよ。足だけ。





洗われるよ。

足のうらから、砂がしゅるしゅると流れていくよ。





育児と仕事を両立するP一家のマザー、ピロミ。

つかのまの休息かしら。

すごいなー。赤ちゃんのパワーって。
そして、
すごいなー。母親って。

感嘆するしかない。





リサと、Oくん。



働く大人たちの、

つかのまの夏休み。







海って、
なんか、


言葉とか、要らなくなるなあ。

なんか、

ぼーっと、する。


ぼーっと できる。

とりあえず今は、他に何も要らないな、と思える。

ただただ、ぼーっとしてて、いいよね。と、思える。









ちなみに:

起こされたポニョミは

あいにく 今日は
「こわい。」と、

海を拒否。






ということで、




2010年、夏の終わりに、よかった、行けた。

海でした。







ところで、

波打ち際で 波の洗い砂に足を浸していたせいか、

帰ったら、足のうらが(角質とかボロボロだったのが)
きれいさっぱり、つるつるになっていました!

塩揉みマッサージ的な効果か。


そして、

ぐったり。

海って、行くと、なんか、
思いっっきり 疲れてるんですよね。
なんとなく、心地好いんだけどね。


太陽の爆発的な力が、増幅されているのかな。





先週の、日曜日。

大人の ちいさな 夏休み。





鎌倉、今回はほとんど巡らないで、まったりすごしたので、

また行きたい。今度はいっぱいあるお洒落スポット(と寺)を、しらみつぶしに巡りたい。





追伸:

もりっち、ありがとう*

何も売上げ貢献してなくて、ごめんなさい;
いつかいつか、



「この壁一面、ぜんぶ ください。」
って、言いたいよ。

そんぐらい、大ファンです。


~$ 野口造園は もりっちこと“森野美紗子”を おおっぴらに全面的に 応援します $~



ポニョミのことも、ソウル全開で応援しています。


ちなみに:

今週の 日曜日は、





ポニョミの 2歳の 誕生日。

早く、おめでとうって、言いたい。





(註:「ポニョミ」は「歩如美」と書いてポニョミです。
    、、などという、ドキュンなネームでは 決して無く、
   ちゃんとしたお名前の子です。野口が勝手に愛を込めて「ポニョミ~!」と呼んでいるだけですので、   あしからず。)



白露雨上がり

2010年09月09日 | 徒然 -tzure-zure-
ほんっとに、ひさしぶりに、
雨。

降ってくれました。


いつぶりだろうーーー。憶い出せないほど。
待ってました!
恵みの雨だ!

内心浮かれて、降り注ぐ様を、眺めていました。




待ちわびました、命の水 for free。

のどカラカラ、
ただ耐えるばかりの植物にとっては、
命そのもの。


雨は恵みです。これは、ほんとに。

田んぼなんか、こんなに雨が無くて、どうなっちゃってんだろう;、って、
心配になったり。他人事ながら。いや、他人事じゃないやね。


雨の次に来る すかっ!と晴れた朝は、

目にも明らか

植物たちが 生き生きと、
まっすぐ、立ち上がっています。


命の雨の次に来る、 すかっ!と晴れた朝には。

雨のあと特有の、
甘い緑の香りと、

あと、


妙な 「静けさ」が、漂っているような。

そんな気がしませんか?





雨のあとの
晴れた白い光を浴びる町は、
なんだか妙に、静かに見える。


、、なんだけど、


その静けさの 見えない奥で ふつふつと沸く、
“熱”のようなものを、感じる。


「さあて今から、動き出すぞ、、、!」という、
力のようなもの。

雨の降るあいだ、静かに溜めこんでいた 力 みたいなものが
いざ じわり立ち上がり むくりと動き出す直前の、

凪、のような、

本当は奥の方で動き続けていて、
本当は鎮まり返ってなどいない、

不思議な 静けさ。





  雨のあいだ
  息をひそめて まどろんでいた 木蔭の鳥たちが、
  ちよちよと また歌い出す。

  と、その前に、

  すうっと息を吸い込んで、

  、、、って、

  吸い込んでみたら、その空気が なんだか、
  なんとも 甘くて、
  なんとも やわらかくて、
  ミネラルで、たぷたぷしていて、 
  あまりに美味しい!

  とぷとぷの湖の水に触ったようで、
  陶然としてしまって、
  なんだかこれは、うっかり、心地好い、、。

  となったら、なんとなく、
  せっかくの その “ひと息”を、あっけなく 吐き出してしまう前に
  ちょっと、溜めておきたいかも。胸の中に。

  からだの中に。



、、、という、
鳥の気持ち。(妄想)





謎の鳥の気持ちの妄想は さておき


雨上がり特有の、
たぷたぷの湖のような、不思議な静けさ。

それが、
いつもいつも、気持ちが好い。


その不思議な静けさの中で、

いちばんに吸い込む、ひと呼吸目。

いちばん最初の、
いちばん まっさらな 空気。


それが、
嵐が持って来てくれる、はるばる南の海からの、
うれしい置き土産の ひとつ。









恵みの雨は、
場所によっては 災害になってしまって
軽率に 大手を振ったりして喜んじゃいけないのかも、しれないけれど。


正直申し上げて、

嬉しくて、たまらない。


今年は 梅雨さえ あんまり降らなかった。(東京は。)

夏はことさら、暑かった。(どこもかしこも。)

だからか、
雨が恋しかった。(少なくとも自分と、植物は。)


「雨が欲しい、雨が降ればいいのに」
って、
ひたすら待ち遠しくてたまらなかった。

なぜだか。



「嵐!」、というほどには、(東京上空では)荒れ狂わなかったけれど、

台風は 去りしなに



ムラサキの色を置いていった。


これも
嵐の来るたび 心ひそかに待ちわびている
嬉しい置き土産の、ひとつ。






まだ 雨の香りの漂っていた、
今日。


打って変わって ひんやり 鎮まった、

雨の次の日の、

今日の、世界。





暦の上では

「白露」を越しました。








帰り路はもう すっかり

夕暮れでもなく





火の焼け落ちて

暗がりに。


次の節目は、いよいよ

「秋分」です。






小さな さびしい ぽつんとした灯が

にじんで

あったかく見えるようになってくる。







湖のような やわらかな静けさ





ぽつんと

にじんで




ふいに

ゆらいで




どことなく

あったかく見えるように、なってくる。









どことなく
唐突でしたが


かくして、
やって来てしまったようです。


秋が。











ポニョミ、鎌倉に降り立つ

2010年09月07日 | 遊興 -pleasure-
日曜日、鎌倉に行ってきました。

友人:もりっちが出店する蚤の市へ、応援がてら、
遊びがてら。


場所は
CLOUD BLDG.(クラウドビルディング)というセレクトショップ。




素敵ショップでした。
作家さんの ほんわか手作り作品や、
アンティーク。植物。




このお店だけじゃなくて、
鎌倉一帯、
ゆるやかで 落ち着いていて ハイセンスな
別荘地的なおおらかさのある、お洒落スポットになっていました。




11時のオープンと共に、予想以上にどどどっと混み合う店内。

ふと店内の壁を見ると





もりっちの作品が!
好いポジションを陣取ってます。

あいかわらず、素敵。



もりっちは、毎回会うたびにちっちゃくなったように見えます。
相変わらず、森の妖精っぽい感じでした。


応援しに来たんだか、邪魔しに来たんだか。
ひとしきりまとわりついて、

気づいたら
もりっちのイラストの


便せん(になりそうな紙)を

なぜかタダで、もらってしまいました。(しかも たっぷりくれと要求。)

そして、

うっかりしたことに、もりっちの作品(売り物)を買うのを、
完全に忘れていました。




何組かの鎌倉ゆかりのアーティストさん/お店が集まっていた、蚤の市。

森テラ時代に出逢っていた 絵本作家さん:こじまさとみさんとも、
再会しました。偶然です。


こじまさんの作る「Apple Clover」というフリーペーパーに かつて超感動して以来、
こっそり勝手にファンだったのですが。

再会ってのは、嬉しいです。





そしてもう一つ、再会。



ポニョミー!
もうまもなく、2歳です。


ポニョミ率いる P一家を、誘ってみたら、
会えました。


P一家は、夫婦共々、
ポニョミがこの世にまだ居ない頃からの、造園つながりの友だちです。

これまた、存外に ひさしぶりの再会でした。



ポニョミが。俺のポニョミが。
またでかくなってる*





再会を喜びつつ、

油断していると品が消えていく 賑々しい蚤の市をキョロキョロ。



「木木」というお店で、
複数の色が綯い合わせられたおシャレな糸に出逢って、P一家のP夫人ときゃあきゃあ盛り上がったり、

「点と線模様製作所」こと岡理恵子さんの作品と出逢って、

「これは、まさに、俺(のツボ)だ!」と、
ひとめぼれしたり。




「mori」という作品。俺のツボ的、色遣い。そして、ツボ的、絵。



う~~ん、この人の作品だけでも、とりあえず全部集めたい。欲しい。


あれやらこれやら。

見渡せば見渡すほど、愛すべきものに満ちあふれ過ぎてて、どうにも大変だ。


久しぶりにこんな、
「あれもこれも欲しい」と、うわーーっと昂揚する感じ、味わいました。


またひとつ、ふたつと、
自分の世界の彩をふくらませてくれるもの/ひとと、出逢った。


やっぱり、動けば動いただけ、新しい出会いがあるなあ。と。






お昼になったので、一段落して。




P一家の車に便乗して、いざ、鎌倉の街へ。

ランチへー!





ポニョミが、ふつうに、歩いとる。。。

俺のポニョミが。。






かわゆすポニョミ。





辿り着いたのは、逗子の海にほど近い、



なにやらチョコが有名らしい、
イタリアンレストラン。



マリーンな気分を高める、前菜。




感極まって手が震える。



ピザ来たー!

久しぶりの ピザ~~♪

マルゲリーータ!


この後は、食べるのにいっぱいで、だいたい撮るのを忘れました。



はしゃぐポニョミ。



なぞの 母娘組体操。





「ぴ ざ。」

四種類のチーズがとろりとけた、ちょっと大人なブルーチーズな味もするピザが
どうやら気に入ったポニョミ。


そして

「もも。」



桃のタルトを要求するポニョミ。




食べながら乱舞するポニョミ。




犬神家のポニョミ。



ノンストップ・ポニョミ。




犬神家のポニョミ2。

ポニョミはかなりアクティブ。追突は激しめ。



赤子が居ると、赤子ばっっっかり、魅入ってしまうね。


、しかし、


かわいい つーか、


、、、超 大 変!!!





デザート。



ここの名物、なんとかかんとかのチョコのソフトクリーム。

超 う ま し!!






のんびりランチ、終了。




じゃあ、今度は
「海へ!」



「風をちょうだい!」女優、ポニョミ。




天を仰ぎ、風を招くポニョミの舞い。

フラダンスを憶い出した。




チラリ。

「ちゃんとうまく撮れてるかしら?」撮られていることを解っている女優、ポニョミ。

「可愛い顔ちょうだい!」って言ったら



「えへへ~」


き、決め顔!
こやつ!女優!

末恐ろしい。




いないいない



ばーーーー!




キャーキャキャキャ*

キャーーーー!!




とかやっているうちに




海ー!

ウインドサーファーごった返しております。


とかいっているうちに




ポニョミ がくん。

一度寝たら しっかりがっつり寝っ放しで居てくれるんだそうです。




というわけで




フィーチャリングポニョミやりすぎてたら
長くなってしまったので


 次回に続く。>>>







神のこどもたちはみな踊る

2010年09月04日 | 徒然 -tzure-zure-
雨が降らず、

熱も醒めないまま、


真夏の九月。




とりあえず、
夏の “暑さ” に関しては、
ずいぶん満喫したかな。


「厳しい残暑の候、くれぐれもお体に気をつけて、、、」

何度も何度も、この挨拶。

さすがに、
もう、いいな。




現金なもの。

百日紅もじゅうぶんに見たし
心は すでに
秋の方へ。

ひゅーーーう と吹く風の方へ
すり寄りつつあります。




いかがお過ごしでしょうか。







私はというと、
日々是、労働。

新しい職場で、やっと3ヶ月経ちました。
(長かったー;)



脇目もふらず、頑張ったで賞。

そろそろ、
なんとなく、落ち着いて来ました。


お茶のお稽古も再開出来たし、

なんと、



バレエ・デビュー!
してしまいました!


齢三十にして

「踊ってみたい」
長年のひそかな念願 やっと叶った!


いやー


難しいですね  バレエ


自分、背筋(はいきん)や 腰や ふともものウラ側やら
要するに
「ウラ側」全般が 超硬くて弱い ってことが、判明しました。


初レッスンの夜以来、
背筋(せすじ)をピーーーンと立てることに、超・気を配っています。

会社でも、パソコン撃ちながら天に向かって真っ直ぐピーーン!

意識しないと、ぐにゃってしちゃってる。


背筋伸びてると、確かに、シャキンとする!



月2回のレッスン
、と、
日々の柔軟・からだの修正

がんばろう*



えー

いったい どこを なにを めざしてるんですか?


みたいに訊かれたら


歌って踊れる造園家です(キリッ


って言うことにしようと 思います。






そうこうしているうちに
気づけば


いつもの公園を通る頃合いで始まっていた夕焼けも




まだまだ白く 明るかったはずの
帰り路の夕暮れ色も

紅色
金色
あっけなく





通り越して、



宵に現れる “火の鳥”も




あっけなく 闇に翳(かす)んで消えてゆき



公園の出口に着く頃は

藍の深まる
宵色モード。





いつも そこには

静かに 空を 眺める人がいます。



いつも この、
空の大きく開けた この公園には

静かに 空を眺める人たちが

それぞれの歩く速さで

行き交っては

立ち止まって

空を眺めています。



静かに 立ち止まって 空を眺めている
そんな人が多い公園。


みんな それぞれに

ひとりです。



だけど

実は



ひとりじゃない。



まったく知らない関係で

ほとんど関係し合わない距離で

そのまま触れ合わなければ 何も起きない
けれど

その後の人生にも おそらく 何の支障も無い
けれど


たまたま

同じところから

同じ空を


“一緒に”見ている。




そんな関係。


そして
それを 少し離れて眺めて(シャッと隠し撮りして)いる
こんな自分も。


同じ日
同じ時間に
同じ空を
“一緒に” 見た 関係。
、、の、一員。


実はそこらじゅうに たくさん居る中の、一部構成員。


同じ日
同じ時間に
同じ空を
“一緒に”見ていようと

そのとき
何を 想って
何を 胸に抱いているのか は
きっと間違いなく
ひとりひとり
全く別ものだけど


大きな公園には、

そういう
交わらない 交わりが、さりげなく生まれている。





ひとりだけど

ひとりでもなく。


つかず はなれず


出逢ってないようで
出逢っている


関係ないようで、
関係し合っている

そんな関係が




実は たくさん、

ふつうの日常の中に、

ごくごくふつうに、さりげなく。






さて、

今日はお休みがとれたので
これから お茶のお稽古です~


シャン.として来ます。




そして、

明日は

鎌倉に行って来ます!



かわいい友人:もりっちが、
鎌倉の素敵作家さんの集う蚤の市に出るというので、
遊びに行って来ます*


もりっちというと
ちらちら歌庭にも登場してくれております、



風吹き抜けるマイルームの 宙で

俺の作った「四月のひらひら」と一緒に ゆらゆら揺れてる
花の「ちょうちょモビール」を作ってくれた、
もりっち先生でございます。


おヒマな方は、いざ鎌倉!


ちなみに:

「鎌倉はちょっと遠くて、むりだわ~」という
秋田在住の方!

踊る農家:フキさんによりますと、
同じく9月5日、「アースガーデン~星の庭~」というイベントがあるそうです。

むむっ、、庭ですと?


詳しくはこちら↓
アースガーデン2010
イベント詳細


様変わりしたフキさんの日記を見てみたら、

踊るフキさんの映像が見れました!(初めて、やっと見ました。)

 これ
  ↓

踊るフキさんの映像(youtube )



なになにちょっと、、恰好好いじゃないのー!


こんなふうに自由自在に、踊れるようになれるには、、、

まだ遠いかな、、、



でも、

始めた。始めたからには、少し進んだよな。
ということで。


じわじわと、
前へ前へ。


全身全霊、筋肉痛になりつつ。





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