歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

雪春節

2012年01月23日 | 徒然 -tzure-zure-
本日、123の日は、

旧正月。

またの名を、春節。そして、朔の日=新月。



~* 明けましておめでとうございます *~



ただ今(1.23)東京は、






雪が降っています。







この前のみぞれとは違って、



ずんずん積もる
乾いた雪が降っています。




テンション、上がります*

・・ウヒョウ!





本日は残業。明日2件打ち合わせがあるので。
図面と見積。。たぶん徹夜です・・。


さっき、「そういえば、早めに行っとかないとやばいよな。」と、
夕飯買出しに、軽トラで乗り出しました。

予報より早く 雪が降り出してると気づくや、いなや。


しかし、時すでに遅し。

この夜の雪の、積る早さ、
尋常でない。








「真冬の秋田の、吹雪でまったく見えない中だって運転したんだぜ、なめんなよ!」

って思いながら、超・超・慎重・20キロ3速運転。


しかし、
ボロ軽トラの磨り減ったタイヤ。もちろん、冬タイヤでも、スタッドレスなんかでもありません。

いきなりハンドル取られて、スリップ!
横滑り!

あらぬ方向を向く車!ぐぐぐ、と引っ張る謎の力!
ブレーキずるずる!

路肩突進!


・・やばし!



・・ゥオゥフッ!



って、
危うく事故死するところでした。




「雪こえー!」ってひゃあひゃあ言いながら。

思いあがっちゃいけませんね。







それにしても、






綺麗だなー・・・。




雪のかおり。

水とも違い、
雨とも違います。


そして、乾いた雪の降る夜の、しん、とした、底知れない静けさ。


。。。



気持ちが清められるような気がします。



正月の夜に、相応しいようで。







さて。

仕事に、戻ります。


 *
   *




            *

  *



       *




  *



    *

      *



 *




雨は夜更け過ぎに…~元旦その2

2012年01月19日 | 徒然 -tzure-zure-
この前の雪んこ予報は はずれて、
結局
一ヶ月強も雨らしいものが降らずに、カラカラ続きらしい、
ここ、東京。

やっと、先ほどから。
久しぶりの雨がさらさら、

夜に降り出しました。


オレンジ色の街灯が 滲んで光る、下り坂の道に。




バレエのレッスンからの、帰り道。

小さな雨なので、手袋はずして、あえて濡らして、

久しぶりに降った雨を、ささやかに楽しみながら。


雨のにおい。
ひさしぶりの、土に立つ雨のにおい。

乾いているよりも 少し暖かささえ感じる、
やわらぎの湿度。


予報では、この雨は
夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう。

って。

あの有名な歌みたいだな。

そういえばクリスマスイブって何してたっけ。



そうだ、

「告白」っていう映画を、見てましたね。

生徒に幼い一人娘を殺された教師(松たか子)が、静かに復讐するっていう、痛切な映画でした。
湊かなえの原作小説が素晴らしかったけど、この映画も全然負けず劣らず、良かった。
胸に刺さる、感じ入るものがある、良作でした。
クリスマスイブにまったくぴったりでない、これっぽっちもハピネスが無い、
良い映画でした。




さてさて。

木曜日の夜は、バレエのレッスンです。

先週の木曜日ももちろん、バレエのレッスンでした。

がっつりひと仕事をやり遂げた後の、疲れをリポDで押し切ってのレッスンは、マンツーマンで。
とても充実したものになって。
充実ついでに、帰りがけ、スーパー銭湯で じっくり体を温めて、伸ばして。
それからさらに、馴染みの居酒屋さんで一杯だけ、お湯割りを呑んで。

それはそれは、すこぶる充実した木曜日でした。


そして今週も。
がっつり 一仕事のあとの、マンツーマンのタイマン・レッスンで。

アラベスクという基本スタイルの、仕込み直し。
後頭部は下げて、右手の指先はまっすぐ体の中心線上、胸は左に開いて、へそは前を向いて、腰は左を向いて、後ろ足は最高に伸ばしきって、その足の甲は左に向けて。軸となる右足は、右上にひねるように。つまり、ねじって、ねじって、ねじって。ものすごいきつい姿勢。その、ものすごいきつさを全く感じさせないように出来たら、完璧。

この難解なる「基本」が出来るようになったら、色んな事がいっぺんに出来るようになる、って。
まだ出来ないけど。なにかを掴んだ気もする。

そんなわけで、
今日も充実感。





レッスンが終わって外に出ると、

夜のアスファルトに、雨のにおい。

影に重なって、まだらに点々と黒い、雨粒の落ちた痕。

なので、
銭湯とお酒は 今回は割愛して、早々に帰宅。



あれ?でも、一ヶ月も雨降ってなかったっけ?

って、考えて、写真をつらつらと見てみたら。

元旦の夜、私は雨に濡れたのでした。

箱根の温泉で。



奥湯本の、「天山」という温泉郷。凄いところでした。

お湯が熱すぎて、入れない。


せっかくだから、元旦の初日の出の後のエピソードを、ここでついで語りします。

ええと、
12月31日の夜から 温泉めぐりを始めました。

まず向かったのは、
山梨の「ほったらかし温泉」て、とこです。

中央自動車道を飛ばしまして。




甲府盆地の夜景を見下ろしながら。




お湯は、ちょっとぬる過ぎる感じです。



NEW YOKU Tシャツ。一瞬欲しくなります。



火に当たったり。



年越しそばは、ここで食べました。

この温泉の後、富士山の麓あたりで、打ち上がる花火を見ながら運転しながら、
年を越しました。

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。
あそうそう、年賀状も、ありがとうございます*お返事は、もう少々お待ち下さいますでしょうか・・・;;


そんなわけで、運転しながらゆく年来る年。
伊豆をぶっ飛ばす、元旦未明。

深夜のぐねぐね天城越え(超緊張、でも嫌いじゃないこういう山道の運転)で、さすがにぐったり疲れた後、
どっかのコンビニでひと眠りしまして(たぶんここで完全に風邪引いた)

前にも書いた通り、
美しい弓ケ浜で、美しい初日の出。



それから、
伊豆半島をぐるりと回ります。

風車がどーんとあったり。

そんな山道を裏へ裏へと入った先は



桃源郷と名付けられているところでした。

ここで、山からの湧き水を汲み頂きました。

水がお湯みたいに あたたかくて、びっくりした。






次なるお風呂は



ポリネシアン風呂。




ブーゲンビリアが覆い被さる、手作り感あふれる温泉。

ここの雰囲気は最高にツボ!
だって、花と温泉!



他にお客も居ない、ゆるーい穴場だったので、写真も撮れました。




ブーゲンビリアのがっつりした幹。あんまりお目にかかれません。


この温泉のある民宿の裏には、川が流れていて



スイセンが。

いっぱいに、あの水々しい香りも瑞々しいがままに咲き誇る、
優しい土手で。




しばし休憩。




初・菜の花。




見つけたのはひとつだけ。







その後、




友人おすすめの、これまた綺麗なビーチへ。





なにか見せたい凄い景色がある ってことで





くるくるひっくり返りながら駆けてゆく友人のテンションに、おやおやあらあらと付いて行く

のですが




長くなって来たし、日をまたぎそうなので、今日はここまで!

続きをお楽しみに~~*


時間は今に戻って、

さて、今度こそ初雪は、降るのでしょうか。













連峰縦走

2012年01月16日 | 徒然 -tzure-zure-
寒中お見舞い申し上げたい、今日この頃。

如何おすごしでしょうか。




ここ東京は、
冬型の気圧配置で、ひたすら乾く日々でした。
、が、

ついに現れました!



雪んこマーク!

今夜未明に、ちょっとだけ降るとか、降らないとか。

初雪です。
久しぶりの湿度です。



お正月以来、またしても滞ってしまいましたが

とにもかくにも、働いておりました。

昨年末に 先送りにしておいた案件を、正月明けからスタートダッシュで、
えい!えいえい!えい!と、
次から次へと、さばいているところです。

昨年末、あんなに永遠に終わらない感じをずるずる引きずってたのが、嘘のよう。

年が改まるっていうのは、効果があるんでしょうかね。

締め切りがあるからやむなく、追い込んでやっているっていうのもありますけども。


それにしても、

一山越えても、またもう次の山。
その次の山を登りきったら、またさらなる次の山がお待ちかね。

山登りが終わりません。

これは、なんだか、あれだなあ、何かに例えられそうだ。

と思ってしばらく過ごしていましたが、

ひらめきました。


「連峰縦走」。


連なる山山を、延々と駆け抜けてゆく所業。


最近はずっと、そんな感じです。







そんな中でも、仕事だけじゃなく。



正月早々、「初釜」が、ありました。
9日祝日のことでした。

初釜というのは、年明け最初のお茶会のことです。
羽根木公園にあるお茶室にて。


徹夜で図面を書き上げてから、挑んだお茶会。

むしろ早く着いたので、
朝の公園を散歩。


梅のつぼみ。



まるく膨らんでいる。

そうそう、梅は、
もうすぐ咲く。


この日は まさに「初春」という言葉の似合う、
うららかな晴れの佳き日でした。




お正月休みといえば。自分はすっかり風邪を引いて寝込んでたのでしたが、

「お正月休みといえば」的な 季節遊びの名残りが




空のこずえに。引っかかっていました。

いと微笑まし。



お茶会。
特にお濃茶の席は、しーーーーんと静まり返っていて、しかも、
炉の熱でけっこう暖かい。


ぽーんと意識を失ってお茶碗ひっくり返すか障子ぶち破るかとヒヤヒヤしましたが、
なんとか持ちこたえました。






日曜は、休みました。

友達に教えてもらって、慌てて駆けつけた、東京現代美術館(MoT)。

『建築、アートがつくりだす新しい環境 ー これからの“感じ”』行ってきました。最終日。

美術館に着いて、入ろうとしたところで、おばさんに呼び止められて、



インヴィテーションチケット、つまり無料招待券、もらった。

びっくりラッキー。

日頃頑張ってれば、好い事があるもんですねー、なんて、ちょっと浮かれた気持ちにもなりますね。


そんなこんなで、タダで見た、久しぶりのギャラリー展示。

ちなみに後ろに見えているのは、平田晃久の『ブルームバーグ・パビリオン』です。
建築学科時代の同窓生が関わっているそう。自分では、思いつく事さえ出来ない、到底構築できない世界。

それぞれみんな、「我が道」を邁進してるんだなあと、
ちらほら目の当たりにするようになってきて、本当に感慨深いです。





その他の展示内容は、残念ながら写真撮れなかったので、これがこうこうでとか、ちょっと伝えにくいんだけど、

印象に残ったのを挙げますと:

本展の主催でもあるSANAAの「ロレックス・ラーニングセンター」(@スイス)を、
映画監督のヴィム・ベンダースが3Dで撮ったフィルムは、なかなか面白かったです。あの建築空間を疑似体験できた、という点で。

SANAAの建築って、とにかくまず、白い。そして
軽い・薄い・細い・無味無臭、無菌室的、空気が薄い(というか、空気を感じさせない)・強迫神経症的清潔感。
総じてまとめると、未来SF的だなーという印象があります。よくも悪くも。

気になった点。
映像の中でフィーチャーされる何人かが、その建築の中でなんか、ふと立ち止まって、
すふーん、って、
目を閉じて、深く息を吸い込む。みたいな行動をするんだけど、
それがなんか、違和感ありました。

空気の存在すら感じさせないくらいの雰囲気があるあのSANAA建築の中で、すふーんっ、なんて、深く匂いを吸い込む(そしてうっすら微笑む)なんていう行為に至るのは、自分にとっては、あまりにリアリティが薄くて。

自分だったら、すふー~~ん、って 深く息(その場所の空気)を吸い込みたくなるのは、
ああいう密室無菌空間的な場所ではなくて、たとえば森の中とか、
滝の目の前とか。自然のまっただ中の、空気の甘い、花や緑の香りや気配のある場所だよな、と。

本当に、きわめて個人的なリアリティのよりどころの違いという、それだけのことなのかもしれないんですが。
SANAAに匂いを感じるひとも、濃密な空気を感じるひとも居るだろうし。

模型だけを見たときはほんと全然どーでもいいわと思ったんだけど、映像に、やられた。
建築自体はとても面白いし、実際に行ってみたいと思いました。スイスだけど。


他に印象に残ったのは、


・荒神明香の『コンタクトレンズ』という作品。

いろんな大きさの「コンタクトレンズ」(619個だそうな)がちりばめられた、複眼レンズで世界を見るかのような、きらきらした光の粒の集まるカーテン。
まず普通に綺麗なんだけど、
作品を裏側からほえーっと覗いてるヒトの顔が、あるレンズではどばーんとドアップで見えてたりして(本人にはわからない)、ということは、自分の間抜け面も向こうからドアップで見えてたりするのか、と思ったら、
ぷーっ!って、思わず笑ってしまいました。素直に面白かった。


・近藤哲雄の『森への小径(A Path in The Forest)』

エストニアの森の中を縫うように回遊する、薄い鉄板で出来た小径。柱が一本も無く、ところどころ木々に寄りかかって出来ているというところに驚嘆。まさに空中回廊。できるんだなあ、ほんとに。って、感心。


・石上純也『ガラスのシャボン玉』

この人は、注目に値する。

以下、ちょっと真面目腐って批評めいたことを言ってみます。


建築界のひとの視点は、主語がどこまでも「人間」だ。「自然」が主役になること、視点が自然の側に立っていることは、滅多に無い。建築は人間が使うためのもの(住むための機械)だから、当然といっちゃ当然だろうが。でも、やたら「自然との共生」とか「環境とのなんちゃら」とか、簡単に口にする。その割には、一度たりとも自身を外=自然の方に置いていない、そんな気がする。建築家の視点や考え方は、あくまでも、自然の外。「自然」の対立項としての「人間」の方に、いつもあって。本当に自然のことを考えている人はまず居ない。
例えば、100ヘクタールの空っぽの敷地を、豊かなガーデンにしよう!とか言って、1万本のソメイヨシノをどどーんと植えてしまえ!という案を考えたりするのは、まちがいなく建築家だ。あるいは、全面芝生とか。環境って、そうそう安易ではない。木々は、ひとつひとつ個性がある。土、日のあたり方、数メートル離れただけで全然違う環境になるってこともある。

そこがまあ、仕方ないながら、「自然との・・・」云々を口にするんならもうちょっとなんとかしてくれと、残念だなあと思う。、、、その一方、そのラインを乗り越えてこられてしまったら、こっち側=庭を作る仕事をしてる側が、困っちゃうわけなので、
いっそいつまでもそこに留まっていてもらいたい気もする。それで、庭とかについては、積極的に委ねて欲しい、その道のひとに。

、なんて甘い事を考えていたら、この


石上純也

このひとは、なんかそのラインを乗り越えて来そうな感じがあって、
ひやっとさせられる。

庭を作る仕事をしている人は、善くも悪くものんびりしている人が多いけれど、ちょっと戦々恐々としたほうがいいんじゃないかなと。建築家は肉食系なのか、積極的にガツガツ出て行くけど、庭のひとは(それこそ草食系なのか)、基本的に自己主張をしない、目立つまいという風潮がある。だから、こういう「乗り越えてくる」ひとが出てくると、一気に負けてしまうと思う。一人でも風穴が空けられてしまえば、追従は容易いから。

この人の作品をみるたび、怖いなあと、思ったりしている。


というわけで、
偉そうにちょっと長く語ってしまいました。


そんなこんなで、この展示を見た後、常設展に紛れ込んでやってた浅井裕介の、土で描いた巨大な特別展示が、すごかった。

それからその後、 歌川国芳展@六本木にも行ったのですが、




今日はここまで。明日も早くて長いので、もう寝なくては。

ゆうべから天井裏でネズミの五倍くらいの大きさの何者かが暴れ始めたので、
まだ静かなうちに、寝なくては、です。


次回はもっと、ほんわか系で。








元旦~初日の出編~

2012年01月07日 | 旅録 -travelogue-
2012年 初日の出の模様。





夜明け前から、お楽しみください。









じわじわと ムラサキ 薄明かり


方角が正直よくわからない。どこらへんから出てくるのかな。

あっちのほうだと、雲が分厚くて見れないかもね。

とか、言いながら。












海面には


湯気のもやが立っています。



水面には



うっすら紅が混じっていて、

白い光と 青い影と 融け合っています。


この海は「弓ケ浜」というところ。

伊豆の南東の端にある、とても綺麗な浜辺。
ゴミ一つありません。びっくりしました。


伊豆は、住民の意識が高く、清掃活動が盛んなおかげで
綺麗に保たれているのだそうです。

サーファーとして よく訪れているこの友人いわく。



さて。



そろそろ、来ます。






ムラサキの色味が みるみる変わってゆきます








来ました。


ど真ん中、来ました。






THE FIRST SUNRISE !!!



****************




寄せて返す
清浄な波の色と

刻々 気づかれないようにさっさと変わってゆく 空の色





じわりじわりと高まりゆく
音も無い光の 静かな動き





本当に綺麗なものを目の当たりにすると

とりあえず まともな言葉が出てきません

黙りこくって ただ 

吸収

吸い込む


からだのなかに たっぷり吸い込む





*****



一旦



雲に呑まれました。


 、、と、今書いて、

 「雲呑」(ワンタン)

という言葉が浮かぶのを止められませんでした

ワンタンはなんで雲呑と書くのだろう。音だけ?なんか意味も重ねてあるのかな?



、、それはさておき。


ここらへんで 多くの見物人は帰ってしまいました。



もうちょっと 粘ってみました



すると








また光が現れた


形と色を変えて





今度は分裂した層になって より白い黄金になって

ほとばしり


海面には  まっすぐ

金色の道が


ちょうどここまで まっすぐ伸びる、光の道が











彼は 靴を脱いで

海に 飛び込んで行き





「あったかい!」と










拝む彼に 応えるように

光の道が さらに強く




目映く
まっすぐ





















無事、

拝めました。


2012年の初日の出。新しいご来光。




犬と散歩をする 近隣住民さんが。

おそらくそれまでの毎日と同じ道を、それまでの毎日と同じように。


新しい日常が始まりました。








以上

弓の精霊が居わします 弓ケ浜より お届け致しました。


この後、
きれいな湧き水を汲みに、山の方へ向かいました。





仕事始め。

2012年01月05日 | 徒然 -tzure-zure-
もう治ったな。

と思いきや。

風邪が、結局ずるずると治らず、、。

見事に 寝っぱなしで、お正月休みは終わってしまいました・・。
こんなに風邪を長引かせるなんて、以前はなかったんだけどな~。

本日は、バレエレッスンも再開。

背中がガチガチになって、勘が鈍って。また退化してしまいました。。
仕切り直しです。





仕事も本日より再開。

初日から、未明の5時半起き。
首都高ぶっ飛ばして、現場作業から。という、
さっそく頑張り系のスタート。

昼には事務所に戻り、昨年末に一旦「棚上げ」にして ファイルに畳み込んだもろもろの案件を、
再び開く。

あ~、まずこれから、、いやこっちか、、いやこっちのほうが危急か、、

、って、
ついついあれもこれもと手を付け始めてしまって、中途半端なまま広げて、
結局どれもグダグダになるという、しっちゃかめっちゃか混沌モードに、早速スイッチオン。

あー、このままでは、昨年末の混乱状態の二の舞。

と、そこを、社長がひょいっと、
すくいあげてくれました。

スケジュールの確認をとる、というかたちで、シンプルな質疑応答形式で、
自分が複数控えている現場の、優先順位・采配・段取り計画などなどをおおまかな日割りで整理してくれて、
さらっとクリアになった。
(自分は真面目すぎるのか最初から100の答えを出さなきゃと詰めすぎるのか、こういう
「とりあえずザックリ概算で/おおまかに」っていうのが、どうも苦手。)

おかげで、
「あれ?なんか、思ってたよりも簡単に、淡々と進みそう。」
っていう雰囲気に、すんなり。落ち着いた。

社長、有り難し。


独りだと 抱えすぎちゃってパンクしてしまうクセ。
わかっちゃいるのに、やっぱり、そう簡単には治らないですね。
周りに人がいくら居ても、独りになる=殻に閉じこもるのって、案外実に簡単。
だから陥りやすい。

じわじわと、見えない殻を張ってしまうクセ。
それを、つんつんと突いてもらって、風穴を空けてもらって、それによって助けられて。
重荷を軽くしてもらって。
こりゃ辿り着くまでにあと100日はかかりそうだなあと漠然と想っていた地点に、ものの1秒で引き上げてもらえたりする。


繰り返し、繰り返し、
ハッと、気づかされるばっかりです。


ひと(他人)って、有り難いな、と。





そんなわけで

わかっちゃいたけど やっぱりまたまた忙しい、、しかしながら、

いったんのリセットを経て。

昨年までとは一風違う、新しい回転の仕方で、
また新しい日々が、始まりました。

気分を変えて。

2012年。不思議な事だけど、わずか数日前とは、もう違う次元。




「忙しい」って、言い過ぎました。2011年は。

「大変」も、言い過ぎました。確かに大変な年だったけど。


今年はそれ、控えよう。「忙しい。」って、眉間を顰めて繰り返し言ってるから、ほんとにどんどん忙しくなっちゃってた気がする。
自分で発したことばに引っ張られて、自己催眠をかけてたような・・。


ザ・言霊。
ことばの引き寄せパワー。あるある。つーか、知ってた。
知ってたのに、また忘れてた。

いかんいかん。


今年は
「楽!超~~~~ラク!ぜんぜん余裕!!しかも全部順調で快調!大成功!奇跡!」とかって、
言い張る事にします。無理矢理にでも。



と、

元旦からの、寝込み明け。
改めましての、始まりの日に。



*****************




ところで、声を最小にして言いますと、
ほんとは、あのー、
会社の仕事始めは、昨日だったっぽい です。

、、、、


 ゜  ・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)。. .。.:*・゜゜・*ポワワワァァン







2012初ご挨拶

2012年01月03日 | 徒然 -tzure-zure-
あけましておめでとうございます。






ゆく年来る年、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。


わたくし、
新年早々 張り切りすぎたか、
風邪を引いて、寝込んで仕舞っておりました;

本日1月3日も お昼過ぎ。9割方快復の模様です。


年末に固く願った
「とにかく、寝たい。」という願いは、かくして、
期せずして、叶ってしまいました。




さて、

旧年中は、大変お世話になりました。

めまぐるしい忙しさでした。ブログ歌庭の更新もご存知の通りめっきり滞ってしまいましたが、
それでもちょこちょこ覗きに来てくれて、本当にありがとうございました。
気にかけて頂けて、嬉しいです。


今年はより一層、頑張りたいと思います。





ちなみに、私事ですが、このゆく年来る年は どう過ごしたかと申しますと、

まず 山梨の「ほったらかし温泉」に行って、
盆地の底いっぱいに溜まってキラキラ光るネオンの海を見下ろしながら、今年最後の温泉。
そしてそこで、年越し蕎麦を頂きました。

ああ、その前に、
「代々木ビレッジ」っていうところに遊びに行きました。

プラントハンターが世界中から集めた珍しい植物が植えてあるっていうのを、見物に。
そこで、Salyuさんに会って、二言三言、交わすことができたのは幸運でした。
Salyuさんが昨年立ち上げたプロジェクト=salyu×salyu(サリュ・バイ・サリュ)およびそのアルバム『s(o)un(d)beams』は、個人的に2011年の最高傑作、ベストアルバム大賞でした。特にライブも、素晴らしかった。
残念なことに、安っぽい上にへたくそな素人遊びが流行の潮流を築く、昨今のジャパンの音楽業界。その中で埋もれがちになりながらも際立っていた、哲学的ですらあった、見事なプロフェッショナリズムでした。
(もちろん、個人的ベストオブベストのCoccoさんに関しては、あらゆる作品+ライブが文句なし最強&殿堂入り扱いなので、選考対象外です。)

さて えーと 話が逸れましたが。


それから、富士山の麓あたりで 打ち上げ花火を見ながら、年を越しました。


で、深夜にかけて、ぐねぐね道の山道ドライブで、天城越え。
ぐねぐね山道(しかも真っ暗)、けっこう半端なく気が研ぎ澄まされるので、
好きです。





初日の出は、
伊豆半島の南、弓が浜にて。
白砂の綺麗な浜でした。
赤い火が、金色の光へ。

写真は、そのときの一枚です。





元旦は、
伊豆半島の温泉地をあちこち廻りました。
ポリネシアン風呂という、ブーゲンビリアが鬱蒼と茂る温泉(空間として最高点をあげたい)とか
大正時代からあるっていう「千人風呂」で有名な「金谷旅館」とか。

時に、スイセンの花の咲く川辺でのんびりしたり。
初そば+ジネンジョを食べたり。

締めは、箱根の、なにやら贅沢な温泉まで。
奥湯本の「天山」ってところでした。そこで温泉しゃぶしゃぶ食べちゃいました。


うっすら雨の通り過ぎた後の、湿った夜の森の
落ち葉の朽ちた匂いと、
苔の匂い、

良い空気に、癒され。


そんな感じで、

気づいたら 風邪を引いていた始末です。



健康第一!




それでは残りわずかな、正月休み。

みなさまどうぞ、よいお年始を****

(のちほど、写真を追加します;)





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