海に行きました。
江ノ島が見えます。
最近の東京あたりは、梅雨入り疑惑の 雨・曇続き。
久しぶりな気がする、恵みの晴れ。
ロウニャクナンニョ、
サーファーもチャリストも、歩こう会も、いっぱい集まっていました。
浅いところは エメラルド。
近いところは 紺碧。
深いところは 群青。
打ち寄せた波の痕は 錆びた砂と空のまじった刹那の色。
*
白波に戯れる。
*
とにかく、海に来たかったのです。
海に行けば、
海があって、
空があって、
、、以上。
それだけ。あとは何も無い。
このスパッとした「何にも無さ」の圧倒的な力で
どーーん!と圧し流されて、
何も考えなくてよくて、
スッキリするから。
*ただしこれは、自分の職業が 樹木や草花を相手にする仕事だからこそで、
山に行けば、逐一何もかもが気になってしまい、仕事の延長になってしまうから。
逆に、海で働く漁師さんとかなら、正反対に
「山に行けば何も考えなくて済むから、スッキリする。」と感じるのかもしれない。
もちろん
山や森も大好きなので、
行けば、癒される。
でも、
海の「癒し」とは、「癒し」の次元というか、タイプが違うというか、
脳内で放出される神経伝達物質の種類が違う、というか。
山や森は、あれもこれもと、愉しくなる。つまり、興奮作用。
海は、なにもないから、ゼロ思考になれる。つまり、鎮静作用。
例えば海辺に来ても、植物を見つけてしまえば
「あ、あれは」と意識が動いてしまう。
例えばこれは 「トベラ」ですが。
「あーこれは、、なんだっけ」とか、「帰ったら調べなきゃ。」とか、
とにかく頭が、動いてしまう。
一方で、海は
自分にとって、
頭の中や 自意識を からっぽに出来る場所。
そして
山か 海か
どっちかだけではダメで、
山も 海も
どっちも大切。
バランスが大切。
*
猫がひっかいたような、ひこうき雲 3本。
「ねこづめ雲」と 勝手に命名しました。
見上げた空に ひこうきぐもが何本もあると、
「今日は なにか、良いことがある気がする。」
と思う癖がついています。
飛行機は、
何処かの遠くへ、あるひとつの目的地を目指して まっすぐ飛んでゆきます。
ひこうきぐもは、
そのひた向きな道筋の、確かな痕跡。
何か
「自分もそうありたい」という想いを重ねているのかもしれない。
*
、いや、
ただの後付けかもしれない。
根拠なんてない、ただの勝手なジンクスかもしれない。
というか
そんなことはどうでもいいかもしれない。
寄せては 引いて
波は ただそれを繰り返す。
そこに 意味は無い。
*
というか、
そんなことも、どうでもいい。
とりあえず、今日は。
とりあえず今日は
「頭をからっぽにしよう」と 思ったのだった。
日曜日だから。
江ノ島が見えます。
最近の東京あたりは、梅雨入り疑惑の 雨・曇続き。
久しぶりな気がする、恵みの晴れ。
ロウニャクナンニョ、
サーファーもチャリストも、歩こう会も、いっぱい集まっていました。
浅いところは エメラルド。
近いところは 紺碧。
深いところは 群青。
打ち寄せた波の痕は 錆びた砂と空のまじった刹那の色。
*
白波に戯れる。
*
とにかく、海に来たかったのです。
海に行けば、
海があって、
空があって、
、、以上。
それだけ。あとは何も無い。
このスパッとした「何にも無さ」の圧倒的な力で
どーーん!と圧し流されて、
何も考えなくてよくて、
スッキリするから。
*ただしこれは、自分の職業が 樹木や草花を相手にする仕事だからこそで、
山に行けば、逐一何もかもが気になってしまい、仕事の延長になってしまうから。
逆に、海で働く漁師さんとかなら、正反対に
「山に行けば何も考えなくて済むから、スッキリする。」と感じるのかもしれない。
もちろん
山や森も大好きなので、
行けば、癒される。
でも、
海の「癒し」とは、「癒し」の次元というか、タイプが違うというか、
脳内で放出される神経伝達物質の種類が違う、というか。
山や森は、あれもこれもと、愉しくなる。つまり、興奮作用。
海は、なにもないから、ゼロ思考になれる。つまり、鎮静作用。
例えば海辺に来ても、植物を見つけてしまえば
「あ、あれは」と意識が動いてしまう。
例えばこれは 「トベラ」ですが。
「あーこれは、、なんだっけ」とか、「帰ったら調べなきゃ。」とか、
とにかく頭が、動いてしまう。
一方で、海は
自分にとって、
頭の中や 自意識を からっぽに出来る場所。
そして
山か 海か
どっちかだけではダメで、
山も 海も
どっちも大切。
バランスが大切。
*
猫がひっかいたような、ひこうき雲 3本。
「ねこづめ雲」と 勝手に命名しました。
見上げた空に ひこうきぐもが何本もあると、
「今日は なにか、良いことがある気がする。」
と思う癖がついています。
飛行機は、
何処かの遠くへ、あるひとつの目的地を目指して まっすぐ飛んでゆきます。
ひこうきぐもは、
そのひた向きな道筋の、確かな痕跡。
何か
「自分もそうありたい」という想いを重ねているのかもしれない。
*
、いや、
ただの後付けかもしれない。
根拠なんてない、ただの勝手なジンクスかもしれない。
というか
そんなことはどうでもいいかもしれない。
寄せては 引いて
波は ただそれを繰り返す。
そこに 意味は無い。
*
というか、
そんなことも、どうでもいい。
とりあえず、今日は。
とりあえず今日は
「頭をからっぽにしよう」と 思ったのだった。
日曜日だから。