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※写真を撮影したのは2009年。写真下は日付のみ記載。夜は夜間の撮影の意。
JRの駅のホーム。内回りのホームから外回りのホームを撮影。
(7/17 夜)
夕方にかけては,電車を降りたとたんに焼き肉の香りが立ち込めることもある。駅スタンプもこのことがネタにされている。
ホーム上にファーストフード店がある。業界の中でも韓国にかかわりのある店が選ばれたのは偶然だろうか。
ホームの幅が広い。そのホームの奥を見てみると…
(7/17 夜)
すぐに改札口がある。反対側のホームも同じような感じになっている。
しかし,この改札口を通って駅の外へ行くことはできない。
駅の外へ出たい場合はホームにある階段を下る必要がある。
階段を下ると…
(7/17)
中2階の通路に着く。自販機や店もあり,写真奥の方に駅長室がある。
反対の方向。
(7/17)
この狭い空間(しかも改札内)に店があることを考えると,利用者の多さが感じられる。
中央部分を曲がると…
(7/17)
自動販売機が並んでいて,奥にコインロッカー,その脇にトイレがある。
この階から下へ向かう2つの階段を通れば,それぞれ1階の中央口改札・西口改札につながっている。
しかし,この中2階に,1か所だけ駅の外へ通じる道がある。
(7/17)
改札を抜けるとそのまま店内へ入れる。ただし,自動改札機のみなので,出るときには精算の必要のない自動改札対応の切符,入るときにはあらかじめ切符を持っている必要がある。
中央口改札。
(7/27)
売店の脇に駅の外へ抜ける道があるが少し暗めだ。この通路から地下鉄と近鉄の駅やJRの西口に行くことができる。
別の出口。
(6/5)
鶴橋商店街に直通している。
この2つ以外にも大通りに面した出口がある。中央口前の様子。
(6/5)
こちらは普通の駅前という印象だ。
<2009年9月9日追記>この建物を鶴橋駅デパートというらしい。デパートといっても中2階改札直結のブックオフと喫茶店があるだけのような気がした。関西では百貨店という表記が多いので,デパートというのは珍しい。<追記ここまで>
道路を天王寺区側に行き,味原の交差点から駅の方を見てみる。
(6/6)
遠くからでも駅の存在が分かる。おそらく,何も知らない状態ではこの入口が最も見つけやすいのではないだろうか。他の入口は商店街の中にあり,この商店街の道も結構複雑なのでなかなか見つけがたい。駅は高架駅にもかかわらず,JRの中央口のように遠くからも確認できない。
中央口から横断歩道を渡り,玉造駅の方から外回りのホームを見上げてみた。
(6/5)
ホームの下にも店が入りこんでいる。
反対側の内回りのホーム。
(6/5)
さっきのものとは違ってホームの真下は空洞でアーケードのようになっている。そのアーケードの線路側には同じように店が並んでいる。高架下の土地も有効に使われている。
この中央出口の方は空が見え,明るくまだすっきりしている。
今度は西口の方に行ってみる。
(6/3)
丁度近鉄とJRの線路が上でほぼ垂直方向に交わっているので,日が沈まないうちの撮影でも,すこし薄暗い。この裏側には焼肉やが立地しており,写真奥の左手には屋台も見える。この西口は近鉄と共用していて,券売機も2社のものが並んでいる。奥に見えているのがJRの改札で,その前を左に曲がると近鉄の改札口がある。JRと近鉄を乗り継ぐ場合,ここから乗り換えも可能だが,こちらの改札を使う方が便利だ。
(7/17 夜)
最初の方で使ったものと同じ写真で,この3階のホームにある改札機が乗り換え専用の改札口になっている。脇に他社の自動券売機があり,改札機には連絡切符でない場合2枚重ねて投入する仕組みだ。自動改札機が導入される前はこの作業を有人改札で対応していたそうだ。下に下りることなく,3階のJRと2階の近鉄ホームだけを利用する人もかなり多く,鶴橋駅を使ってはいても駅の外にはほとんど行かないという人もそれなりにいる。乗り継ぎで鶴橋駅を主に利用している知人に言わせれば,1階の改札の方が裏口に思えるようだ。JRから降りた場合,電車を降りたとたんに見える乗り換え用の改札が目立つのも事実だし,出口と勘違いするケースもあるらしい。
乗り換え改札の近鉄側。
(6/26)
近鉄側の駅の売店や飲食店などはこのフロアに多くあり,JRに乗換えをしなければ駅ナカの店の存在すら気付かないことが起こりそうだ。切符を取り扱う窓口も3階にある。切符は1階でも取り扱っているが,定期券の自動更新機は3階にしかない。内回り側と外回り側とでも店の内容は変わっている。求人雑誌の減り方も両側で差があった。
(7/27)
写真の前後方向に近鉄のホームが伸びており,JRと進行方向は垂直に交わっている。近鉄はのりばが両側にあるホームが2つあるので,ホーム間の行き来も3階を通ってできる。
2階と3階をつなぐ階段の一つはこのような踊り場があるものがある。
(7/27)
階段手前右側にある入口が近鉄の駅長室につながっていると案内があった。普段用のない場所ではあるが,ずいぶんと複雑なところに作ったなと感じた。
駅長室があるホームとは反対側のホーム。
(6/27 夜)
ここも中2階に何か部屋のようなものが見える。場所が限られているとはいえ,この構造はすごい。
この鶴橋駅,駅はごたごたした感じがあるが,愛知,三重,奈良,京都,大阪に路線をもつ近鉄の全ての駅の中で乗客数1位になった年度もある駅だ。駅員数もそれなりには配置されているのだろう。
1番のりばの向かい側。
(6/27 夜)
もともとホームがあったような跡がある。
同じホームにあるのりばでも路線が異なるので案内板も変わっている。
(6/5)
(6/5)
阪神との相互乗り入れを機に情報量の制約もあり,奈良方面は液晶になったらしい。2番のりばの大阪線も,列車の停車駅だけでも十分多いと思うが,それに加えて,途中駅で電車を切り離す案内があったり,後から出る電車の方が先に着くという案内があったりする。よく予め準備した表示だけで間に合うなと見るたびに感じている。
近鉄のホームの奈良側。
(7/27)
高架上からでも見えるのはほとんど家の屋根だ。この下が商店街となっている。
反対側の上本町側から鶴橋駅へ向かう近鉄の線路。
(7/27)
玉造筋から鶴橋駅の方を撮ってみたが,この先数百mに駅があるようには思えない。高架の周りまで建物があるので,たどってみるのも難しかった。
ホームには下に下りる階段が3ヶ所ある。そのうちの真ん中の階段。
(7/27)
「出口ではありません」としっかり書かれている。ホーム間の行き来のための通路ということになるが…
(7/27)
通路には証明写真機が設置されている。そして突き当りにはトイレがあるが,このトイレのある建物,ホームの下というわけではなさそうな位置だった。
明確な根拠は得られていないが…
(7/27)
トイレの窓から少しだけ見えた雰囲気を考えると,この建物の中だったのではないかと感じた。この場所は,商店街の中でも数少ない空の見える場所だ。商店街については別の機会に取り上げるが,入り組んでいて駅の下にいることも感じられないところもある。
一番奈良よりの階段を下ると東口に着く。
(6/5)
東口は改札を抜けるとすぐに駄菓子屋がある。
東口改札前。
(6/3)
商店街を歩いていたら突然駅が現れた感じだ。
この上を電車が走っていることになる。
東口の改札内にある扉。
(6/5)
掃除用具入れだと思うが,ずいぶんと前からありそうな感じだ。
ちなみに,上本町よりの階段を下るとJRと共用の西口に着く。
駅の外から近鉄の駅を見てみる。
ホームの中央辺りから…
(7/27)
露店のような感じだが,上を電車が頻繁に通り,しかも昼間でも暗い空間で商売をできるとはすごい。
西口付近。
(7/27)
高架下に焼肉屋がある。
3階にあるJRのホームでも香りはするが,2階の近鉄のホームは煙がやってくることもある。しかし,高架下で火事でも起こったらどうなるんだろう…
最後にホームから西口付近を見てみた。
(7/27)
色々なものが見えている。
鶴橋駅には,地下鉄の駅もあるがこれは別の記事で書きたい。
近鉄の鶴橋駅はもともともっと奈良よりにあったようだが,国鉄との乗り継ぎを考えてこの場所に移転したようだ。周辺の雰囲気も含めてずいぶんと複雑な建築物ができてしまったなと感じた。あの独特の雰囲気はとても文章と写真で表すことはできないと実感した。