時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(654) 高原地帯の県境越え(1)

2011年10月31日 03時19分13秒 | 旅・散策の足跡
【高原地帯の県境越え】の記事



※ 2011年9月5日撮影
 
山梨県北杜市の小淵沢駅。ここから列車で長野県との県境の方を目指す。

 東日本では地方でも大きそうな駅には自動改札機が入っているので,有人改札を見たのは久々な気がした。
 改札からホームへ行く地下道までも…

 そこそこ長い通路がある。
 地下道を通って駅舎よりのホームへ。

 乗るのは中央本線ではないので,もう一つ隣のホームへ行かないといけない。さっきの地下道はこのホームまでしか伸びていないので…

 階段を上って隣のホームへ行かないといけない。1F→B1F→1F→2F→1Fと階段移動が激しい。改札のような枠が作られているがここで切符の確認を受けるときがあるのかもしれない。

 朝7時代で,名物と推しているの駅弁屋もまだ開いていない。

 これから乗る小海線のホーム。

 こんな景色を見ながら県境の方へ近寄っていく。
 丁度,県境付近の景色。

 その直後に…

 鉄道の最高点の碑が一瞬見えた。線路も両側に下る形になっている。近くには茶屋がある。

 長野県に入って最初の野辺山駅に着く。

 JRの駅としては一番高いところにあるようだ。

 宇宙観測所のアンテナの写真がある。たしかにこの高さだと宇宙にも近い場所に違いない。
 反対側のホームにも…

 同じようにJR最高点の駅を示す碑がある。1346mの高さがあり,雨あがりということで空気がひんやりしている。長袖を持ってこなかったことを後悔。しかし,この後の運動で我慢大会ではなくなる。
 駅の外へ…

 所在地は南牧村と村部にある駅だが,みどりの窓口がついている有人駅。みどりの窓口のある駅がなかなかない市部に暮らしていたので,ものすごい場所のように思えてしまう。
 駅の外にも…


 最高点であることがアピールされている。
 駅前広場では…
 

 動物も迎えてくれた。

 こんな懐かしい遊具もあった。木製なのでさらに貴重そうだ。
 この後は次の列車まで高原内の散策をした。

(653)【国境のトンネル周辺散策・4】 入山前の再確認

2011年10月30日 03時19分30秒 | 現在の中の過去
【国境のトンネル周辺散策】の記事

1 (616) トンネルの中へ
2 (625) 登山前のウォームアップ
3 (640) 地下の存在を感じさせない空間
4 (653) 入山前の再確認
5 (678) 本格的な入口までの坂道
6 (692) 山道になっていく国道
7 (714) 点線区間への到達
8 (734) 外と中の境界
9 (744) 大河川の上流部

・似たような場所の記事
海辺の集落への出入り口1(416)2(508)

※ 2011年9月6日撮影
 土合駅の駅舎内。


 遭難者数の多い谷川岳への玄関口であるだけに、登山前の心構えが多く書かれている。本格的な登山をするわけではないが,自然を舐めてはいけないということを確認して駅舎の外へ。朝寝坊して1本あとの電車になってしまったので,当初4時間の滞在時間が2時間半になってしまった。1日5本の区間で次の電車でも目的地に着けたというのだけでも有難いので,できるだけの風景を見られるように早足で先へ向かった。
 玄関を出て振り返ると…

 玄関にはモグラ駅の案内がある。玄関後方の地下にモグラ部分があるので,これだけの情報だとあまりモグラという感じはしない。
 横を見ると…

 モグラエリアへつながる通路が見えた。この時点でも駅舎の改札内を通るのがかなり遠回りに見える。完全に通路が囲われたこの構造ではショートカットもできないし。
 駅前の広い広場を進んだ先から駅舎を見る。

 規模の大きな駅に見え,現在では一日上下5本ずつという感じはしない。
 駅舎と国道との中間ぐらいに…

 宿泊施設のようなものがあった。営業状況はよく分からない。
 道路に出たところから駅の方をもう一度。

 奥に引っ込みすぎていて,国道をまっすぐ歩いていたら見落としそうだ。かつては他にも建物があったんだろうか。
 国道を山の方へ。

 すぐに地下ホームへつながる通路の下をくぐることになる。その横には…

 通路からも確認できたように湯檜曽川が流れている。ここから通路に直接入れたら,そこそこ地下ホームまでの所要時間が短縮できそうだ。地下ホームへつながる道と知らずにこの通路を見たら,山の中で道路を越える通路の存在は異様に見えそうだ。案内はあるが,一見駅前には見えないし…
 国道を進んでいく。

 国道291号の表示。
 その先のカーブを曲がると…

 踏切が見えた。
 駅側を見ると…

 駅ホームが少し見えた。線路沿いに道があれば,距離がかなり縮められるだろう。谷川岳登山客のための駅であればこちらよりにホームも作れたような感じがするスペースだ。迂回が多いこの構造になったのは何なんだろう。
 反対側を見ると…

 川の上を越える橋になっていて,その先には…

 トンネルの入口があった。下りでは1駅前から国境のトンネルに入っているが,上りの場合,一続きのトンネルはここまでになっている。
 踏切を渡るとすぐに…

 山の家の入口があった。ここを進むと駅のちょうど裏に着くが,道がないので駅までは結構距離がある。

 途中ところどころに建物があるが,使用されているかは分からないものが多い。

 土合橋の表示。
 橋から見た下流側。

 上流側は…

 滝になっていた。雨のせいか元からなのかは分からないが,水の流れがかなり激く,橋の上にも水滴が飛んできた。
 滝の先は…

 また広くなって見える川の姿があった。今回の目的地はこの上流だ。
 駅から約10分。だいぶ進んだような気もするが,山の本格的な入口まではまだ結構ある。

(652) 長い川の上流

2011年10月29日 23時38分23秒 | 風景
 甲府から軽井沢の方へ移動していて、長野県に入って2つ目の信濃川上駅。

(2011年9月5日撮影)

 この駅を出てしばらくすると…

(2011年9月5日撮影)

 川が見えてきた。山梨よりの場所を信濃川が流れているとは思わなかったので、この川が日本で一番長いと言われているあの川だということはすぐに受け入れられなかった。以下、車内から見られた景色をいくつか…

(2011年9月5日撮影)


(2011年9月5日撮影)


(2011年9月5日撮影)


(2011年9月5日撮影)


(2011年9月5日撮影)

 新潟に行ったときも新潟市内を信濃川が流れていることを分かってなかったので、名前と日本一長いということ以外はあまりどこを流れているか気にしてなかったことに気づいた。

(651) 屋久島安房の景色

2011年10月28日 04時23分18秒 | 風景
 何の記事を書こうかと考えていたらふとこの景色を思い出したので写真を並べてみたい。
 宿泊先から見た安房川の河口付近。

(2008年2月28日撮影)

 右の方に視線を移していく。

(2008年2月28日撮影)

(2008年2月28日撮影)

(2008年2月28日撮影)

 河口側は工場のような感じの建物があってかなりイメージが違う。朝日が昇る景色はまた違う。

(2008年2月28日撮影)

 下に見えていた橋の方へ行く。

(2008年2月28日撮影)

 まんてん橋と名付けられたようだ。ドラマで使われていた「じゃあばってん」とか聞き慣れない方言が懐かしい。

(2008年2月28日撮影)

 川が見えないだけで同じ橋でもだいぶ雰囲気が違う。
 今度は海側に見えていた大きな橋の方へ向かう。

(2008年2月28日撮影)

 右側に見えるホテルは傾斜を利用したつくりになっている。

(2008年2月28日撮影)

 まんてん橋側。奥に見える山は雲がかかっていることが多いのだがこのときは見えなかった。

(2008年2月28日撮影)

 海側。この向こうには種子島がある。屋久島と違い,低い島なので姿を確認しにくいが…

(2008年2月28日撮影)

 集落。
 数日間泊っただけなのに,強い印象が残っている場所だ。

(650) 淀川(2) ~北港側~

2011年10月27日 03時28分48秒 | 遡上
【淀川】の記事

1 (331) 矢倉緑地
2 (650) 北港側


 前回の記事では西淀川区側の淀川河口を取り上げたので,今回は反対側の此花区側の河口の風景を取り上げたい。

(2010年7月17日撮影)

 河口付近。川幅が広くてどこからが海なのかというようなことは全く分からない。
 向かって右側。

(2010年7月17日撮影)

 ここから高速を使わずに行くとかなり遠い兵庫県の工場が見える。
 左側…

(2010年7月17日撮影)

 公園のようになっていて,ヨットハーバーがある。

(2010年7月17日撮影)

 入り口の方へ向かう。奥には舞洲の立派な施設群の姿が見えている。

(2010年7月17日撮影)

 入り口。ここだけ見るとヨットハーバーという印象はあまり受けない。
 舞洲に渡る橋の方に少し進むと…

(2010年7月17日撮影)

 大阪市漁業組合という文字の書かれた建物があった。大阪市にも漁業組合が存在することに立地上十分不思議なことではないのだが,都市部のイメージが強すぎてすぐに整理しきれなかった。
 再び最初に河口を見た場所の方へ戻る。

(2010年7月17日撮影)

 川とは反対側だが緑地帯もある。
 さっき河口を見た付近にある灯台。

(2010年7月17日撮影)

 この辺りから上流の方を見る。

(2010年7月17日撮影)

 高速の橋が見える。直線距離で兵庫県まで侵入できるのだが,この辺りに上り口があったかどうかは分からない。
 堤防の下に並ぶ碑。

(2010年7月17日撮影)

 川沿いの道を上流に向かって進んでいく。

(2010年7月17日撮影)

 上流側から見た橋。もう少し上流側からほぼ全体像を見る。

(2010年7月17日撮影)

 堤防から見た川と反対側。

(2010年7月17日撮影)

 工業地帯となっている。

(2010年7月17日撮影)

 道路と堤防が離れていくところ。堤防上の道を進んでいく。

(2010年7月17日撮影)

 再び河口側を見る。

(2010年7月17日撮影)

 反対側の岸には前回の記事で取り上げた矢倉緑地が見える。

(2010年7月17日撮影)

 さっきまで遠くに見えていた背の高いマンションを通過。
 この辺りの堤防はスーパー堤防というらしく,阪神大震災で被害を受けてからさらに強力な仕組みのものになっているらしい。

(2010年7月17日撮影

(2010年7月17日撮影)

 機能はすごいのだろうが,説明がなければただの堤防にしか見えないところがまたすごいのだと勝手に解釈した。

(649) 【続・水没集落からの脱出 3】 川の向こうの集落

2011年10月26日 03時44分28秒 | 現在の中の過去
開設3周年記念ということで最近シリーズ化して取り上げていたこのシリーズの記事を書いてみます。こんな雑なブログに訪問くださり有難うございます。
【続・水没集落からの脱出】の記事
→第一弾の小和田はこちら
  観光地天竜峡はこちら

1 川まで迫る崖の下の空間(586)
2 集落への登り道(605)
3 川の向こうの集落(649)

※ 写真撮影日:2011年3月3日
 (1)の記事最後の分かれ道まで戻る。

 今度は右側の下の道を進んでいく。

 しばらく歩くと大きな橋にたどり着く。その後ろを見ると…


 発電所からダムの放水への注意が書かれていた。近くを見まわしてみると…

 隅の方に何かがあったので近寄ってみた。

 道路にあるようなデザインの道案内があった。(2)の記事では別の道で田本集落にたどり着いたが,この田本集落のさす方を見てみると…

 また別の道に続いてそうだった。気付かなかっただけで途中で前回の記事の道につながっているのかもしれない。
 橋の方を見てみる。

 橋の上へ。

 そこまで揺れなくて結構渡りやすかった。
 下流側。

 上流側。

 少し下の方の岸を見ると…

 橋の跡のようなものが見えた。昔はもっと低い場所にあったのかもしれない。
 渡り切る前ぐらいに今来た方角を振り返ってみた。

 左側(上流側)には…

 橋の上の線路が。
 右側(下流側)には…

 田本の集落に行く途中に何度か見た高いところにかかる橋が見えた。
 橋を渡りきり,その先の道を進んでいく。

 途中からは車道のような感じの道に変わっていく。

 川のあった方向を少し見てみる。

 その先で道が少し開けた場所に着く。橋から大体5分ぐらいが経っていた。今来た道の方を振り返る。

 駅方面への通路は右側の道。案内は特にない。
 その横からは駅の方へ渡るため橋が見える。

 開けたほうに進んでいくと…

 家があった。こちらの道では駅から最初の家のように思う。
 畜産業を営んでいそうな家の目を通り,もう少し進むと…

 集落のようなところに着いた。この先まっすぐ進むと一つ隣の温田駅の方に着くが,結構な回り道で時間に余裕がなかったので田本駅の方に引き返した。田本の集落よりは標高は低そうだが,駅の下にあって水没した集落よりは高い位置にあるのだろうがそんな感じがしなかった。
 続編の方もこれで終わりになりそうで,天竜川沿いの無人地帯の駅から集落を目指すシリーズもこれで一区切りになりそうです。

(648) 近くではなく上に着く駅

2011年10月25日 01時25分44秒 | 現在の中の過去
 (227)の記事や(556)の記事の一部で取り上げたことがありますが,別の写真も加えて独立した記事で書いています。


(2009年11月25日撮影)

 阪神の武庫川駅。川の名前が付けられているが,川に直接着くのではなく,川の近くに着くのが普通だ。
 ここの場合も…

(2009年11月25日撮影)

 奥の木が生えているところが川岸で,川の堤防の手前に支線のホームが設置されている。
 少し前の方へ行き,反対の方を見ると…

(2009年11月25日撮影)

 電車が通路の下に止まっていた。その上の手前と奥に本線のホームへ行くための通路がある。改札外の通路を本線のホーム側にそのまま進んでいくと…

(2009年11月25日撮影)

 川を越える橋になっていた。柵の隙間から改札内が見えるが,この位置には電車が止まらないために線路に柵がしてある。
 電車の中から見たホーム。

(2009年3月10日撮影)

 柵の向こうに川が見え,本当に川の上にいることが実感できる。
 下の方の線路も見ると…

(2009年4月12日撮影)

 川の水面が見える。ホームからの転落に備えてか,線路の間に金網がしてある。
 改札外の通路に戻って,ホームで待っているお客さんの横を金網越しに通り,尼崎市側の対岸に着く。

(2009年11月25日撮影)

 通路は駅舎の脇に続いてく。外から見た出入り口。

(2009年11月25日撮影)

 こちらから見ると改札外にも川を渡る通路があることは気付きにくい。

(2009年11月25日撮影)

 踏切を挟んだ反対側にも…

(2009年11月25日撮影)

 駅の入り口がある。
 このホームを川の上流側から見る。

(2009年11月25日撮影)

 ホームの一部が川の上ということは結構あるように思うがほとんどが川の上というのは今のところここしか見たことがない。電車の長さより川幅の方が長いので,西宮側の入り口を使うと乗車位置までそこそこ歩かされるようになっている。

(647) 鴨池川 (1) ~見えている部分~

2011年10月24日 23時52分12秒 | 遡上
 
 鹿児島市を流れている鴨池川の河口。

(2008年12月15日撮影)

 その向こうには海釣り公園の橋が見え,向かって左側には調水路の橋がある。
 上流側の方を見てみる。

(2008年12月15日撮影)

 水深もそれなりにあって,海も近いからか船が結構停められている。その向こうには県庁が見える。先のカーブを曲がった先をその上流側から撮影。

(2008年12月15日撮影)

 ここにも船が止まっている。この辺りの流れを県庁の18階の展望台から見る。

(2009年1月20日撮影)

 陸上競技場の手前で川はまたカーブする。

(2008年12月15日撮影)

 先に見えている橋からこっち側を見る。

(2008年12月15日撮影)

 その先,市営プールや図書館などの集まる敷地の横を流れていく。中央の通路の出口から横断歩道を渡り,川に近づくと…

(2008年12月15日撮影)

 歩行者用の橋がかかっている。

(2008年12月15日撮影)

 鴨池人道橋という名前のようだ。その脇の方には…

(2008年12月15日撮影)

 小さな神社がある。
 木々に囲まれた部分を抜けると…

(2008年12月15日撮影)

 水質はそんなに変わらないはずなのに川の印象がだいぶ変わる。
 この河原の堤防には…

(2008年12月15日撮影)

 コンクリートの隙間から木が生えている。小学生のころ,この木の付近で友達としゃべっていたこともあった。それぐらい落ち着く場所だったのかもしれない。
 その先のダイエーの方を見ると…

(2008年12月15日撮影)

 この先の流れはすべて暗渠となっていてどこを流れているのかははっきりとは分からない。2方向に分かれているようだが大体その流れが届きそうなところに暗渠になった場所かなと思うところは心当たりがあるので次の機会にでも取り上げたい。
 小さい頃は暗渠なんて発想はできなかったので,こんな規模の川の水がどこから来ているのかということは疑問だった。暗渠と分かってもどんなところが水源になるのかいまだに納得のいく答えが見つからない。

(646) 【修行の山のふもと 6】 道に迷った極楽のような場所

2011年10月23日 01時29分17秒 | 旅・散策の足跡
【修行の山のふもと】の記事

1 (516) 学問の神とイルミネーション
2 (538) 山の下の駅
3 (545) 結構下に見える集落
4 (566) 高い駅から下の集落へ
5 (626) 無人地帯の駅と離れた集落
6 (646) 道に迷った極楽のような場所

※ 写真撮影日:2011年1月8日撮影
 

 変わった形の橋を渡り…

 線路と不動谷に挟まれた道を進んでいく。

 新極楽橋を渡るとおそらく神谷の集落へ向かうために上った坂道ではない方の道路と合流する。橋自体からは極楽という感じをあまり受けないが,白い雪の世界は普段の生活とかけ離れていて極楽に来たような感じにはなっていた。

 不動谷川。気温は氷点下に近かったと思うが,水は流れていた。この道を進んでいくと…

 赤い極楽橋が見えてきた。橋を渡るために坂道を登る。

 橋の手前にはお地蔵さまがいる。
 その向こうには…

 極楽橋駅が見えた。南海の電車がこんな「南」とも「海」とも結びつかないようなところまで来ている光景は何か意外だった。南海がそんな意味で使われてないことも昔の地域区分からわかるのだけれど…
 橋の上。

 踏み跡はあるが雪でいっぱいだ。上流側の景色。

 あの駅からケーブルで山に登る予定だったのでそっちの方を目指して進んでいく。

 橋の反対側にもお地蔵様が。反対側から見た極楽橋。

 少し引いた位置から。

 雪の日に見ているので白い中に赤い色が映えてきれいな橋のように見えるが,それでもどこか名前負けしているような気がする。
 橋を越えた先の駅が見えた方向に延びる石畳の坂を慎重に上っていく。

 極楽橋駅を横に見る。大阪方面から来て高野山へのケーブルに乗り換える駅だけあって規模が大きい。こんな山奥の無人地帯にこれだけの駅があるのも珍しいだろう。
 進行方向が変わる場所の先を見ると。

 ケーブルカーの乗り場が見えた。行きたい場所は見えているのに簡単にそこにたどり着くことができない。

 ケーブルカーの線路に沿った道を登っていく。この上にケーブルの下を潜る道があってそこから駅に行けることを信じて…

 ケーブルとすれ違う。今歩いているのが,駅への道ではなく登山道なので,乗っているお客さんから物珍しそうに見られたのは言うまでもない。(そもそもこの駅の外にいるだけで相当珍しがられそうだけど…)

 ケーブルをくぐるトンネルの入り口。極楽橋から駅までそんなに離れていないはずがやたら時間がかかっているので道を間違えたような場所に心当たりがなかったのでそのまま進む。(本当の道はすでに載せた写真内に写っているけれど…)
 トンネルの反対側。

 駅の方を目指して下に下るが川に道を阻まれた。その先も道はあるが,近くの案内板がいかにも登山道というような案内だったので,今来た道を引き返す。  
 ここまで戻ったところで…

 橋の下に道があるのに気付いた。
 坂道を下り,わかれ道へ。

 極楽橋のことしか頭になかったのかこの下の道を完全に見落としていたようだ。

 橋の下をくぐり,道を進んでいく。

 駅の通路の下をくぐると…

 さっき道を阻まれた川の向かい側に着いた。そこで後ろを振り返ると…

 駅の入り口があった。一回反対側に回らないと入り口がないので駅は見えていてもどこから入ればいいのか分かりにくかった。ここまで歩いてくる人が珍しいんだろうけど…
 駅の入り口。

 例によって簡単な自動改札機があった。加えて有人。

 入り口側の通路が窓口に面している。ここで切符を買うのが普通なのだろうから,フリー切符を改札機に通して進んだら駅員さんがあれって顔をしていた。
 この後はケーブルカーで修業の山へ向かった。

 カメラの時間で…
細川駅発 11:36
神谷駅着 12:08
神谷集落付近 12:24
極楽橋(橋) 12:38
極楽橋(2度目) 12:54
極楽橋駅着 12:57
 迷って時間は余分にかかっているけれど普段見られない景色が見れて楽しかった。

(645) 球磨川の景色

2011年10月22日 01時32分35秒 | 風景
※ 2009年3月21日撮影
 八代から肥薩線で球磨川沿いに人吉へ向かったときに見た球磨川の景色を八代から順に。


















 高速道路や新幹線の高架橋をくぐる部分,ダムで水量が多い部分など結構惹かれる景色が多かった。
 坂本駅を出た後…




 葉木駅発後。



 
 海路吉雄間のたぶん支流。


 一勝地に着く前のたぶんこれも支流。

 人の手があからさまに見える景色も今回は珍しい。ダムによる増水も人工的なはずだけど,なぜだかそう感じない。

 那良口・渡間。


 人吉を出て鹿児島方面へ向かうときに最後に越えた球磨川の景色。

 線路沿いから見える景色,しかも座った座席から見えやすい方限定の写真になっているので,急流としての球磨川の姿はあんまり見えてこないが,水量豊かな川が山の中を流れている景色は結構印象深く残っている。