※ 写真撮影日:2011年3月5日
※ 今回の記事では境内の中の県境に関わる部分を中心にしています。他の部分についてはまた別の記事で。
前回記事の道を登りきると…
鷲子山上神社関連の建物が見え始める。正面に見える食堂から社殿へ向かう方角を見る。
丁度この通りの付近が県境になっているようで向かって左(北側)が栃木県那珂川町(旧馬頭町),右(南側)が茨城県常陸大宮市(旧美和村)になっている。両県の位置関係から南北方向に走っていそうな県境もこの辺りでは東西方向に走っている。向かって右側の建物の前にある案内札を見ると…
両県の地名が書かれていた。
鳥居の方へ少し前進する。
道の両側に社務所が並んでいる。左側が栃木県,右側が茨城県に属している。
左側の栃木県側の社務所。
これに対し,茨城県側は…
おみくじなどがあるにもかかわらずひとけがなかった。普段は社務所の方はいないのかもしれない。
栃木県側の社務所で…
記念に県境のおまもりを購入。「全ての願いを叶える」の言葉から茨城と栃木のパワーを感じた(笑)
社務所を後にし,鳥居の下の階段の方へ…
県境が明示された看板の前に賽銭箱があった。ここを知るきっかけになったテレビ番組では両方の社務所の取り決めで賽銭は栃木県の社務所のものとなっていたような気がする。階段を上り,社務所の方を振り返ってみる。
当然のことだが,言われなければ県境に気付くことはなさそうだ。
石畳の道を進んでいくと…
正面に楼門が現れた。
この楼門有形文化財にしてされており,そのことが表示されているのだが…
向かって左側には…
栃木県の表示が,右側には…
茨城県の表示がされていた。
門の中の像。
上が栃木県側,下が茨城県側。一緒に見ると顔つきに差があるのが分かった。
この門を抜けると…
再び階段がやってくる。ふくろうの階段の案内はここでされているが96段の最初は社務所のところから数えているようだ。その階段の途中には…
富士山が見えるとの案内があった。福島県がだいぶ近い位置になっているが,ここからでも見えるんだと意外に思いながら見た景色。
自分の目で確認することはできなかった。雲が多いからこの写真にはたぶん写っていないとは思うけれど。
この付近からさっきの楼門を振り返る。
階段をほぼ登りきると再び門が現れる。
この先には拝殿がある。この門の向かって左脇に…
大きな木がある。この木も県の名木と指定されていて…
茨城・栃木それぞれの案内が立てられている。
名木を見上げる。
少し離れたところから見た名木。
この名木に関しては階段が県境にあると仮定した場合,栃木寄りにある。階段より左に県境があるのか,県境が一定の幅があるものなのか。
地図上では一本の線に見える県境も実際目の前にするとその姿はよく分からないものだなって感じた。