時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(594) 【区内から続く渓谷】 1 モグラルートから見た渓谷

2011年04月26日 02時31分22秒 | 現在の中の過去
【区内から続く渓谷】の記事

1 モグラルートから見た渓谷(594)
2 観光化された旧ルートからの渓谷(621)
3 (666) 渓谷の真ん中を現から旧へ

※ 撮影日 2011年4月17日

 大阪市や神戸市から約1時間で行くことのできる武庫川の渓谷についての記事も同時に書き進めているが,京都市と亀岡市の境界にも似たような保津峡の渓谷がある。こちらの方は都心からのアクセスがいいことに加え,嵯峨野や嵐山と隣接していることもあって観光地としての色合いも強く感じる一方で,線路から離れれば立派なハイキングをすることもできる。渓谷内をJRの線路が走っていて,渓谷沿いに進むルートからトンネル中心のルートに切り替わっている点も似ている。今回の記事では,新しい方のトンネルルートから時折見える渓谷の風景をまとめてみたい。


 嵯峨嵐山駅。JRの駅だが,観光地としての嵯峨嵐山とは少し離れた,しかもやや分かりにくい場所に立地している。駅の2階の通路から竹林や寺院などが集まっている方面を見てみる。

 山がすぐに迫り,都市近郊とは思えない雰囲気が出ている。手前の方を見ると…

 JRのホームに隣接してトロッコ列車の駅がある。このトロッコのルートがかつての山陰本線のルートになっているようだ。
 亀岡側に行った野々宮神社付近。

 竹林に挟まれた場所を線路が走っている。

 この先にトロッコの嵐山駅がある。竹林を迂回して駅の方へ行くと…

 トンネルの上の部分に着いた。少し場所を移動すると…

 竹林の下に駅が見える場所がある。嵐山からもトロッコに乗れるというのは聞いたことはあったけれど,こんな立地の場所から乗るのだとは思わなかった。


 この駅のある場所が新旧ルートの分岐点になっている。
 横に見ていたトンネルを抜けると…

 一瞬だけ保津川の景色が見え,川を渡るとすぐに別のトンネルに入る。
 そのトンネルを抜けると,また保津川を越える橋の上に出る。

 その橋の上に保津峡駅がある。この下を流れている保津川が京都市と亀岡市と市界になっているようだ。京都市内の部分でも西京区と右京区の界となっている。駅舎のある亀岡側は…

 特に桜がきれいだった。駅の端はまたすぐにトンネルになっていて,そこを抜けると…

 また川が一瞬だけ見える。次のトンネルは短く…

 また明るい部分で保津川の上を越える。地図を見ると川自体がかなり曲がっているのが分かる。
 またトンネルに入り,また抜けて…

 一瞬だけ保津川を見て,またトンネルへ。
 このトンネルが最後でそこを抜けると…

 開けた空間が見えるようになる。

 すぐにトロッコの線路とも併走する。その直後に…

 トロッコのだけ亀岡駅がある。JRの亀岡駅とはだいぶ離れた場所に立地している。
 その駅から1kmもないぐらいの距離に…

 馬堀駅があった。JRの亀岡駅はこの駅の隣駅になり,まだ離れている。
 駅の歩道橋から京都市側を見る。

 線路に沿って桜がきれいに咲いている。時期を逃したと思っていたがまだまだいけた。その奥に黄色い菜の花畑がある場所がトロッコの駅。さらに奥には渓谷を形成していた山が見える。新ルートでも一瞬だけなら何度か渓谷の風景を見ることができた。

(593) 有数の繁華街のバス停

2011年04月25日 01時09分19秒 | 現在の中の過去

 大阪市難波。府外でも名前を聞くことがあるような繁華街で,市内には「なんば」行きのバスもかなり見かける。難波へは電車か自転車で行くことが大概なので,バス停がどこにあるかは考えたこともなかった。
 南海の難波駅から…

(2011年4月2日撮影)

 このスクランブル交差点の向こう側へ渡り,奥に見える高速に沿って歩いていたら…

(2011年4月2日撮影)

 高速の真下になんばバス停を見つけた。南海難波駅から数分歩いたぐらいの距離なのだが,街の印象がだいぶ違って感じた。
 バス停側の道を進んでいく。

(2011年4月2日撮影)

 バス停に沿って建っているビルはなかなか古そうな感じで飲食店が入居している。難波が古くからの繁華街であることの証拠だろう。

(2011年4月2日撮影)

 バスのりば。方面別に乗る場所が分かれている。横にあるビルを見ると…

(2011年4月2日撮影)

 ビルの中を通って反対側へも抜けられるようだ。反対側の通りは最初の写真の正面に見えた道につながっているが,そこも味がありそうな商店街だと感じた。

(2011年4月2日撮影)

 北側ののりば。乗車券の販売窓口もある。そこからさらに北へ行くと…

(2011年4月2日撮影)

 今度は降り場が設けられている。乗り場ほど人気(ひとけ)はないが…

(2011年4月2日撮影)

 こちらも併設されたビルに飲食店が入っている。土地勘無く,道頓堀付近の様子を思い浮かべて,難波にバスで来た場合,降りる場所を間違えたと思うような気もする。自分だけかもしれないが…

(2011年4月2日撮影)

 千日前通りに面したバス停への入口。場所を知らないとここを見つけるのも大変そうだ。
 駅とも御堂筋より東側のアーケードとも違った繁華街の姿を見られたように思う。

(592) 古そうな橋

2011年04月16日 06時05分12秒 | 現在の中の過去

 大阪市城東区。今里筋の鴫野と中浜の間に架かる橋から上流側に見える橋。

(2009年10月4日撮影)

 大阪市に架かる橋にしては古そうな印象で珍しいなと感じていた。
 別の日にこの橋を渡ってみようと思って近づくと…



(2011年4月10日撮影)

 入口がふさがれていた。段の上に登ることもできないので,いつできた橋なのかも分からなかった。
 もう一つ上流側の橋で反対へ。

(2011年4月10日撮影)

 反対側の入口。

(2011年4月10日撮影)

 こちらは道路と同じ高さに橋の床があるので,橋の上の様子が見えた。

(2011年4月10日撮影)

 結構前から閉鎖はされているようだ。解体の費用がないということだろうか。

(2011年4月10日撮影)

 鴫東橋と書いて,「しぎとうばし」と読むようだ。「鴫」って音読みはないのかな?
 脇の方から橋の姿を見る。

(2011年4月10日撮影)

 どこかに架けられた日付が書いてありそうだが,立ち入れる範囲から確認することはできなかった。大阪の老朽化の基準はどのくらいなのだろう。新しい橋が多いので結構早そうにも思う。


(591) 幹線道路沿いの歩道に…

2011年04月10日 01時28分32秒 | 現在の中の過去

 大阪市鶴見区と大東市の境ぐらいの外環状線沿い。

(2011年4月9日撮影)

 人の寝床になっているような雰囲気も無いのに歩道に柵があった。その柵に付いている貼り紙を見ると…

(2011年4月9日撮影)

 中国語でのたぶん貼り紙禁止の警告と屋台などを出店しないようにとの警告だった。昼間だからかもう昔のことなのかは分からないが,何となくどんな人たちが何をしていたのかは分かったような気がした。

(590) 九州旧幹線で・・・

2011年04月08日 05時32分56秒 | 旅・散策の足跡

 地震のニュースの影でひっそりと開業した九州新幹線。値段の面で飛行機よりも融通が利かないので,移動において費用を重視している自分にとってはしばらく縁のないものだと思っていた。3月の三連休頃にした鹿児島~大阪間の移動においてもほぼ併走している旧幹線(在来線)を利用した。ただ移動が2日に及ぶよりはコストが抑えられるということで,川内~新八代間のみは肥薩線で迂回やおれんじ鉄道利用はしなかった。なので…

(2011年3月21日撮影)

(2011年3月17日撮影)

 全線開通してから使われている新幹線の車両に乗っていたことを自分でも忘れてしまっている時がある。行きがさくらで帰りはつばめに乗ったはずだが,乗車した区間においては何の差もなかったので,この2つの違いも分からない。
 在来線から見た新幹線の風景を南から並べてみたい。
※時間は2011年3月21日に使用した電車とその前後の電車の時刻で記載し,距離についてはwikのデータ(在来線は営業キロで新幹線は実キロの数値)を用いて計算しているので実際の絶対距離の数値とは異なる可能性ありです。

1 中央がつく端っこの駅。

(2011年3月20日撮影)

 上に新幹線の電線が見えるが,翌日はこの隣駅からこの駅を6時35分で出る電車で川内へ。


在来線46.1km約50分
新幹線35.3km約13分


2 川内

(2011年3月21日撮影)

 人に渡しきれずお持ち帰りになったせんだい土産と一緒に。ここからは新幹線で移動。


3セク51.3km約1時間
新幹線32.7km約11分


3 出水

(2011年3月21日撮影)

 到着前に下を走る1両の三セクの列車が見えた。鉄道のプロがやってもどうしようもない区間がだけが三セク化されたことによる経営状況がよく伝わってくる。
 この次で県境を越えるのだが県境にまたがってそこそこの規模の市が2つあるので,その両方に駅ができてしまった。


3セク19.8km約15分
新幹線16.0km約7分

4 新水俣

(2010年3月28日撮影)

 駅間が近過ぎるからかルートに合わせたのかは分からないが,水俣駅から一駅3.8km離れたところに駅がある。駅舎の後ろから少し見える背景から自然いっぱいだということが伝わってくる。下にできた3セクの駅は無人駅だし。県境でややこしいのだろうが,どちらか一方でよさそうな気がする。


3セクと在来線48.6km約65分(乗換え除く)
新幹線42.8km約14分


5 新八代

(2011年3月21日撮影)

(2011年3月21日撮影)

 全線開通で用なしになった在来線への抜け道はまだ残っていた。八代駅から一駅2.8km離れていてここの周りも広々としているが,在来線の駅は有人。ここからは旧幹線へ。
 熊本へ向かう途中には…

(2011年3月21日撮影)

 高架の向こうの低いところに新幹線が並べられていた。基地が移ったようだが,それ以外にあるものもできていた。

(2011年3月21日撮影)

 新しい駅ができていた。でも無人駅のようだ。

(2011年3月21日撮影)

 駅のイラストにもこの駅のホームに停まることのない新幹線が描かれていた。通過人にとってはまた所要時間が増えたぐらいの間隔しかなかった。


旧幹線32.9km約35分
新幹線31.8km約11分

6 熊本

(2011年3月21日撮影)

 高架橋の橋桁が1年の間に立派な駅になっていた。在来線の方も高架化の工事が始まっている。

(2011年3月21日撮影)

 今の段階では在来線の駅舎と新幹線の駅舎は結構離れている。市街地から外れたところにある駅だけに高架化の効果がどれだけあるのか気になる。
 9時20分初の在来線で大牟田方面へ。


旧幹線(熊本~玉名)28.0km約35分
新幹線(熊本~新玉名)21.9km約9分

7 新・旧玉名

(2011年3月21日撮影)

 直線距離でも約3km離れたところに新が付く方と付かない方の駅がある。在来線の駅が市役所付近にある。在来線でも結構早く着いた気がした。


旧幹線(玉名~大牟田)21.1km約19分
新幹線(新玉名~新大牟田)16.6km約7分

8 新・旧大牟田

(2010年3月28日撮影)

 新が付く駅と付かない駅の間が直線距離で約7km。市役所は新の付かない駅付近にある。玉名との間で県境をまたいでいるので色々もめたのかもしれないが,どちらか一方でいい気がする。熊本~新大牟田でも南の方の一駅分ぐらいだし。水俣と同じこと書いてる。
 熊本から1時間もかからないで福岡県に入り,結構早く着いたと感じながら快速に乗り換え。4駅ぐらい飛ばして瀬高に着いたあとしばらくすると…

(2011年3月21日撮影)

 矢部川を越えるあたりでしばらく離れていた新幹線の線路と合流する。
 のどかな風景を見ていると筑後船小屋駅が見えてきた。


旧幹線(大牟田~)17.8km普通約18分・快速14分
新幹線(新大牟田~)11.8km約7分

9 筑後船小屋

(2011年3月21日撮影)

 4駅も飛ばしたのに快速と普通の時間があまり変わってない。そんな差がつかないぐらい距離が短いのだろうか。この駅については以前も記事を書いたぐらいなのでまた別の記事で書きたいと思う。電車で通過しただけでも色々書けそうなぐらいの場所(笑)


旧幹線15.8km普通約16分・快速16分
新幹線15.9km約7分

10 久留米

(2011年3月21日撮影)

 船小屋からはほぼ併走。在来線,快速は一駅飛ばしているはずなのに,乗った電車とその後の普通比べたら所要時間一緒だった。秒単位が違うのかな。久留米を出ると…

(2011年3月21日撮影)

 新幹線の線路と在来線の線路が分かれる。


旧幹線(~鳥栖)7.1km普通約8分・快速6分
新幹線(~新鳥栖)5.7km約4分

11 新・旧鳥栖

(2011年3月21日撮影)

 新が付く方と付かない方は在来線で一駅の2.9km離れている。てか,いくら県境を越えていて,在来線で久留米から新鳥栖に行くには鳥栖で鹿児島本線から長崎本線に乗り換える必要があるからって4分で新幹線停めるとか…普通列車がもっと長い距離をノンストップで走っている区間もそれなりにあるし。東京周辺の方がもっと短い距離で駅があるといってもそこほどの利用者がいるわけではないし。鳥栖には長崎新幹線を分岐させるためとか久留米は人口はそれなりにいるとかありそうだけど。


旧幹線(鳥栖~)28.6km普通約56分・快速33分
新幹線(新鳥栖~)26.3km約15分

12 博多

(2011年3月21日撮影)

(2011年3月21日撮影)

 ここに来るのは薄暗い時がたいがいだったので,こういう景色を見るのは初めてではないがよく覚えていない。

(2011年3月21日撮影)

 駅前も工事中しか見たことがなかったので,ものすごく変化して見えた。
 その後,九州内には小倉に…

(2011年3月21日撮影)

 新幹線の駅はあるがここは本州の会社の管轄になっている。確かに福岡も西日本とは呼ばれていて,大阪に東海があるのほどの違和感はないし,もともと向こうのものだったとかなったら当然なのかな。博多~小倉は在来線だと1時間を越えてしまうので,他の北九州の新幹線駅の間隔と比べると新幹線らしい気がする。
 それにしても…

(2011年3月21日撮影)

 線路作る経費は空洞を作ったりして節約しているらしいけど,駅の建設費とか短距離で停車させてまた加速させる電気代とかで相当金を使っているような…
 快速でも…

(2011年3月17日撮影)

 ほぼ隔駅(黄色い駅が快速停車駅)で停まっているような会社だから,新幹線もそうなのかな。他の理由があるのは確かだけど。

(589) 【栃茨県境3】バス停から県境神社への道

2011年04月06日 04時53分41秒 | 旅・散策の足跡
【栃茨県境】の記事

1 県境バス停(565)
2 県庁所在地間の公共交通機関移動(578)
3 バス停から県境神社への道(589)
4 県境上の神社(600)
5 不苦労の神社(619)
6 稲荷・亀・杜(631)



※ 2011年3月5日撮影
 塙バス停のある橋の先の交差点。

 国道293号を那珂川町の方へ進んでいく。
 比較的広い道路を10分ぐらい歩くと…

 国道沿いに鳥居が見えてくる。

 実際にはここを通らなくても神社には着くので目印のようなものだろうか。

 神社の看板もある。ふくろうにまつわる神社だけにふくろうのイラストや像は多く見かける。

 鳥居から橋を越えた先に…

 神社へ向かう道が那珂川町に向かう道と分かれている。
 神社へ向かう道沿いには…

 周囲より家が集まって見えた。この先の道も…

 集落の中を進んでいくような雰囲気だ。
 このような雰囲気とは対照的に…

 ゴミ捨て場にはこんな警告がしてあった。犯罪はなかなか起きそうにないような雰囲気はするのだが国道沿いということで色々な人がやってくるのかもしれない。集落の中の道もしばらくすると…

 家の数も徐々に減っていく。

 この赤い屋根の家が見える先からは道の雰囲気が変わる。

 道端にあった畑の柵には電流が流れているようだ。動物対策だろうが,どんな動物が出てくるのだろうか。

 山道を思わせる雰囲気になる。進めば進むほど…

 山らしさは増していくというかもうすでに結構登り坂を上っている。

 林の中に1つだけあるお墓を見つけた。そこに行くための道と橋が作られている。
 さらに登っていくと…

 遊歩道みたいな入口がある。
 

 ここを通っても神社にはたどり着くようだ。こちらの道は別の記事で触れたい。その分かれ道の脇には…

地面に白いものが見えた。石灰化と思ったがそうではなく雪だった。正午前でも雪が溶け残るような標高に来ているということだろう。車道を進んでいく。

 途中にはそれなりの数の碑が建てられている。

 カーブと勾配の続く完全な山道になってきた。ここまで来ると白い物体は雪以外の何でもない。しばらく上ると…

 大型バス用の駐車場があった。ツアーでこの神社が訪問地となることもあるようだ。そこをしばらく進むと…

 車用の駐車場が表れ,境内の入口へたどり着く。

(588) 金物店建物の真ん中から入る商店街

2011年04月05日 03時39分58秒 | 現在の中の過去

 鹿児島市役所前。

(2010年3月26日撮影)

 市電も走る道路の向こう側に金物店が見える。
 中央にドアのなさそうな入口が見えたので近寄ってみると…

(2011年3月18日撮影)

 商店街の入口があった。中へ入る。

(2011年3月18日撮影)

 奥へ進む。

(2011年3月18日撮影)

 さらに…

(2011年3月18日撮影)

 横筋へ抜けとなりの筋を歩いていく。

(2011年3月18日撮影)

 こちらの方が店舗という感じの店は多そうに見える。
 その隣の少し大きな筋へ。

(2011年3月18日撮影)

 正面に市役所の新館が見える。
 懐かしい感じのする場所から見る真新しい建物の対比が個人的には好きだ。
 平日の昼間なので他の時間帯に来ればまた違った姿が見られるのかもしれない。

(587) 2つの王将のある商店街

2011年04月04日 05時16分04秒 | 旅・散策の足跡

 大阪市港区の八幡屋商店街。

(2011年3月31日撮影)

 5つのアーケードの道が集まるドーム上の屋根の部分。

(2011年3月31日撮影)

 このちょうど屋根のなくなる一角に…

(2011年3月31日撮影)

 うどん屋の王将がある。
 この5本の道のうち築港の方へ行く道の一つを進む。

(2011年3月31日撮影)

 アーケードを抜ける。

(2011年3月31日撮影)

 この入口だけ見るとさっきの道の集まるような規模の商店街だとは思えない。
 この出口の道路を挟んだ反対側に…

(2011年3月31日撮影)

 中華料理屋の王将があった。餃子…とも大阪…とも関係はなさそうだ。
 上本町では見られなくなったどちらでもない王将が2つも見られて思わず写真を撮ってしまった。

(586)【続・水没集落からの脱出 1】川まで迫る崖の下の空間

2011年04月03日 04時24分03秒 | 現在の中の過去
【続・水没集落からの脱出】の記事
→第一弾の小和田はこちら
  観光地天竜峡はこちら

1 川まで迫る崖の下の空間(586)
2 集落への登り道(605)
3 川の向こうの集落(649)

※ 写真撮影日:2011年3月3日
以前,静岡県浜松市天竜区小和田から塩沢集落に脱出した記事を書いた。
【水没集落からの脱出】の記事
1 入口編(306)
2 駅前メインストリート編(326)
3 最寄の民家とつり橋編(359)
4 集落への道(395)
5 徒歩1時間の集落(405)
6 駅を離れても(482)

 この場所の場合,集落にたどり着くまで徒歩1時間だった。これほどまでは時間がかからないが,似たような条件の場所が長野県の泰阜村にあったので脱出に挑戦してきた。脱出する前には,同じ天竜川沿いでも観光地化されている天竜峡を見てきた。

 人家や旅館などが並ぶ天竜峡駅前。前述の記事で書いたとおり…

 渓谷の舟下りができる。しかし,シーズンオフなので電車で下っていくことにした。ずっと川沿いを行くわけではなく,トンネルの部分もだいぶあるが…
 隣駅の千代。川沿いに駅があり,まだここも舟下りのコースだ。

 駅前の様子。車道はあるものの集落までは結構道のりがあるようだ。電車だとトンネルを通るので隣の天竜峡までそんなに距離を感じないが,陸路でいくとえらい回り道をすることになるようだ。
 その隣の金野。

 ここも川沿いに駅はある。舟下りもここを通過する。「6 駅を離れても(482)」の記事で書いた時は工事中だった部分が…

 今回は…

 工事が終わってきれいになっていた。この駅も駅周辺に人気はないので,人の手を感じる場所になったかもしれない。川の下流の問題もあるので安全には変えられない問題だが…

 駅の出口付近。

 駅のホームの端。駐輪場らしきものが見える。

 駅より下流側の景色。橋が見えるが駅から脱出する経路かもしれない。
 隣の唐笠駅。

 ここに舟下りの降り場がある。駅より少し下流側では…

 舟下りの宣伝も見られる。天竜峡駅で降りるようにとの注意書きも出ている。この駅の周辺には人家もそれなりにありそうだ。

 泰阜村役場のある門島駅を出ると次が目的地になる。降りる時に車掌が切符をチェックするので,変な顔をされないだろうかと思いながら駅に着くのを待った。
 着いた駅。川の上流側方向。

 手前に見える駅名の看板の裏には…

 指で駅名を書いた跡が残っていた。
 待合所。

 ベンチが置かれている。写真には見えないが,手前には…

 本棚があって時間つぶし?ができるように本が数冊置かれている。駅用のノートもあった。待合所の上流側を見ると…

 2004年の文字が刻まれたがけ崩れ防止用のフェンスがあった。
 駅の上流側はすぐにトンネルになっていて,その次のトンネルもすぐに見えていた。ものすごい地形のところに駅が作られているということだろう。
 こちらには出口がないので駅のホームを下流側へ向かう。

 待合室のある奥の空間は割と広いのだが…

 途中から急に崖が迫り幅が狭くなっている。しかもカーブをしているので向こう側がよく見えない。崖に取り付けられた電灯。ものすごい光景だ。
 線路の向こう側には…

 天竜川の川面がすぐに見えた。絶壁の崖を削って線路を通したんじゃないかと思ったが,よく考えたら天竜川がダムの影響で増水しており,その前はこの駅付近も人家があったという情報を見ていたことを思い出した。
 駅の出口。

 トンネルの上を越えて外の世界へ行くようだ。

 トンネル脇の階段。結構急。道はここしかなく,車道は駅までつながっていない。
 トンネルの上から見た駅。

 川まで迫った絶壁であることがよく分かる。
 ここからの脱出ルートだが,駅の待合所に書いてあった。

 避難所の中学校はすぐ真上にあるようだ。しかし,あの崖を登る手段はないので約2km,30分の徒歩移動となる。ここで緊急事態に出くわしたら無事避難所にたどり着くことさえきついことかもしれない。
 トンネルの上を越えて下流の方向へ行くと…

 道が2つに分かれている。向かって左の上り道がさっきの避難ルート。向かって右側の道も別の集落へ抜けることが可能だ。

(585) 天竜川渓谷の観光地(2)

2011年04月02日 23時00分04秒 | 現在の中の過去
(1)の続き。
※ 2011年3月3日撮影
 さらに階段を下って下に見えていた橋の方へ下っていく。

 橋の入口。

 20人以上は乗らないようにとあるが,人が多かったら数えるのも困難そうだ。そんなときは無理に渡るのはよすのがいいのだろうか。
 橋の上から見た上流側。

 下流側。

 橋の上で足元を見てみる。

 それなりに揺れていたので撮影しながらも少し怖かった。他のつり橋ではそんなに感じなかったが…
 渡り終わった橋を振り返る。

 橋の入口には…

 湧き水があった。
 周囲の岩壁を見ると…

 網が巡らされていた。ホタルとあるが夏はたくさんのホタルが飛んでいるのだろうか。
 また階段を登る道に変わる。

 十勝の案内があった。その辺りから見た景色。

 木に見え隠れして渓流の見通しはそんなに良くなかった。木々の間から見え隠れする感じも良かった。時間がなくてさっと通ってしまったが,実際はどの景色だったんだろう。その先にこんな案内があった。

 そちらへ行くと…

 さっきは足元にあった岩の全てを見ることができた。美しい景色ではあるが,この場所から芸名がとられているとは実際に行くまで知らなかった。
 そこをさらに道なりへ進む。

 小高い場所へつながる階段と道が分かれるところがあった。上へ登ると…
 

 2つ碑があった。片方は天竜峡碑と呼ばれているようだ。
 下へ下る。

 碑のあった場所。結構高さがある。その反対側には…

 7代目市川團十郎氏の句碑。碑は平成になってから建てられているが,句自体は江戸時代に詠まれたものだろうか。5代目海老蔵氏一座の訪問(1841年)から150年を記念して建てられたようだが…

 昭和44年に皇太子同妃両殿下が御来峡され,鳥を放たれたのを記念して建てられた碑。
 駅の方へつながる道を進むと車道に出た。その途中に…

 十勝の解説があったが,時間に余裕をもたせるため安全に配慮のいる道へは行けなかった。
 その脇に駐車場があり,正面に神社が見えた。

 階段の下。

 上へ登ると…

 この先駅へ向かう道沿いにも…

 この碑をはじめいくつか碑があった。後どれくらいかかるんだろうと思いながら駅の正面に出た。