時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(684)  府県境の酷道 (5) 

2011年11月30日 23時53分46秒 | 現在の中の過去
【府県境の酷道】
その1(528)その2(561)その3(606)その4(658)その5(684)その6(732)

※ 2010年11月21日撮影
 坂道を下っていくと…

 碑のようなものが多く集まった場所に着く。



 やや遠くから…

 ○○大神と書かれた碑が並び,その前には小さな鳥居のようなものが立っている。

 坂を下る途中,平野の風景が少し見えた。

 その先の国道も…

 言うまでもなく幅が狭い。
 少し下へ行くと…

 木々の間から下に寺のようなものが見えた。
 さらに進むと…

 寺の入口付近に着いた。
 国道を離れて寺へつながる道へ。

 寺の境内。











 狭い場所にある寺だが,中には滝を含めて様々な場所があった。

(681) 意外と平坦な道の中にある数少ない坂

2011年11月27日 23時58分27秒 | 現在の中の過去
 高3の夏休みにほぼ思いつきで自転車で鹿児島市から指宿市へ行ったことがあった。観光気分だった行きとは違って時間に追われていた帰りはかなり早い時間で移動ができていた。しかも,そこまできついとは思っていなかった。
 大学生になってから何回か行ったことがあるが,そのときに鹿児島には多いはずの坂がこのコースにはあまりないことに気づいた。その大きめの坂の一つ。

(2009年2月2日撮影)

 鹿児島市と指宿市の境目を指宿市側に越えたところにある坂。
 坂の上には道の駅がある。あまりいい写真はなかったが,指宿市街側への下り坂。

(2009年2月2日撮影)

 山がちな地形の場所にしては珍しいことのように思えた。

(680) 大阪の坂

2011年11月26日 01時24分05秒 | 現在の中の過去
大阪市に行ったことのない頃,平らな街だと思っていた。確かに大部分は起伏のない部分が多い。しかし…

 天満橋駅付近や…


 玉造や…

 生国魂神社の入口付近など坂が見られる。
 市中心部の東側をほぼ南北方向にのびている上町台地と呼ばれる部分だ。
 自転車で移動しやすい街だがここを越える時だけは降りて押すほどのものではないが疲れているときなどはきつく感じることがある。

(679) 坂道の上の坂道の入口

2011年11月25日 04時38分48秒 | 過去になる現在
鹿児島市中郡から紫原方面へ向かう道の入口。

(2011年3月18日撮影)

 生活道路として現行の下道も残るはずなので坂道の上に坂道ができる構造になりそうだ。その道路への高麗通りからの入口。

(2011年3月18日撮影)

 幅の広い道路ができるにしては通行を妨げてそうな建物がある。

(2011年3月18日撮影)

 反対の方から。周りの建物が立ち退いた中,最後の方まで営業を続けていたスーパーが入るビルだ。
 3ヶ月後,ここに来ると…

(2011年7月18日撮影)

 建物の前に何か看板があった。

(2011年7月18日撮影)

 立ち退き勧告のようなものだろう。この約1ヶ月後にここへ来たときは,店は営業してなかったように見えた。

(678)【国境のトンネル周辺散策・5】 本格的な入口までの坂道

2011年11月24日 03時43分38秒 | 現在の中の過去
【国境のトンネル周辺散策】の記事

1 (616) トンネルの中へ
2 (625) 登山前のウォームアップ
3 (640) 地下の存在を感じさせない空間
4 (653) 入山前の再確認
5 (678) 本格的な入口までの坂道
6 (692) 山道になっていく国道
7 (714) 点線区間への到達
8 (734) 外と中の境界
9 (744) 大河川の上流部

※ 2011年9月6日撮影
 川を越えると今度はトンネルに入った。

 途中の隙間から外の方を見ると…

 駅のある方角の風景が見えた。あの場所でも十分山深い場所だったんだと気づく。
 この先トンネルは…

 完全に覆われた形へ変わる。カーブを曲がると…

 出口が見えた。山の中を進んでいるような作りに見えるが…

 外から見るとただ単に屋根があるだけだというのが分かった。トンネルになってるのは,落石よけだろうか。 
 トンネルを抜けた脇に広場のようなものがある。その中には像や碑がいくつかある。










 いずれも山でなくなった人々を悼むものだ。危険なロッククライミングをするわけではないが,この山が魔の山であることをここでも再確認した。
 その先のカーブを登ると…

 駐車場とトイレがあった。駐車場は営業しているのかよく分からない。
 その先で…

 再び川を越える。下流側…

 上流側…

 左側には建物が見える。橋を渡り,カーブを曲がると…

 この建物の横に着く。

 ロープウェイ乗り場は道路の上をまたいで他の建物につながっている。

 渡り廊下の先はここにつながっている。ロープウェイは…

 はるか山の向こうの方へ向かっている。
 ロープウェイ乗り場よりも高い位置へつづら折りになった坂道は続いている。

 この先のカーブを曲がると…

 資料館があり,そこより先は…

 期間限定で一般車の出入りは出来ないようになっていた。

 国道の表示。山の中の狭い道なので国道であることを忘れてしまう。
 その先に…

 登山指導センターがある。ここから本格的に山の中へ入っていくことになる。今回のコースでは最後の手前まで舗装道だが… 

(677) 新しい坂

2011年11月23日 02時14分10秒 | 現在の中の過去
鶯谷駅から上野公園の方へ向かう道を進んでいると…

(2011年3月4日撮影)

 新坂と書かれた案内があった。確かに傾斜はあるような気がするけれど,名前のつくような坂だとは感じなかった。

(2011年3月4日撮影)

 坂の紹介がされていた。明治になって新しく出来た坂とある。坂道も人工的なものだということを再認識した。
 付近の風景。

(2011年3月4日撮影)

(2011年3月4日撮影)

 どこまでが新坂なのかはよく分からなかった。
 東京には坂道が多いって聞いてて,名前が付いた坂を見たのは初めてだったので何か嬉しかった。

(676) 寒くても夏の感じがする坂道

2011年11月22日 23時43分52秒 | 風景
 神奈川県鎌倉市の七里ヶ浜駅。

(2011年3月4日撮影)

 ここからある坂道を目指す。駅前に…

(2011年3月4日撮影)

 その坂道の脇にあるホテルの案内があった。そのホテルと七里ヶ浜高校の間にある道が今回の目的地の坂道だ。
 海沿いを歩く。

(2011年3月4日撮影)

 江ノ島と富士山。3月とはいえこの日の気温はかなり寒かった。でも写真だけ見てるとどうもそんな感じがしない。

(2011年3月4日撮影)

 目的地前のファーストキッチン。朝から食事の機会を逃しっぱなしだったので,ここで食事をとることにした。

(2011年3月4日撮影)

 この店限定のハワイアンベーコンエッグバーガー。450円。パインが中に入っている。
 店の前から見た東側の海。

(2011年3月4日撮影)

 陸側を見ると…

(2011年3月4日撮影)

 例の坂道が目の前にあった。
 踏切を越え,坂の下へ。

(2011年3月4日撮影)

 まっすぐな坂が長く続いている。
 少し登ったところから今来た方を振り返る。

(2011年3月4日撮影)

 この高さでも十分綺麗な景色だが,坂の上まで行くと…

(2011年3月4日撮影)

 また別の風景になる。ここの映像が使われているあの歌のように自転車で下ったら本当に気持ちよさそうだ。冬でもこの感じだったら真夏に来たらもっと夏らしい風景になるのかな。

(675) レールで運んでいたもの

2011年11月21日 23時12分38秒 | 現在の中の過去
※ 写真撮影日:2011年11月20日撮影
 京都市の南禅寺へつながる道の入口。

 奥に見える道路が橋のようになっていて,そこから左側を見ると…

 端っこの方だけ水路が設けられているのが,その先では池のようになっている。
 この先に琵琶湖疏水の記念館もあるようだ。
 反対側を見ると…

 同じような坂道がしばらくの間続いていそうだ。この先にこの通路へ合流できる道があったのでそちらの方へ行く。

 坂道の下の方。
 幅がかなり狭く見えるがレールのようなものが敷かれている。この上の方を見るとレールで何が運ばれていたかが分かる。

 台車の上に何かが乗っている。

 船だ。琵琶湖から水路での移動が盛んな時期もあったようで,坂道の部分はこうして船ごと台車に乗せていたそうだ。
 坂道の脇を見ると…

 水が流れ落ちていた。側溝を流れる水と流れ方はあまり変わらなそうだが,とても綺麗な水に見えてしまう。その先で道はカーブしている。

 道路より高い位置にいるので下に道路が見える。三条から山科の方へ向かう道路で下には地下鉄も走っている。

 曲がった後も同じような雰囲気の道が続く。

 蹴上駅の出入口付近から南禅寺の方へ延びる道の上を通るところ。

 下のトンネルの入口。

 中。


 再び上の方に戻ってさらに上の方へ。

 少しだけ周りの雰囲気も変わったような気がした。
 その上で…

 レールは終わる。この先にも…

 台車に乗せられた船がある。
 大津側にある橋から陸路と水路の境目付近を見る。

 この橋より先は…

 水量の豊かな水路が続いている。いくつかのトンネルを通って琵琶湖の方へつながっているそうだ。
 今いた橋。

 水運が盛んな時代は想像がつかないので,山を挟んだ琵琶湖と京都を水路で結ぶという発想があったこともなかなか共感しづらい。