一部この記事との重複もあるので,画像だけ別のものを使って書いてみます。
鴨川を下鴨神社付近からみる。
(2008年9月7日撮影)
京都は都会だから自然はあまりないという勝手なイメージから,初めて見たときには緑の多さに驚いた。政令指定都市の川でありながら,開発を感じさせないゆったりとした感じに浸りながら川沿いを歩いていた。(今考えてみると,大阪の淀川や大和川はかつてのイメージとは違った様子に見える。来る前は大和川の水なんか飲めたもんじゃないと元大阪住民から聞いていたし。)
もう少し下流の方へ近づくと…
(2008年9月7日撮影)
立派な親水公園となっている。
出身地の川が川原に降りれないものが多いので,親水環境としての川もほとんど考えていなかった。
さらに下流の方の三条駅付近。
(2009年7月17日撮影)
テレビなどでも紹介される床も見られる。
夜少し暗くなってくると…
(2009年7月17日撮影)
神幸祭の神輿が八坂神社を出発した後に撮影したもので,橋の上の行列はおそらくそのものと思われる。
また上流の方へ戻り,加茂川と高野川の合流地点付近に位置する下鴨神社へ。
(2008年9月7日撮影)
神社内の御手洗(みたらし)川。輪橋(そりばし)がかかっている。土用の丑の日に足をつけて疫病や病封じを祈願する「足つけ神事」などの祓いごとが行われるそうだ。
(2009年5月15日撮影)
南側の糺(ただす)の森の瀬見の小川。
森の中にいると,心が落ち着き,都市にいることを忘れてしまう。この日は葵祭で人であふれていたが,それでも落ち着いた気持ちになれた。
神社境内の川がどのようにつながっているのか,あるいはどこに流れて行っているのかは把握できなかったが,鴨川との関わりがあるように感じる。
今度は東の方へ行き,哲学の道へ。
(2008年9月7日撮影)
その脇を琵琶湖疏水が流れている。
1900年をまたぐ20年ぐらいの間に作られた人工的な川なのだが,周囲との一体感があるように思う。東側の山を越えて水を引いてきた技術の存在を知った時は本当に驚かされた。
部分的に琵琶湖疏水と合流する白川が,祇園を流れている様子。
(2009年7月17日撮影)
橋の上から撮影している。
鴨川との合流点に寄ってみる。
(2009年7月17日撮影)
店の脇を川が流れ,店へは橋を渡って入ることになる。
松原通り近くの高瀬川。
(2008年9月7日撮影)
江戸時代に運河として作られた川で,文学作品で名前を知った川だったが,そのイメージとは大きく違った。
場所はかなり離れるが,嵐山の渡月橋。
(2009年4月8日撮影)
桂川沿いにはしだれ桜も見られた。
(2009年4月8日撮影)
京都の川は周囲の建物や緑などと見事に調和している。川の流れ自体だけなら,他にも同じような川は多くありそうだが,他の川とは明らかな差異が表れている。川を町へ溶かしこむ演出がすごいと感じた。