アジア夢紀行

英語、中国語、韓国語を勉強してアジアをバックパックするための情報ステーション
(Since 2008.11.30)

トラタヌ

2012-06-16 08:38:59 | 語学

雀の涙ほどの年金では、食べるだけでも苦しい。(飢えて死ねというのか。暴動が起こるぞ。)そこでいろいろ考えたが、本を書いて、印税を生活費に充てるのは、どうだろう。題名だけはすぐ思いつく。『シニアの多言語学習 ―格安海外年金生活―』(著者:サム・ボヤツキー)でもこれ著者が英検準1級、中検2級、ハン検3級じゃインパクトがない。英検1級、中検準1級、ハン検2級でないと、書店で手に取ってみてくれない。

生きるために勉強する、コイツはすっごいインセンティブになる。この路線で突っ走ろう。嫁さんからは定年後は朝から夕方までは、外に出てくれ的な言い方をされてる。彼女が言うには、『朝から晩まで外国語を唸られたらかなわん。毎度毎度の食事の世話とか、そばに居られるだけでも、夫源病になる。』四国の女は正直で困る。因みに彼女が僕のために食事を作るのは、夕食だけです。出勤の見送りも布団のなかから、寝ぼけ声で、『行ってらっしゃい。』

近くに親戚の廃屋があり、そこにこもって、勉強するのもいいかもしれない。15年も人が住んでいないから、野良猫の棲家になっているかもしれない。そこで毎日4時間ぐらい中国語を勉強する。こういうのストイックで好きだなァ。

蜘蛛の巣の張った廃屋から妙な唸り声が聞こえてくる。ときどき中国人風のジャージを着た浮浪者風の人間が出入りしている。PTAは急遽小学生の通学路を変更する。女性の下着の紛失が発生する(僕じゃないよ)。警察は職務質問に来る。本人は意地でも中国語でしか返答しない。中国語を勉強している時間帯は中国語以外でしゃべらないと決心しているようだが、半分ボケているので、自分のおかれている状況を把握できていない。ワザと逃げようとする。警察に連行される。ウーン、ブログネタには困らないなァ。

大阪時代のことを思い出しました。神戸の藤田さんは僕より10歳ぐらい年上の営業マンでした。人を笑わせるのがとっても好きで、彼の周りは笑いが絶えませんでした。彼の姿を見ただけで吹き出す、そんな人でした。あるとき営業にでていた彼は探偵になりきって、サングラスをかけて、人を尾行するゲームをしていました。曽根崎警察の近くです。電信柱や車の陰につぎつぎと隠れながら、尾行するのです。不審に思った警察官に職質されまして、身分証明書を提示しましたが、それを見て警官は吹き出しました。手作りの『国際秘密探偵』の身分証明書でした。『ご苦労様です。気をつけて、行ってください。』と言ったそうです。
もうひとつは、阪急高槻駅でのことです。昼間なのでそんなに乗客はいませんでした。僕はプラットホームから電車に乗り込もうとしたとき、助役と思しき人が『ありがとうございます。毎度ご乗車ありがとうございます。』と言いつつ乗客を電車に誘導していました。僕は最後に乗り込んだ乗客でした。ドアが閉まる瞬間『毎度ご乗車ありがとうございます。』そして少し小声で『天皇陛下に成り代わり御礼申し上げます。』僕は昔からユーモアたっぷりの人間が好きでした。

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