日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

七夕は雨。殺伐としたニュースにも、妙に納得するから、情勢は厳しい。

2009-07-07 07:17:28 | 社会問題
パチンコ店に火をつけて、死者がでたというニュースが流れています。
41歳の男性。消費者金融に借金があり、人生に希望をなくして、殺すのは誰でも良かった、と。

独身で仕事が無くて、借金返済に迫られて、住むところもいずれ出なくてはならない。
そりゃ、自分で蒔いた種、といわれるかも知れないけれど、「生きていくことに失望する」気持ち、判る。
だから、みんなそうならないように、歯を食いしばったりするのだけれど、でも、そうなってしまう人が出ることが、世の現実であることもわかる。

いろんな職種があるでしょう。
住み込みで働く人募集、とか。
うーーん、昨今、デフレスパイラルで経済活動が下火になり、消費がしぼむと、住み込み従業員もそうやすやすと抱えていられなくなるのだろうか。

民の竈から煙が立ち昇っているかどうか懸念していた天皇がいた国です。
今の為政者もアレコレ手を打っているのでしょう。
でも、殺すのは誰でも良かった、と言わせてしまう世の中を何とかしなくてはなりません。

「消費者金融の借金地獄からの脱却」これは、債務整理や破産手続きで確実にできます。
ですから、次の問題は仕事。
まあ、現実には、こんなケースや、こんなケースもあったりして、???だったりしますが。
昨今経営者は、デフレ下の今をどう乗り切っていくかで大変でしょう。
経営者が人(労働者)に対して対価を支払って、労働者の生活が回っていっていく。
この仕組みが、今の下降気味から、少しでも改善されることを、願っています。


こんな無責任な犯罪の被害者になられた方の無念さは、なんとも形容しがたいし、同じような事件を再び出してはいけないことは勿論です。



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