日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

老人介護施設巡り ②

2006-10-26 14:56:47 | 私の雑感あれこれ
週末は老人保健施設巡り、インターネットで情報集め、の日々が続いています。
我が家の近隣で5箇所、夫の母の近隣で4箇所。
呼び名も幾段階に分かれていて、ホテル並のデラックス版から、認知症、寝たきりOKの病院仕様まで、いろいろです。
老人同居体験がなく、介護からも縁遠かったものだから、急に多くの高齢者の生活の場の実態がワンサカ頭の中に入ってきて、うーん、と考え込んでいます。

夫の母は、「物忘れが…」としきりに口にしますが、俳句作りをする人です。
股関節骨折の手術は無事済んだものの、リハビリは本人次第です。
①補助具での歩行が可能になるのか、
②車椅子になるのか、
③車椅子でトイレができるようになるのか
そこのところ、自立がどの程度できるかで、今後の生活環境が決まってくるわけです。

A 介護認定が、軽度、もしくは自活可能な人対象の施設。
B 介護認定が、重度の人を対象にした施設。

一人暮らしのエネルギーはないようで、Aに申し込む。
退院後は、高齢者の施設で暮らすことになる。

夫のというか、夫婦の話題の中心になっている。
私の周りには、介護経験有りの人も多く、素人っぽかった私ですが、介護認定の申し込みをしたり、施設巡りには同行しているので、沢山の情報が入ってきました。

どちらかというと「体裁や」の母親が、高齢者住宅の共同生活に馴染めるかどうか。
「ソーシャルワーカーが『おばあちゃん…』なんて、ゆっくり語りかけて、おふくろ、我慢していたようだったな」
実は私も、そこのところは、「素振り」で感じました。
80歳を超えてはいるけれど、目の前で、他人が自分の母親を年寄り扱いされる場面、ギクッと引っかかった気持ちは、夫にもあったのでしょう。
元気だった頃の姿が記憶の中で往来しているから。

自立はできないけれど、補助を必要とする人がもつ心情。そこのところは厄介なところです。
うーーん。
自分から「物忘れがヒドイ」といえても、他人から「忘れたでしょ」と言われると、ムッとくる。
うーーん。
難しい。











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