Bogleheads投資哲学その１「実行可能な計画をたてる」

前回の記事でBogleheads®の日本チャプター設立に参加したことをご報告しましたが、
日本チャプターの初の本格的な活動として、facebookとtwitterでBogleheads®の普遍的な投資の10原則を
毎週土曜日に１個ずつご紹介することになりました。

このブログではそれぞれの原則について、私自身の体験談や意見も交えつつご紹介していきたいと思います。

Bogleheads®投資哲学その１
【実行可能な計画をたてる】
実現可能な投資計画のはじめの一歩は、現実的な予算のもと、健全な家計の生活スタイルを確立することです。予算は、住居費・食費・衣服費といった必要経費や、外食やレジャー費といった任意の費用、住宅購入や子供の教育費といったまとまったお金、引退後の生活資金など、必要な支出を確実に網羅するようにします。投資目標や計画を書いておくことは、規律を維持して実行する上で役に立つことでしょう。
健全な家計の生活スタイルを確立したら、将来のための投資を始めてください。

出所: Bogleheads®日本チャプター　facebook
注: Bogleheads®は The John C. Bogle Center for Financial Literacy によって商標登録されています。

私の場合「健全な家計の生活スタイルの確立」と「将来のための投資」は
新社会人になったタイミングだっとこともあり同時進行でした。
もし社会人になりたての方がいるようでしたら、家計や投資のライフスタイルを確立する大きなチャンスだと思いますし、
そうでない方でしたら年始や年度始めなどの節目がよいきっかけになるかもしれません。

そして、こうしたライフスタイルの確立は「始めたら手間がかからないよう、最初にしっかりした計画と方法を作り込む」
ことが重要だと思います。
私自身、仕事が多忙になって投資のことを考える余裕が無い時期もありましたが、
最初に家計と投資の仕組みを作り込んでいたおかげで、ここまで続けることができました。
（そして「投資方針書」を作っていたことも心の支えとなっています）