さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

豊橋番傘 令和5年7月号掲載句

2023-07-05 | 豊橋番傘

<近詠>

 早い初夏春の袷を着そこねる

 いかにして涼しく着るか夏着物

 不自由な目でも大事は見逃さぬ

 現状の維持の裏ではフル稼働


<6月句会・課題句>

 「和む」(池谷英子選)

 ぬる燗が張りつめた身を和ませる

 食べ慣れた母の煮付けにほっとする


 「効く」(来本芳子選)

 選外でした;;


 「委ねる」(寺部水川選)

 神の手にゆだねて軽くなるこの身


<5月号(4月句会吟)から推薦句> 尾方静子推薦
<各・地・句・報> 松本柾子抄

 まだ浅瀬ここから恋は深くなる




   
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コメント (2)
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