Milch's blog

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これも名古屋弁だがね

2006年07月09日 | Weblog
・おぼわる
「覚える」にニュアンスは近いが、微妙に違う。
どちらかというと「教えて貰ったことを覚える」という若干複雑な意味も含む。
使用例・・
子「分数の掛け算が分からないよ~」
親「いっつも勉強せんもんだでいつまでたってもおぼわらんのだわ!」
ちなみに例文の後半はもっと短縮して「おぼわらせんわ!」でもよい。

・きんのう
間違っても「勤皇」のことではない。
「昨日」つまり「きのう(yesterday)」のことである。名古屋人の一部(主に中年層)の人々は、会話の中でよく「きんのう」と言う。何故不自然にも「ん」が入るのかは分からないが、なんとも優美な響きである。
使用例・・「宿題やってこなかんって、きんのう言ったばっかでしょう!」

・ざらいた
学校の昇降口に必ずおいてある「ざらいた」だが、全国的には「すのこ」というらしい。しかし「すのこ」という表現があの重厚さを的確に表しているとはとても思えず、やはり「ざらいた」は「ざらいた」だと強く訴えているのが・・。
ところで、岐阜では「ざらいた」のことを「渡り板」と呼ぶらしい。

・しゃびしゃび
濃い味を好むことで知られる名古屋人が、お店で薄味の料理など出されたときは大変である。「あそこのきしめんはえっらいしゃびしゃびだでいかんわ。今度からまっと旨いとこ行こまい」と、悪い評判がアッという間に広がってしまい、そのお店は大打撃を被ることだろう。このように「味が薄い」ことを表現するのに使われたりする。

・だだくさ
「制服をそんな風にだだくさに着とってかんがね」の「だだくさ」である。
一言で的確に「粗雑さ」を表現しているが、これまでも方言だとは知らなかった。国語辞典で調べてみたが、驚くべきことに「だだくさ」は載っていなかった。

・ちんちこちん/ちんちん
お風呂やお茶碗がもの凄く熱くなっていること。「ちんちん」とも言う。
例えば、理科の教師が生徒に‥「フラスコがまだちんちこちんだで、火傷せんように気を付けなかんよ」と使ったりする。
また、夕暮れ時のよくある会話にこんなものもある。
「湯加減どう?」「駄目、ちんちん」名古屋弁を知っていると、たったこれだけの会話で充分なのである。なんと合理的なんだろう。

HP名古屋大辞典より


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