ヒグマの目覚め・・・

北海道には日高・十勝の他　知床など「ヒグマ」が３千頭ほど居ると
推測されている。雪解けが遅い北海道で　まだヒグマは冬眠しているのだが
十勝管内で「子グマ」が射殺された。関係者の話のよると昨年ぶどう・コクワ
など秋の山の実りが少なく　空腹に耐え切れずに目覚めたらしい‥と云う。
北海道のヒグマは住む環境によって大きく変わる。知床などでは山の恵も多く
鮭・マスなどの食べものも多く　体長３ｍ　体重４００kg以上にもなるそうだ。
日高山系のヒグマはその年の山の実りによって成長も違ってくるのだが
人間がポイ捨てした生ゴミの味を覚えると人里に出没してくるのだ。
アイヌの人たちは「ヒグマ」を「神が人間のために肉と毛皮を与えてくれる
神様だ」と崇めている。　人間と野生動物との共生・共存が求められている。