相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

キビタキ囀る鹿狼山

2008-05-25 16:33:40 | 鹿狼山

 先週、今週と鹿狼山へ、昨日土曜日は霧の中で何も見えませんでしたが、オオルリ、キビタキのさえずりが聞こえてきます。姿は、まだで、鳴く場所の目当てがつきましたが、長丁場の滞在が必要になってきますね。迷彩テントも必要かな?そこまではなかなか時間がとれないので。撮りためたキビタキ(画像が荒い)とオオルリ(資料写真)をのせます。鹿狼山は緑が濃くなり、先週の晴天時は緑の光に包まれる感じがしました。頂上付近にはヤマアマドコロ(ナルコユリではないと?)の優しい花があり、オニタビラコの茎にオオミズアオという、うす緑色の蛾が止まっていました。気になったのは、明らかにガビチョウ(資料写真)と思われる騒々しい鳴き声が聞こえてくることです。この外来種がウグイスの鳴き声まねしたり、ひきりなしです。がっかり。頂上からは火発の煙突の高さほど(200m)もあるサルベージが写っています。今朝の報道ではあの火災にあった揚炭機の修理のなった機体をつり上げ移動するはずが倒壊したとの話でした。いろんな事がありますね。さて、先週、今週と運動会のシーズンでした。無事天候に恵まれ終了できたことこんなに素晴らしいことはありませんね!。頑張る子どもさんたちへの一番のプレゼントでしたよ。終わればちょっとした一雨も、私たちにしばしの安らぎとお休みを注ぎ、そして、木々の緑を濃くしてくれることでしょう。 PhotoPhoto_2 Photo_4        Photo              Photo Jpg Photo_5 Photo_6

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総会を終えて1週間

2008-05-18 15:26:32 | 松川浦

先週の県内支部連合会総会、関係支部の皆さま、行政関係の来賓の皆さま、ホテル飛天のスタッフの皆さまありがとうございました。報道機関の皆さまも。あっという間の一週間でした。決算、議事録とまだまだ終わってはいませんが、ちょっと気が抜けかけ気味です。まだまだ、松川浦についての情報をお伝えします。本日、日曜日は-84cmの干潮で朝9時頃です。撮影には良いですね。梅川周辺は、シギ・チドリ残念いません。車で移動しかけたら、先週のチュウシャク、上空通過20羽ほど、田んぼに降りました。ちょっと遠いですが。田植え作業の終わった緑にチュウシャクシギが映えます。

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小女魚干しが始まる前に磯部漁港へ向かいます。冬に見かけた、スズガモ20羽ほどがいました。日下石(ニッケシ)川河口赤水門側、キアシシギ、チュウシャクシギ、ダイサギ、アオサギ、コサギなどPhoto_3 Photo_4 Photo_5 Photo_6 Photo_7 Photo_8 Photo_9 Photo_10

大洲海岸沿いに釣り人がいます、ねらいはシーバス(すずき狙い)のアングラーの皆さんです。久しぶりに砂浜へ降り、砂浜の植物を眺めてみました。ハマエンドウの紫の花は終わり、シロヨモギ、コヨモギの黄色い花、ハマヒルガオの匍匐(ホフク)茎、コウボウムギ、ハマニンニク、ハマボウフウもありました。場所によっては夏にオカヒジキもありますよ。でも肝腎のチドリが見あたりません。目を移すと打ち上げられた流木のオブジェ、杉の根株と破砕した船の残骸、かつて力強く構造体をささえた赤く錆びたボルト。砂浜には終焉を迎えた様々な物が打ち上げられています。「海に帰る。」ということ。それは、たとえば、「アサリ」も魚も鳥も、我々人もみな「私」を含め、循環の中にあるということでしょう。この今の「今をこそ」と、そのことを大切にしていきたいと思います。やれることは悔いなく・・・ということでしょうか。状況を変えるためには労力は当然いるでしょう。その証として感ぜられるもの、手応えを支えにです、完璧ということではなく、小さな手応えを感じつつ・・・・・です。                    Photo_11 Photo_12 Photo_13 Photo_14 Photo_15


支部連合会総会相馬大会開催しました。

2008-05-11 18:49:48 | 松川浦

 5月10日から11日かけて財団法人日本野鳥の会福島県支部連合会総会(相馬大会)が開かれ、無事、終了致しました。参加者48名、カモのあさり食害問題もかねてからあったため、TV,新聞などの多くのメディアが取材する中、各議案決議の後、カモの食害についての意見交換が行われました。多くの関心が寄せられ、カモの習性、採餌について今後とも調査研究し、漁業関係者、行政、及び識者が同じテーブルにつき、今後のそのような方向で参画していくことが必要とであると話がまとめられました。朝の探鳥会では、松川浦においては絶滅危惧種のヒヌマイトトンボ、ヒカリモ、等クロベンケイガニの巣穴も含めて珍しい動植物の生息地であることがわかり、参加者の共感を呼んでおりました。探鳥会では松川浦の代表的なシギ・チドリであるチュウシャクシギ60羽、イカルチドリ(資料写真)を水田で確認し、浦の梅川付近ではキアシシギ(メリケン)が確認されました。また、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コサギ、ダイサギアマサギ、ゴイサギ・・・ミサゴも観察されました。中洲周遊で気になったのはカワウが増えていることです急激に。この対策を早く考えないと、生態のバランスが壊れるような気がいたします。アサリの食害と同様、実は急務ではと私的に考えています。稚魚を根こそぎ食べるのですから、食物連鎖の準頂点にあると思います。中洲には5,6年前は営巣しなかったカワウ。南側のサギコロニーも、糞害で、松枯れがおきています。カワウの影響(サギも含めて)が出始めているのではないでしょうか。心配です。これこそ憤慨?すべきことと思いますが・・・いかが? 中洲周遊では「 松川 浦太郎」 船長の名案内が素晴らしかったです。開催に際し、多方面からご協力ありがとうございました。心より感謝申し上げます。                                Jpg 

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千葉方面へ 偶然に谷津干潟

2008-05-05 08:45:04 | 旅行

 5月4日、朝6時、千葉方面へ出発、常磐自動車道、柏まで柏から16号国道で船橋、西千葉へ、到着したのは12時近くでした。国道16号たった40kmが渋滞でございまして2時間弱ほどかかりました。なんだかんだでスウェーデン資本の南船橋にある巨大家具マーケットへ行くことになりました。湾岸を幕張メッセかなと見ながら、マリンスタジアムで試合があるんでしょうね、たくさんの人が歩いています。船橋競馬場付近まできて、家具店駐車場へ到着。でっかいですね。昼食も中で食べられるようになっている。商品展示場を見て控えておき、最後に倉庫で商品番号を見て棚から商品を選びカートでレジへ。GWで人がいっぱいです。あっという間に二時間ほど、再び西千葉へ習志野市を通った時、ありました「谷津干潟」の案内表示、これは寄っていかなくては、観察会の人々がいます。周囲3.5km思ったより狭い。シギチいますね。もってきたのはカメラCP4300とNikon TelescoMicroED6×18D,URE-14だけなので暗いのですが、流木上のキアシシギを撮影、ま、場所がわかっただけでもよしとしました。時間をとって今度またこれたら。20分ほどの滞在でした。習志野、美浜の放送大学を横目で確認しながら、国道357号経由で,あれやこれやでPhoto_14相馬帰着Photo_150時Photo_16Photo_9でした。Photo_21Photo_11 一日中運転しっぱなし。Photo_12Photo_13


相馬大会開催準備に向けて

2008-05-05 08:02:06 | 鹿狼山

 5月3日(土)、県内支部連合会総会(相馬大会)開催準備に向けて、名簿入力、ホテルとの部屋割りの相談など渉外的なことを進めてきました。まだまだ、これから資料帳合、観光パンフの整理といっぱい残っています。頑張るぞ。さて松川浦は午前中の雨から晴天に変わりましたが寒気団が入ったのか、海水温と気温との差で霧が発生、太平洋、松川浦は視界0です。探鳥はあきらめ、細かいことをすませて鹿狼山へ夕方出かけました。先週にもまして鳥の囀りがにぎやかになりました。エナガ(資料写真)、カケス(資料写真)、シジュウカラ、「ヒリリン ヒリリン」とサンショウクイ(資料写真)ではないでしょうか。ヒヨドリはいっぱい。雨上がりと日差しに夕方でもいっぱい囀ります。オオルリ、キビタキはもう少し葉が繁ってからでしょうか。頂上から、太平洋側、先ほどの霧が海沿いに広がっています。蔵王側は雲海に不忘山の頂上付近が見えています。鹿狼山山頂はドウダンツツジの花が盛りで、その香りが漂います。ほの暗い林床にはヒトリシズカ(一人静)とチゴユリがひっそりと、そしてPhoto_18 フタリシズカ(二人静)(資料写真)も   Photo_2 Photo_17Photo_3 Photo_4Jpg   

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