相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

稲刈りの季節

2007-09-24 10:59:37 | 松川浦

 振り替え休日の今日24日、薄雲が晴れて磯部漁港に向かう田んぼは稔りの季節となり、コンバインが稲を規則正しく刈っていきます。軽トラックとの連携、乾燥場へと運ばれます。8時40分頃の干潮、大潮で今日は観察に適していると思い磯部漁港に来ました。火力発電所近くには巨大サルベージ船が見えます。あの難破船用でしょうか、6月頃の集炭機の火災の修理用のでしょうかわかりませんが。そういえば鹿狼山から撮影した写真があったはず?。と次々と連想しているときに上空を10羽ほどのチュウシャクではないかと思われる群れが大きく旋回、着地することはなく2度ほど上空を通過しました。浦にはその他のシギ・チドリの影はなく残念。と思ったら目の前の葦の草むらにちょろちょろ動く鳥。キアシかな?見ると写真のようにタシギのつがいのようです。タシギも旅鳥ですが、渡りの経由地としてはシーズンもだんだん終わりかもしれませんね。でもちょっとした発見はいつもあるものですね。 Photo_107 Photo_108 Photo_109 Photo_110


9月シギチドリ定例探鳥会から

2007-09-09 15:41:47 | 松川浦

 昨日の下見のとおり宇多川河口へ行ってみました。集合時間10時は遅かったのか?チュウシャクはおらず残念です。次いで磯部漁港へ移動、漁港は活気があり、今日は漁が行われているようです。続いて赤水門側へ移動しました。おー!いたぞいたぞ!コシャクシギいや違う。オオソリハシシギが「つがい」で採餌中です。目の前にはキアシシギいや違う。ソリハシシギだー。おなかの斑がない。ゴカイをきゅうーっとひぱって食べます。ひたすら撮影に没頭していると、上空をかん高い声でピョーイピョーイと八、九羽のシギの群れが旋回するではありませんか、300m先の干潟にオオセグロの向こうに降りました。どれどれ、んー!何だこりゃ。いましたこれはチュウシャクのファミリーです。渡って来てますね。確かに。そこにピヨーピヨーかん高い小さな鳴き声、トビではないな。耳だけで気にせず撮影していると目の前で急にコサギ、とソリハシが羽音と、水しぶきを上げて逃げます。上空にはチョウゲンボウが停空飛翔、急降下、急上昇、停空飛翔、2度3度と舘の川を遡るように狙います。3度目の襲いの後あきらめたのか、舘の橋方向へ飛び去りました。実にハプニングですね。とっさにカメラを外し、撮ろうとしますが間に合いません。Photo_100 あっという間の2,3秒の出来事でした。070909 Photo_101帰り道、大洲海岸にシロチドリ?を見ることができました。 Photo_102  Photo_103 Photo_104

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宇多川河口探鳥会下見へ

2007-09-08 09:48:33 | 松川浦

 台風9号フィトウの去った宇多川河口少し濁り気味の流れの中に8時頃の引き潮に向けて干潟が現れ始めた。サギ類が台風で餌がとれなかったのでしょうか。河口に集まっていました。かん高い鳴き声とともにチュウシャクシギが舞い降りた。去年撮影したあのツガイの一羽でしょうか?来た甲斐があった。朝日がまぶしい。素晴らしい青空です。明日の探鳥会にも来てくれよ。そんな気持ちにふとなりました。Photo_96 Photo_97 Photo_98 Photo_99