相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

虹空に白鳥の訪れ

2006-10-25 13:00:45 | インポート

Photo_33  今朝、振り休明けでいわきへ出発、6時30分頃、常磐自動車道の楢葉の高架橋付近で海側から自動車道上空を横断し楢葉方面へ迂回北上する白鳥10羽ほどの群を見かけました。一昨日からの風雨で、外に観察には行けず、強風の雨の中をダイサギが小泉川沿いに低空飛行し餌取りに向かう姿に野生の厳しさを感じていました。千葉県沖の低気圧の影響での北風と冷え込みでした。車中からは異常に早く流れる雨雲を朝日が西の空に照らしていました。突然に虹が輝き、そこに風に逆らいながら大きく向きを変えながらV字型に飛翔している白鳥の群、そうか楢葉には白鳥の観察場があります。ちょうどそのあたりだったと思います。もうここまで白鳥は来ているんですね。夏井川にも間もなく飛来するでしょう。運転している窓から写真を撮るわけにはいかないので虹と白鳥のフリーイメージ図を流用させていただきます。


松川浦に休むヒドリガモ

2006-10-15 11:44:55 | 松川浦

 台風やら熱帯低気圧やらで風向きによって渡りが行われるのでしょうか。猪苗代湖にはコハクチョウが飛来したとの昨日のニュースでした。夏鳥と冬鳥の入れ替わる季節ですね。先週の鹿狼山のツバメも今週はいるかどうか。風邪を引いてしまい鹿狼山はお預け、磯部漁港へ行きました。漁港から新田の揚水機場、鹿狼山の方向を眺めると漁港から500か600メートルぐらいの舘野川河口止水門の周辺から写真の芦原の陰あたりに100羽近くのヒドリガモが飛来して羽根を休めていました。いよいよカモが渡ってきました。しかし周辺の手の沢ため池、鵃(ミサゴ)沢のため池にはJpg_8まだ姿を見かけません。Photo_32 やはりデジスコはスゴイですね。手作りですが、この距離でここまで迫れます。(が画質は今一歩,今度はISO400で、4Mでやってみます。)


鹿狼山に嵐が去ってツバメが舞う

2006-10-08 18:09:34 | 鹿狼山

一昨日、昨日と雨やら風やら、自宅前を流れる小泉川は避難警告が出て、落ち着かない週末です。陶芸用にと買い求めたオガ炭もずぶぬれです。さて、夕方、鹿狼山はどうかなあと思い登ってみました。雨による流水の力は整備された山道を浸食していました。クヌギが折れぶら下がっています。この一ヶ月市街地には見られなくなったツバメですがこの頂上付近ではこれまで素晴らしい速さで飛翔しているのを見ることができました。今日は低気圧の影響で北西の風となり東斜面の登山道側を飛んでいました。尾根を通過した風が沢沿いに巻き込む気流となり虫を舞い上げるのでしょうか(カルマン渦列?)、夕焼けの沢の上空を何十羽というツバメが舞っています。頂上は視界70km広野火発が目視できいつものように金華山も見えます。今日は影鳥海ならぬ影鹿狼が長く伸びていました。日暮れも早くなり夕焼けを見ながら下山を始めました。Photo_29 Photo_30 Photo_31


鹿狼山10月秋季定例探鳥会

2006-10-01 10:10:17 | インポート

 本日10月1日秋季定例探鳥会を鹿狼山で朝6時から8時にかけて実施しました。観察された野鳥は山頂近くの栗林にシジュウカラ、ヤマガラが登山道まで降りてきて遊んでいました。コゲラがヒョイヒョイと幹を登り木を啄く様子が見られました。山頂からは下方のカエデの木あたりにウグイス色のエゾムシクイ、ドウダンツツジの低木の藪にヤブサメが観察されました。朝6時からの登山は鹿狼山では初めてでした。駐車場には軽トラックがたくさん止まっており、草刈り作業でもあるのかなと思いましたが、地元のご年配の方々が朝早くからたくさん登っておられました。この時間帯は鳥の囀り、姿ともに出会う確率が高いようです。 山頂からの下りにあったアザミの写真を添えます。帰り道、大坪(オオツボ)の梨畑付近にオナガが見られました。 Photo_28 061001_1