相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

2014年 全国ガンカモ調査を実施いたしました

2014-01-12 13:26:26 | 支部からのお知らせ

本日午前8時から手の沢溜池を皮切りに、蒲庭温泉付近の海食崖、磯部漁港、宇多川河口を調査を行いました。手の沢溜池は例年通り、マガモ、オナガ、ハシビロ、ミコアイサ、オオバン、コハクチョウ、ダイサギが見られました。(以下、画像クリックすると拡大します)

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蒲庭温泉付近の太平洋側の海食崖にはウミウが営巣しています。20m程の高さの崖です。ヒメウもいるそうですが下の写真かどうか撮影はできませんでした。

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磯部漁港では3艘の漁船が係留されていました。漁が再開されつつあるのかもしれません。稲荷丸、金栄丸、明神丸と縁起の良い名前です。岸壁にはカモ類がひなたぼっこ中です。カイツブリやウミウかカワウか羽根を干していました。この季節、漁港には薄氷が、撮影はできませんでしたが、ピョーイピョーイと鳴きながらダイゼン二羽が飛来していました。

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宇多川河口に白鳥がいるではありませんか。なんとコブハクチョウのファミリー、人になれています。かつて餌付けした経緯があるそうで、それを記憶している個体がシベリアから渡ってくるのだそうです。下の左3番目の写真はカワアイサの寝姿、珍しいところではコクガン(資料写真右端)が目視されました。ハクガンに続くニュースですね。ヒドリガモ、アメリカヒドリ、ヨシガモ、スズガモ、オナガ、キンクロ、ホシハジロ等々でした。良い天候に恵まれ、探鳥会をかねた調査となりました。S支部長ありがとうございました。

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