相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

鹿狼山の夕日に

2008-11-30 12:58:37 | 鹿狼山

 鹿狼山に日没前に下山できる時間に登りました。午後3時くらいでしょうか。夕日が美しく、また、それが見たくて登りました。ジョウビタキ(資料写真)、ヤマガラが姿をみせてくれました。P1000077 P1000076 P1000075 P1000074 Photo


鹿狼山に虹がかかる時に

2008-11-24 09:18:37 | 松川浦

 23日日曜日10時頃、雲が少しかかるものの、晴天でまずまずの天気。先週の猟銃事件から一週間後、カモが戻ってきました。マガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、カルガモなどです。鹿狼山に山沿いの雨のせいかうっすらと虹がかかっています。その虹を渡るようにカモが飛んでいます。磯辺漁港の堤防にはカワウが羽を広げ、セグロカモメ、ウミネコ、今日は小型のユリカモメもいます。シギの仲間のキリアイ の姿も見ることができました。松川浦を渡る風はだいぶ冷たくなってきました。冬の気配が。午後は鹿狼山へ登ってみようと思います。さて、帰りすがら、松川浦の梅川近くの田んぼに猛禽がなにやら餌をついばんでいます。(引きちぎっている?)そういえば、かなりの羽毛が自然の家付近の信号機あたりに風に舞っていました。狩をしたあと安全な田んぼの中で食事をしているのでしょう。嘴からみるとノスリでしょうか?まさか、後頭部の金褐色は、えっ!ありえない!まさか、まさかで、あれこれ調べてみると!トビ?

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松川浦の狩猟と鳥獣保護区

2008-11-16 09:56:31 | 松川浦

 15日(土)10時頃の干潮を待って松川浦へ行きました。中潮で干潟が露出するほどではありません。しかし、今日はカモもサギ類もほとんどいない。なぜ?急にドッカーンと銃声が、目の前の赤水門あたりで猟銃を発射する姿が見えました。危険だなというのと鳥獣保護区のはず?撮影を止め、猟師のところへ行き、話を聞いてみると、地元の高齢者の見物の人が詳しく、この日下石川(にっけしかわ)の水門を境に鳥獣保護区と狩猟可の境界であることがわかりました。境界の狩猟可の地域のぎりぎりのところで猟銃を発射していました。ほとんど水平撃ちに近い状態、危険でありいかがなものか?との感想を持ち、お話をさせていただきました。どうりで鳥はいないわけです。その中でもカワウ、ウミネコ、オオセグロ(幼鳥から成長になりかけでしょうか)、堤防におりましたので撮影致しました。カワウは福島県ではその食害から狩猟対象の鳥となりましたが、誰も狩猟対象として撃つ人は見かけません。そして海上には地元の方が「アカツブリ」(ヒドリガモの雌?)と呼んだ撃たれた鴨が浮いているのでした。Photo_5 Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4


秋深まる松川浦 曇り空の午後

2008-11-05 08:24:26 | 松川浦

11月3日文化の日は、午後、やっと松川浦へ、岩子(いわのこ)に船着場があり、たくさんのレジャーボートが係留されています。中洲の対岸にあり、中洲のカワウの様子を知るためでもありました。

キアシシギが一羽飛来し採餌、カニなどを捕食していました。大きく迂回し磯部漁港へ、すでに満潮となり、いつもの葦の小島に鳥影はありません。防波堤にシギの姿がオグロシギでしょうか寝姿がとてもかわいいです。しかし、しっかりと目を開けて用心していますね。セグロセキレイも一緒の図、撮影チャンスはあるものですね。曇り空から少し日がさし、松川浦の夕景を見ていると瀲艶(れんえん 水面が満ちあふれ、きらきらと輝く様)と浦の水面が夕日に映えているのでした。

 真萩咲く 長洲の磯の 夕凪に

 汝も飽かずや あさる雁がね   藤原定基(松川浦十二景)

訳 (穏やかな晩秋の松川浦の夕景を歌って)

 萩の咲いている ながすの磯の夕凪の渚にたたずんでいると

雁たちも磯でいつまでも飽きずに餌をあさっていることだ。081103 081103_3 Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4