相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

第18回福島県日本野鳥の会連合会総会いわき大会に行って来ました

2013-09-15 09:33:53 | 支部からのお知らせ

 去る9月7日~8日にかけ県内連携団体連合会総会いわき大会に参加してきました。Simg022

野鳥の会会長柳生氏他52名ほどの参加者が出席されました。いわき支部は会場となった平藤間付近の夏井川河口のコアジサシの調査研究に取り組まれておりました。この度の総会では震災被害以降の様々な影響の調査研究発表を相双支部長S氏、いわき支部Y氏からなされるとともに南相馬支部E氏によるアカベニマシコの希少種の発見等の情報交換がなされました。自然環境、野鳥の観察を通して今後とも「野鳥をして語らしめる」ことの重要性を再確認を致しました。

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私事ですが、かんぽの宿は日帰りの湯でかつて使わせて頂いていたのですが、宿泊は初めてです。8階からの眺めは素晴らしいものでした。相双副支部長O氏による記録写真を掲載させて頂きます。平下神谷、四倉港方面と沼の内、薄磯、塩屋崎方面、さらに観察フィールドとなった新舞子浜公園前のビーチです。写真の砂浜から右上の消波テトラポットあたりで早朝観察会ではミユビシギ、トウネン、メダイチドリの夏羽のシギチドリが観察されました。

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意外に津波による塩害での松の枯れが少ないことに驚きました。海岸に並行して流れる川?が防いでくれたのでしょうか。地盤沈下による砂浜の減少での休憩地の減少、相双では逆に沈下による干潟の増加とシギチにあたえる影響の方向が異なるようです。

いわき支部提供のシギチの夏羽、冬羽の素晴らしい写真

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いわき支部の皆様、大会準備運営お世話になりました。あらためて感謝申し上げます。了承なく大会要項コピーを使わせて頂きました。ありがとうございました。(各写真はクリックすると拡大します。)


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