相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

日だまりの 鹿狼山

2009-02-28 16:12:53 | 鹿狼山

 28日(土)午後、鹿狼山へ晴天の暖かい午後です。眺望の森コースのその日だまりとなっている山道を登りました。小さな「ふきのとう」が目にとまりました。アオジが進む私を先々に誘うように藪を前に前に渡っていきます。今日はやはり気温が上がったからですね。エナガ、シジュウカラ、アトリ、尾を振り振りジョウビタキが、コゲラもいました。頂上には、ご年配の方々がトレッキングの講師の方の説明を熱心に聞いていました。そして珍しくモーターグライダーがゆっくりと頂上の周りを2周ほど旋回して仙台空港方面へ向かっていくではありませんか。パイロットの顔がわかるくらいの近さです。「紅の豚」を思い出してしまいました。気温は三寒四温でだんだん暖かくなっていくのでしょう。今日の晴天に南蔵王連峰、吾妻連峰、太平洋側には仙台行きと東京行きの沿海フェリーがちょうどすれ違ってゆくところでした。(鳥は資料写真です。)P1000293 Photo_5 Photo Photo_2 Photo_4 Photo_6P1000286 P1000287P1000291

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松川浦  足下に春の花

2009-02-22 15:55:12 | 松川浦

 今日の日曜は昨日の風の強さと寒さとは違って、だいぶ暖かくなりましたね。13℃まで行ったでしょうか。昨日はPCが立ち上がらず、起動画面セーフモードもダメで、ハードディスクを買いに出かけ再インストール(^^;)、と思ったら「風で屋根が剥がれている」の報で、応急処置、終わったと思ったらもう暗くなっていました。そんなこんなで今日は午前中松川浦の梅川周辺へ、ひょっとしたらシギ・チドリが戻ってきているのではと思ったからです。松川浦の宇多川河口ライブカメラには写っていたような、いなかったような?梅川周辺にはいませんでした。いままで西風でしたが、珍しく今日は「東風」です。そういえば「梅の花を思い起こす」ころでしたね。梅川から田んぼの方を見ると、野焼きの煙があがっています。先々週の白鳥たちはまだ田んぼで採餌しています。片足で餌を食べている白鳥がいたので撮影してみました。電線音頭というのが一頃はやりましたが、「おっとっとと よいよいよいよい」の感じでユーモラスです。ふと足下を見ると、オオイヌノフグリ、オドリコソウ(ホトケノザlike)、ニホンタンポポがロゼットの葉の中から花を咲かせていました。間もなく北へ帰るころ、栄養補給のためずっと食べ続けています。次いで磯部漁港のポイントへ白銀の不忘山を背負った鹿狼山、今日の青空に映えてきれいです。ヒドリガモを見ていたら、せわしく餌をあさるタシギを発見、1年ぶりですね。おっ!遠くにいましたヨシガモの姿♂2羽、ユリカモメの姿が減り、カモメ、オオセグロカモメが風に乗りゆっくりと、止まるぐらいの速さで飛んでいきます。Dscn0918 Dscn0917 Dscn0919_2 Dscn0925 Dscn0924s Dscn0928 Dscn0930 Dscn0936 Dscn0940 Dscn0942 Dscn0948 Dscn0949 Dscn0950 Dscn0946 Dscn0945


春うつろう  鹿狼山の山路

2009-02-15 14:55:05 | インポート

 昨日はバレンタインデー、松川浦に飛来したコブハクチョウのツガイの仲むつまじい写真を載せます。Dscn1515照れるの図、寄り添うの図でございます。m(_ _)m Dscn1519  

 さて、この数日の気温の変化は秋冬春を行きつ戻りつ10℃前後の気温差の中で体温調整機能を狂わせてしまいそうなくらいですね。体がついて行きませんね。抵抗力の弱い方には大変だと思います。お大事にして下さい。週明けはまた寒くなりそうな気配ですね。今日の陽気に駆られて鹿狼山へ、駐車場はいっぱいです。高齢者の方々が多いです。気温は高く、晴れて良いのですが、朝の鳥の鳴き声を聞くには10時前後はもう遅いようで見れたのはシジュカラくらいでした。頂上からの海の風景はもう春の朧(おぼろ)のような、靄(もや)の立つ春の風景です。残雪はもうありません。日陰にちょっとあるくらいです。今日の鳥の写真の収穫はないなと思いながら下山して来ると、最後にウソ5羽を山桜に発見しほっとしました。日だまりにはだいぶスミレが咲いてきました。「山路来て なにやら ゆかし すみれそう」 そんな感じです。落ち葉を踏みしめるその乾いた響きに、心地良さと寂寥とを感じながら。  ウソという鳥は「去年の悪(あ)しきはうそ(鷽)となり、まことの吉にとり(鳥)替えん」という天神様のおつかいだそうですよDscn2810Dscn2814Dscn1520_edited、そうですか、へぇー(^_^)Photo

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春日遅々 磯部漁港

2009-02-11 12:36:49 | 松川浦

 今日の松川浦は10℃くらいまで気温が上がりました。磯部までの周辺の田んぼには写真は撮れませんでしたが、ヒバリが舞い上がり、チューチュルビー チューチュルビーと囀って、正に春日遅々の陽気です。また、田んぼには30羽ほどのオオハクチョウが稲の根株を掘り起こし採餌していました。中潮の松川浦にはヒドリガモの群れ500羽ほどが広がっています、そしてユリカモメの群れの不思議なダンス、首を上下して仲間と会話しているような、餌をとっているようなにぎやかな光景です。漁港には2羽のスズガモが潜水を繰り返していました。短い時間の滞在、撮影でしたが、港にも春が少しずつ訪れているのでした。Dscn0916 Dscn0897 Dscn0899 Dscn0904 Dscn0908 Dscn0906 Dscn0909 Dscn0910 Dscn0912

PS 午後鹿狼山へ眺望の森コース中間地点休憩地点にマヒワの群れ30羽くらい、近づくにつれて群れの鳴き声が大きく、一斉に腹の黄色の模様を出しながら飛び去るのでした。  資料写真です。林の中の群れの様子はうまくうつっていなかったようです。P1000284Photo

お知らせ

2月14日13:00~15:00

 日本ガン保護協会会長 呉地正行さん講演会が相馬市小泉高池の相馬市総合福祉センター2階会議室で開催されます。おいで下さい。


立春を迎えて  春の予感

2009-02-07 17:34:32 | 鹿狼山

     先週、土日は強風と雪で福島県北部にある鹿狼山にも積雪がありました。先週は資格試験の関係で登山はできませんでした。一週間たった今でも雪は融けずに登山道に凍り付いています。冬芽をつけた山桜の大木の根元にも雪が根を埋めています。しかし、日だまりのところには一足早く、春が来ていました。タンポポ、スミレ今年初、この場所だけです(昨年も)。見通しの良くなった林には、エナガの群れ、シジュウカラの群れ、ヤマガラ、アトリの群れが目を和ませてくれました。立春を過ぎたばかりの山にも光の春がかすかに訪れていることを感じます。ガクアジサイの枯れ枝にジョウビタキが規則的に上下に尾を振りながら、ちょこんとひとり(一羽か)一点を見つめて佇み、思いにふけっているようです。(そんなことあるはずありませんよね。餌をねらっているのです。)実は下山してきてこうして眺めている自分自身か?(鳥の写真はすべて参照資料 ですP1000283_2P1000280_2P1000281P1000282PhotoPhoto_2Photo_4Photo_3  Photo_6