相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

雨上がりの空に

2008-07-29 12:12:41 | インポート

 土曜日は午前中は雨、午後はようやく晴れ間が見え始め、まずは鹿狼山へ、タマアジサイが咲きそろい雨上がりは、色合いがなおさら鮮やかです。ガクアジサイとの違いは蕾が玉のようになっているのでタマアジサイとの呼び名がついたようです。ガクアジサイに花は似るのですが、花の時期がガクアジサイより遅いので今頃、咲き始めるのです。ヤマユリの香りが漂い、花を咲かせて頭を下げています。今日は赤い実が目に付きました。甘い木イチゴのような実をつけた楮(コウゾ)の木、タケシマラン?の赤い実、トチバニンジンの丸い花序に実った赤い実、みなれたヘビイチゴです。その他にもツリガネニンジン、山菜のシドキ?なども発見しました。あるのですね。雨上がりの鹿狼山の麓から眺望の森コースの四阿(あずまや)付近の林の上空を見ると一昨年見かけたノスリ(?)の飛ぶ姿がみられました。秋から冬にかけて、狩りを行うのでしょう。生態系の頂点として鹿狼山の自然の豊かさを表すものでしょう。また写真が撮れるといいです。今回はデジカメの調子が悪く、携帯カメラで撮影しました。手ぶれ防止機能などスグレものです。明日はカワウの調査ですが、中洲への渡航手段が確保できず調査を中断いたしました。次回渡航手段の確保からお伝えしたいです。P1000006 文字島より中洲コロニー方面Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_5 Photo_6  Photo_8Photo_13 Photo_15 Photo_16 Photo_17


アジサイ彩る鹿狼山

2008-07-12 22:05:15 | インポート

 先週から2週間ぶりの鹿狼山.腹周りが気になりだして登ることにしました。今日は、昨日までの梅雨空から一転して気温は30度台の夏空、控える探鳥会をどう企画するかなどあれこれ考えながら、実地踏査しました。いざ鹿狼山へ。いや見事。登山口付近のアジサイとタマアジサイ咲きそろいました。今日のこの光が素晴らしいです。登りすがら、オオルリの囀りが響き渡ります・眺望の森コースと樹海の森コースの狭間にある谷間にどうやらいるようです。森深く写真撮れませんね。でもいいんです。チャンスは必ずあるでしょう。鳥の写真は撮れませんでしたが、緑の光の中に美しい鳴き声が聞けたのでよしとします。鹿狼山は一週間単位で、植物もその盛りをつぎつぎとバトンして飽きることがありません。今週はオカトラノオという白い花に気づきました。鹿狼山に限らず。継続して登山していると微妙な四季の変化がわかります。砂防ダムに鯉のファミリー増えてますね。オオルリ(資料)の囀りが谷間の沢から聞こえる中、ここから見るタマアジサイも素晴らしい。下山後、国道113号産業道路を火発経て原釜海水浴場へ、相馬ポートセンター側から眺めるといよいよ海水浴シーズンですね。家族連れが水遊びしています。大洲海岸は今日の光を受けて美しい海の色です。磯部方面の茶屋ヶ岬が入道雲の下に見え、いよいよ夏の到来を予感させます。私はこのようなのんびり、まったりした時間と光景の時、思い出されるのはビートルズの「And I love her」(クリックしてみて下さい)小6の時、はやっていた、こんな感じかな?YouTube勝手にリンクまずいでしょうか?Photo_2  PhotoPhoto_4 Photo_5 Photo_6 Photo_7 Photo_8 Photo_9 Photo_10 Photo_11


小泉川の葦原に

2008-07-07 15:07:45 | インポート

 土曜日は夏のような暑さ、気温も上がりました。いわきで歯の治療を終え、手術の結果、再び上唇は麻酔がきれるにつれて、痛みが増し、腫れ上がる一方の情けないドナルドダック状態の顔でございます。痛みでグワーグワーと吠えたくなります。ほんとに。さて、翌朝、相馬は曇り空、しかし夏空特有の海風による「もや」で松川浦は全く視界ゼロです。日が昇るにつれ気温が上がり、7時30分から8時30分の間には「もや」はいつのまにか青空へと変わりました。相馬東高校北側近くの小泉川(こいずみがわ)の土手沿いには葦が繁り、「ぎょぎょし」とオオヨシキリが囀っています。CP4300の調子が悪く絞りF4.0以上になると露出オーバーとなり、色が反転してしまいます。なぜかな?F3.1だと正常に写るのですが、暗くなるのでテレ側拡大ができません?修理ですね?午後、私用で名取へ、ダイアモンドシティ付近の田んぼにはなぜかオオセグロカモメがたくさんいました。エサを田んぼから採っているようです。カエル?ドジョウ?わかりませんが。今週は鹿狼山報告はお休みにしました。今日は七夕ですね。 山上憶良の歌から「玉かぎる ほのかに見えて 別れなば もとなや恋ひむ あふ時までは」小泉川ならぬ雲の上の天の川ですね。(ほんのちょっとお逢いして 別れてしまったならば、いたずらに恋しく思う事であろうか。また逢う時までは。) Photo_7PhotoPhoto_4 Photo_5 Photo_6