三越で開かれている 土門拳 生誕100年記念の
写真展を見に行ってきました。
土門拳は山形県酒田市出身の偉大な
写真家です。
「土門拳の昭和」と題して、戦前・戦中・戦後の
海兵隊の
様子、
銀座の様子、
炭鉱の子供達や、仏像、著名人の
風貌など250点が展示してあった。
谷崎潤一郎 志賀直哉などの写真が並んでいる
ある一枚の写真を見て「アッ・・!」
っと声を出してしまった。
私の祖父が・・・そんな訳ないけど、そっくりの顔。
時の外相 宇垣一成の斜め下からの立像にびっくりした。
正面から撮った写真もあったが、それははっきり他人と
分かるが、この立像は祖父と言われたらそうとも言えちゃう。
なぜそんなにドキッとしたかと言うと、祖父が70才の時に
土門拳に撮ってもらった写真が家にあるのです。
なので、写真展を見に行こうと思ったきっかけが
祖父だったので、まさかそこで祖父に会える?とは・・。
何度も行き来して見直しても、やっぱりそっくりです。
尊敬する祖父だったので、嬉しくもありました。
同じフロアでNHKハートフル展が開かれていました。
身障者が書いた詩に有名人が絵を付けて一組として
展示されていました。
松田聖子、リュ・シオン、野口健、吉田照美、
ルー大芝など多数の参加者
詩を読むと胸が熱くなり、それに応えた有名人の絵を
見ると
涙が出てきます。
皆みんな頑張っているし、明るいのが余計に涙を誘う。
サポートする人の温かさも十分に伝わって感動の一日でした。