※ つれづれなるままに

日頃の気ままな記録です。
気楽にお付き合い頂ければ嬉しいです。

お石茶屋

2011-08-20 14:15:14 | 九州旅行

太宰府神苑の一番奥にあり明治32年生まれの女主人

江崎イシ「おイシしゃん」からお石茶屋と言われる名物

お茶屋さんがあります。

おイシしゃんは、筑前三美人の1人と言われ、やわらかな

中にも毅然とした気骨はボタンの花を思わせたという。

 店内には皇族の高松宮殿下や佐藤栄作 等の写真が

飾ってあり、犬飼毅や、野口雨情なども度々訪れたそうです。

太宰府では梅ヶ枝餅が有名で、参道には沢山のお店が

あるけど、知っている人は一番奥のお石茶屋までくるようです。

さだまさしは「飛梅」にお石茶屋を歌いこんでいます。

♪ 裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
  君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた♪

店内の床は土間で趣もあるけど、風の通る涼しい木の下で

梅ヶ枝餅と冷たいお抹茶をいただきました。

上品な甘さ・焼き立ての食感 

当時と同じ自然の中で同じ物を・・タイムスリップ?

   

お石トンネル

店の横にあるレンガ造りのトンネル

筑豊の炭鉱王麻生太吉が、おイシしゃんが遠回りしないで

自宅から直接店に通えるように掘ってやったというので

「お石しゃんトンネル」と呼ばれた という事ですが

真相は参拝人や登山者の為に造ったらしいです。

お石しゃんの美貌と人気がそう言わせるようで、

今でもそう思っている人は多いそうですよ。

トンネルの中

トンネルの反対側 これを抜けるとお石茶屋→太宰府天満宮

短いトンネルで便利に使われているようですがロマンを

感じます。

注) おイシしゃん とは おイシちゃんのことです。(九州弁)


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2 コメント

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風情ありますね (あんみつ)
2011-08-31 16:10:52
お石茶屋の冷たい抹茶と梅ケ枝餅、美味しそうですね
さだまさしもきっとお気に入りの場所なんでしょうね
♪「君がひとつ、僕が半分」・・
残りの半分はどうしたんでしょう?

お石しゃんのトンネル、
これこそロマンですね。
夢があっていいわぁ~

このトンネルは多くの人に便利を感じさせて
役に立ってくれている事でしょう
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歴史建造物ですね (さっちっち)
2011-09-02 10:08:54
あんみつさんの“残りの半分はどうしたんでしょう?”には笑ってしまいました
謎が魅力?

語り継がれていることを次世代にも繋ぐことで
大事に扱うことになるのかも知れませんね。

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