※ つれづれなるままに

日頃の気ままな記録です。
気楽にお付き合い頂ければ嬉しいです。

タロとジロ

2006-01-14 17:14:06 | Weblog
聞いた名前 って思う人は多いはず。
1959年に南極から奇跡的に元気な姿を
見せたカラフト犬のニュースは感動を呼んだ。

1956年秋、南極観測船「宗谷」が11人の南極観測隊員と
15頭のカラフト犬を乗せて東京港を出発したが昭和基地の
手前140kmで氷に閉ざされ立ち往生。
厚い氷にスクリューが壊れ隊員はヘリコプターで救出したが
犬は鎖につながれ氷原に置き去りにされた。

1959年1月「宗谷」は大型ヘリコプター2機を搭載。
観測隊は昭和基地から163kmの所から空輸をはじめ
タロとジロの2匹の生存を確認した。

置き去りにした人間を恨みもせず駆け寄ってきたという
いじらしさと食料もない中元気でいてくれたというニュースに
うら若き乙女のあの頃、感動して泣いたのを覚えているよ。

1月14日はタロとジロが発見された日です。