ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

メタマーン・エレファントキャンプ   in チェンマイ   

2010年11月25日 16時58分58秒 | チェンマイ
福岡からやって来た友達のリクエストにより、日程の中に「象を見る」は必須。

コンケンのバスターミナルでも象が歩いているけど、そういうはぐれ象、出稼ぎ象ではなく
「象だらけ」を見せなければ。
  → 過去ブログ 「振り返ればやつがいる」

チェンマイ、オボトークッチャン地区で観光隊員として活動する任期残り少ない先輩に、
また、プランをくんでもらった。

このクッチャン地区・メタマーン村には、エレファントファームとエレファントキャンプがある。
だから、そこにいる象たちが仕事の合間に道を歩くこともよくある光景。
 → 過去ブログ 「山岳民族ラフ族の村へ 象が迎える」

この2つ、どう違うか、簡単にいうと
 エレファントファームは、椅子などついてない裸象の背中に乗り、象の言葉を習ったり、水浴びをさせたり、
             一日一緒に過ごして一緒に泥んこまみれになる、普通出来ないすごい 象使い経験。
 エレファントキャンプは、象のスポーツ大会や絵かきなどのショーを見て、象の背中(椅子)にのって、
             山をハイキング。

先輩隊員も、象使い経験をぜひにとすすめてくれたのだけど、時間が限られていたため、断念してエレファントキャンプを選択。
しかし、これでも、十分にいい経験。

チェンマイのチャンプアックバスターミナル前から、白いソンテウに乗って、まずはメマライ市場へ。
ここまで1時間くらい。
  

さらに、メマライ市場から車で40分ほどのところにある。


ところで、ソンテウは
  ソン(=2) テウ(=列)
その名の通り、2列の椅子が並んでいるのだけど、このソンテウは

  
 3列目が追加されている!

  サム(=3) テウ(=列) ではないですか?!






●メタマーン・エレファントキャンプ●

  
  パオォォォォォォォォォォォォーーーーーーーン!


  ショーの前に水浴び。 わさわさどさどさと水に入っていく象たち。
  



 象のショーの始まり

   ようこそのあいさつ「パオォーーーン!」
  


 ちょくちょく鼻を伸ばしては、バナナやチップをもぎとっていく象たち。
 この鼻、自分に突っ込んできたときは、それはもうすごい迫力なのだ。
  


ゾウだ ゾウだぞ

 牙がすごいんだゾウー
  


 おすわりだってできるゾウー
   


 おっと、立ち上がれないゾウー  うんとこどっこいしょ
   


 サッカーだってできるゾウー    でも全然入らないゾウー
   


 バスケットだってできるゾウー   高さ的にダンクシュート余裕だゾウー
  


 お絵かきだってできるんだゾウー
  


 ゾウの描いた絵、なかなかの出来映え。
  



ショーが終わると、ゾウ乗りタイム。
ゾウの背中に乗った友達は 興奮がちに話す。
 「今まで一番好きな動物は?って聞かれたらパンダって答えてたけど、今度からゾウよ。だって、パンダの背中には
  乗れないけど、ゾウには乗れるもんね!」
 

私もー!
  


象の鼻に乗っている人がいる! 私も乗りたい!

こんな風にのせて! と象使いにリクエスト。



 ・・・こんな風に乗りたかったのに・・・・


 「ぎゃ------!!!!  ちがーーーーーーう!!!」

  象使いも笑っている。


 「これじゃない、これじゃない!」 でも、もう笑うしかなーい! わっはっはっはっは! 



 「お? なんだか、これはこれでいい具合になじんできたぞ。」



 「しかも、お前かわいいじゃないか。」 ポッと顔を赤らめるゾウ。 二人の間に何かが芽生えた瞬間。



地上に降りたったあと、そっと寄り添うゾウ。
「ふぅー。びっくりしたけど、ちょっとお前のこと好きになっちゃったぞ。愛い(うい)やつめ。」



だけど、正面から見ると変な顔だった。







まだまだ続くゾウ満喫コース
次は象に乗って川渡り&ハイキング。
 

ゾウの上から見る。
 


椅子には手すりがついているけれど、上下左右にすごい揺れ。 油断したら落ちてしまいそう。
もし、落ちたらただではすまない高さ。
いや、落ちたらゾウに踏みつぶされる方が先かな。
 


時折 別の象に追い越され、追い越しながら、山道をはげしく揺さぶられながら歩く。
この揺れも、だんだん気持ちよくなってきた。
    



次のコース
 ゾウを降りると、何故か今度は牛舎に乗る。
 
  ゾウの時より、格段地面に近づいた。


次のコース
 牛を降りると、なぜか楽しい筏下り。
 ゆったりと気持ちがいいのだ。
 

 さっき歩いてきた山道にゾウが。
 

筏下りの最中、筏の前後2人の船頭さんと話す。
ミャンマーからで稼ぎに来ている人で、私のお給料はいくらなのかと聞いてくる。
タイでは、初対面でも月給を聞かれることがあり、私も保護者から数人聞かれた。
日本のように、稼ぎを聞くのが失礼という感じはない。
ちなみに、ボランティアなので、お給料はもらっていない。もらっているのは現地生活費。
ミャンマーからの出稼ぎの2人は 月に3000バーツ。(9千円程度) 一日100バーツ(900円)
一日に100バーツ以上を使っているこの時、なんだか深く頭を垂れて考えてしまう。


船頭さんが、こぎ方を教えてくれ、いかだ下り船頭体験。

 えんやこら~ えんやこら~
 

  にこっ
 



メタマーン・エレファントキャンプ

 象 ゾウ 象 ゾウ 象 ゾウ 象 ゾウ 象だらけ。
 
 一生に一回は体験しておくべきだな。 ゾウワールド。


この日の かわいいゾウのお気に入りショット

  「おしり」
    

 すごい迫力だ。 でも負けてなるものか! 私だってタイに来てグンと太って大きくなったのだ!

  
 


 








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