ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

アカ族  水タバコを吸うダンディなおじちゃん

2011年01月30日 15時17分58秒 | チェンマイ
以前、チェンマイの少数民族、アカ族の村にいったときのこと。

   → 過去ブログ 「カレン族(首長族)  ~アカ族・リス族・ヤオ族・モン族~」



緑の豊かな村の中で、鮮やかな赤いシャツを着たおじちゃんが
タバコを吹かしているのを見た。
        


それが、パイプを切って作った、手作りの煙管(きせる)。
タバコの葉を入れて、火をつけ、煙をすうのだが、
耳を近づけると、コポコポ・・・ と煙管の中から水の音がする。
       


これは水タバコ(水煙管・水パイプ)というらしい。
タバコの煙を水にくぐらせた後、長い煙路を経て吸引する。
煙が水を通る間に多少冷やされることもあって、昼間の気温が高いインドや中近東で人気。
昼間喫茶店で男性が水たばこを嗜む姿を良く見かける。
1人ではなく何人かでゆっくりと味わいながら、
お茶や雑談をするという、日本ではあまり見られない喫煙具だ。


このおじちゃんの水煙管は手作り。
パイプは、日本でもよく水道管などで見かける
あの青いプラスティックのパイプだ。


嫌煙家の私だけれど、このおじちゃんの、
タバコをふかす姿が、あまりにかっこよくて、様になっていて
長時間、見とれてしまった。
おじちゃんも、ニヒルな笑顔をななめ顔にしてこちらに向け、カメラサービスしてくれる。
なんて心得た人だ。


ハリウッド俳優でも通用しそうな、ダンディなおじちゃん。
タバコをふかす、その背中までも哀愁漂ってかっこいい。
アカ族の村で出会った、このおじちゃんは、
私にとって、「タイ人のかっこいい人ランキング ベスト5」に入る。
  


 





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