錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

エブリイの車中泊ベッド製作で考えた事

2015-10-02 11:54:12 | 車中泊
軽ワンボックスカーの選定とベッドの製作過程に関しては「エブリイの部屋」
 http://sabitetsujin.web.fc2.com/every/heya.html 
をご覧下さい。



実際の組み付けに関しては
北海道遠征の準備をしながらブログを作ったエブリイの車中泊準備をご覧ください。
如何にたくさんの荷物が積み込めるかが良く分かります。
【エブリイの車中泊準備】
http://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/e/f10d00bb7734c04a96f8a7487969f5a8

(参考写真)
ベッドと引き出し式のテーブル(網棚部分にスポンジマット)


積み込んだ車中泊装備(実際にはさらに積み込みました)


軽ワンボックスカーという限られた規格(非常に狭い)で
いかに快適に車中泊が出来るかという事に関して徹底的に検討し製作した結果です。

まず最初は車種選定に関してですが
ハイゼットカーゴ(アトレーワゴン)とエブリイ(ワゴン)の2車種に関して非常に「シビアな比較」を行い、
走行性、静粛性、内装等にビックリするほどの差があったのでエブリイに決定しましたが、
錆鉄人は決してスズキの関係者ではありません。
(エブリイが初めてのスズキ車で、買い換える前の天女の車はダイハツのムーブだったし、
 錆鉄人は20年間ステップワゴンですから)

なお、エブリイ(ワゴン含む)は、今年フルモデルチェンジを行てさらにレベルアップしたので
ハイゼットカーゴ(アトレーワゴン)とはさらに大差が付きました。

もし軽ワンボックスカーの購入を考えている人は購入前に読んで参考にして下さい。
(ただし、以上は錆鉄人の個人的な感想であり、その内容を保障するものではありません)


さて本題のベッド製作で考えた事ですが・・・

軽ワンボックスカーという限られた空間の中で
1.夫婦2人が快適に寝られる事
2.登山にも利用するのでたくさんの(大きな)荷物を積める事
3.普段の生活でも使用するので車中泊しない時は簡単に取り外せる事

が製作の最大の要点でした。
エブリイの助手席は狭く、
走行時は後席に乗っていたほうが姿勢が自由に出来て疲労が少ないので
(助手席をフラットにして足を延ばしている事も出来る)
後席の使用が出来る事=後席部ベッド部分が脱着出来て、
荷室部ベッド部分に嵩張らずに収納出来るようにする必要があります。

4.雨の中での車中泊もあるので、車の外に出ずにベッドを組み立てられる事

以上の4点を考慮してベッドの構造を検討しました。

5.金無し錆鉄人なので出来るだけ安く作る
6.大工の腕も工具もないので、ノコギリと金槌、ドライバーだけで作れる事

という事も重要なコンセプトでありました。

(1)夫婦2人が快適に寝られる事
に関しては
エブリイは後席を折り畳めば幅130cm長さ180cm以上の荷室スペースが出来るので、
そこに設置出来る最大の大きさのベッドを作る事にしましたが、
幅は所によっては120cmそこそこの所もあり、
長さを180cm以上にするとその状態では運転が困難になるので
(ベッドを設置した状態で走る必要がある場合もある)
ベッドの大きさは120cm×180cmに決定しました。
これは、セミダブルベッドのサイズですが、横から落ちる心配がないので
幅一杯まで横に寄れるのでダブルベッドと同じ位の感覚で眠れます。

(2)たくさんの(大きな)荷物を積める事
に関しては、
ベッドの上に座っても天井に頭がくっつかない高さまで脚を付けて高さを高くし
その下を荷物スペースとして利用する事にしました。
ベッドボードの厚みは2センチ程度として頭上90cm以上を確保するため、高さは20cmにしました。
(ベッドボードを含めると22cm)

車の天井は平ではないので両サイド部分は高さが低くなりますが
基本的に幅120cm長さ180cm高さ90cmの就寝スペースが出来る事になります。
しかしながら、
寝ている状態を考えた場合、腰から下は寝返りを出来る高さがあれば良いだけです。
という事で、高さ70cm程のテーブルを作り、この腰から下の部分に設置し
寝るときはテーブルの上に荷物を置く事で、
日常必要な装備などはベッドボードの上に置いておく事ができるようになり
車内にいたままでベッドを作り、調理をしたりする事が容易になりました。
テーブルは脚を細くする事で、ベッドの横に出し入れ出来るので
テーブルを車外に持ち出して普通のテーブルとして使用出来一石二鳥です。

*これに関しては5ナンバーのワゴンは後端が狭くて出来なかったのですが、
 25年モデルチェンジの新型はワゴンでも可能になりました。

(3)普段の生活でも使用するので車中泊しない時は簡単に取り外せる事
に関しては、
荷室部ベッドフレームと運転席後部ベッドフレーム、助手席後部フレームに分ける事で
取り外した場合は嵩張らずに収納出来るようにしました。
それぞれのフレームを狭い車内でいちいちボルトで組み立てるのでは大変な時間がかかるので
木ネジで組み立てました。
運転席後部ベッドフレームと助手席後部フレームは当初は同じものを作り
後部ベッドフレームの中に収納出来るように作りましたが、
運転席後部ベッドフレームは車中泊旅行中には取り外す機会はなく、
逆に助手席後部ベッドフレームは毎回脱着収納する必要があり
(当初、走行時は運転席と助手席に座っていたが、後席のほうが居心地が良く
 食料や飲み物を横に置けるので便利だという事で、天女は助手席後部に座る事になった為)
この部分を改造し、縦フレーム2本と前フレーム1個としたので収納性は飛躍的に高まった。


これに関しては、
クッション、寝袋、毛布、まくら、登山ザック(ベッドフレーム下に納まらない)、炊事用品と食料で
テーブルの下と運転席後部は満杯となり、小さいとはいえ幅55cm長さ86cmの前フレームは邪魔になった為、
3ピースによる組付け方式に変更し、未使用時は隙間に収納出来るようにしたのでありました。


以下、続く


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