ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

「女足9号」

2005年05月04日 00時40分56秒 | 映画
先週あたりにBSでやってた「栄光のフォワード No.9 -女子サッカーに捧げる-」(原題「女足9号」)という映画を観た。

舞台は中国。
一度つぶれた女子サッカーチームが、日本から帰国したコーチが監督に就任して再結成。
出産でサッカーをやめていたストライカーが復帰するも、再びチームは解散してしまう。
というお話。

夫の理解が得られない主人公ティエンに、サッカー漬けで奥さんとの溝が深まるカオ監督。
といっても、この二人がどうなるとかいう訳でもなく(どうこうなればいいという訳でもないが)、ストーリー的にも何を描きたいのかよく分からない。

が、サッカーファンなら決して他人ごとではないテーマなのも確かで、舞台を日本に移しても全く違和感がない。

注目度が低く、企業の支援打ち切りと常に背中合わせの女子チーム、
男子に比べて報われない女子の指導者、
といった具合に。

実際、女子サッカー界はアテネ五輪出場が至上命題だったし、なでしこジャパンの上田監督は湘南の監督になったしね。

という感じで、ドキュメンタリーっぽく観れば観れないことはない映画だったんだけど、ひとつだけ納得いかないことが。
それは、3位以下になると解散になってしまうライバルチームのために、カオ監督がわざと負けたこと。
すべてのチームが生き残らなければならないというのが持論のようだけど、理想のために八百長受諾するのってどうよ?って感じ...