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ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

J1 第33節 FC東京-川崎

2005年11月27日 19時15分00秒 | 観戦記録
J1 第33節
FC東京 1-1(0-1,1-0) 川崎フロンターレ
2005年11月26日
味の素スタジアム

中盤でボールを奪えず、ディフェンスラインでしのぐ、東京にとっては望ましくない展開。
攻撃に転じた時には、ササがワンタッチではたいてしまうため、前線にためができない。
その結果、全体を押し上げられないという悪循環。
ルーカスの存在がいかに大きいか、再認識させられる。

試合に関しては特になし。
梶山は久々に攻守において軽率なプレーが目立ったけど、しばらくはそっと見守ろうかという気分。
きっと彼にだって、周囲との技術のギャップなど、彼ならではの悩みがあるのだろうから。
ただ、そのギャップを埋めるための努力は欠かさないでほしい。
中田英寿よりも技術のある選手はたくさん現れたが、誰も中田を超えられないのはなぜなのか、ワールドユース世代では別格の存在だけに、来年のさらなる飛躍を期待したい。

さて、来シーズンの監督候補として、ブラジル人が見学に来るという報道があった。
これに対し、ゴール裏はヒロミ続投の意志を表明した。

4年もやれば十分かという気持ちもあるが、特例を除いて続投を支持したい。
特例というのは、ヒディンクやゼーマンなど、攻撃的スタイルを売りにして評価を得ている人物が監督に就任する場合だが、彼らは普通に考えて難しい。
それならば、日本でそういう監督を生み出すことに賭けてみたい。
東京は大熊前監督の頃から、全員サッカーという一体感が長所だったチーム。
そこにヒロミが攻撃的な守備という、刺激的でかつ危険でもあるサッカーを採り入れた。
ここで勝ち点最重視の面白くない監督が来たら、東京のアイデンティティに関わるではないか。
そんなのはごめんだ。

勝ちたくないファンやサポーターなどいない。
だけど、面白みに欠けるサッカーで優勝などしても嬉しくない。
ヒロミ続投の意志表明に、それを感じた。

今年はアウェイの試合にほとんど行かなかったので、例年と比較して10試合以上も観戦数が減った。
天皇杯の次の試合、愛媛で浦和に負けたなら、昨日の試合が今年の最後の観戦ということになりそうだ。
来年はどうなるのかわからないけれど、年に3,4試合、心の底から楽しめる試合にめぐり会えれば、それで十分だ。

2005年の観戦試合数: 25

J1 第31節 FC東京-千葉

2005年11月20日 23時10分47秒 | 観戦記録
J1 第31節
FC東京 2-1(0-0,2-1) ジェフユナイテッド千葉
2005年11月20日
味の素スタジアム

午前中にクラシコを観たばかり。
アウェーでレアル・マドリーを粉砕した「偉大なバルサ」に心酔した直後では、Jリーグの消化試合に胸おどらせて向かうのは困難だ。
とはいえ、ホームゲームも今年残り2試合。
相手は今年3連敗を喫している千葉だ。
疲れきった体にムチ打ち、電車で爆睡しながらもスタジアムにたどり着く。

悪くないな、と正直思った。
クラシコよりも上だなどとは口が裂けても言えないが、「売り」となるスタイルを持っているチーム同士。
攻守の切り替えが早く、個人技よりも戦術で相手を崩すという点で共通し、それほど実力差のない両チームの試合なら、好ゲームになる可能性は高いというものだ。
最後の決定力の無さという共通点はご愛敬だが。

これまでと違ったのは、千葉が撃ち合いに応じたことだ。
ナビスコ杯の影響でパフォーマンスを落しているためか、自己犠牲の産物であるランニングで東京を子供扱いしていた今年のこれまでの対戦とは様子が違う。
そのスタイルで戦えばどちらが勝つかはほぼ決まったも同然だ。
とはいえ千葉も何度か決定機を作り、スコアレスでハーフタイムへ。

一度は追いつかれたものの、後半は東京が千葉を圧倒。
復帰後の阿部のパフォーマンスは素晴らしい。
阿部に限らず、現在のチーム状態は絶好調だ。
どれくらい絶好調かというと、藤山の攻め上がりの回数がどんどん増え、今日はなんと、ペナルティエリアにまで進出した(笑)
今野の右サイドを駆け上がってのボールキープには、スタジアム全体から称賛の拍手と声援。
終了間際でも東京は攻めることをやめない。
何かにとりつかれたかのように。

ふと2年前のことが頭をよぎる。
最近のチームの一体感が、去りゆく誰かのためだとしたら…
なんてことを考えてしまうくらい、最近は素晴らしく、逆にいえば、中盤戦までがひど過ぎたのである。

2005年の観戦試合数: 24

J1 第29節 FC東京-G大阪

2005年10月30日 22時08分42秒 | 観戦記録
J1 第29節
FC東京 2-1(1-1,1-0) ガンバ大阪
2005年10月30日
味の素スタジアム

数字は語る。
圧倒的な攻撃力を誇るG大阪だが、前節までの失点数48は、残留争いしているチームのそれと変わらない。

その数字は正しかった。
相手ゴール近くでボールを奪うことができれば、ガンバに危険なシュートを撃たれる機会は減少し、逆に相手ゴールを脅かす機会が増加する。
シュート数は東京22本、G大阪11本。
アラウージョは何と0本だ。
完全に東京に飲み込まれたガンバは、弱小チームと大差なかった。

それを可能にしたのが、高い位置からのプレス。
両チームともに相手のサイドの裏を狙う好ゲームであったが、ガンバは東京のプレッシングの前に自滅した。
(東京のプレスでパスの出しどころを失うなんて、遠藤はワールドカップでどこにパスを出すつもりなのだろうか?)
スペインの模倣と言われようが、本当にハマった時の東京のサッカーは、日本で最高に面白い。
今日のようなパフォーマンスが毎試合できれば、結果など勝手に付いてくるのだが。

プレスをかわされると一気にピンチに陥る可能性があるため、プレッシング・サッカーには全員で攻め、全員で守るという覚悟、それと勇気が必要だ。
その勇気が感動を生む。
あの憂太が頭から突っ込んでボールを奪った。
今野は攻守両局面での縦横無尽のダッシュでピッチの主役となれば、梶山は変態キープと大きな展開で、規郎は4人を引き付けるドリブルで観客を魅了した。
藤山も珍しく(笑)攻撃参加が効いていた。
ディフェンス陣もよく押さえた。
ルーカスだけが呪われていた(笑)
全員で勝ち取った勝利。
今日の東京は、全員が主役であり、ヒーローだった。

2005年の観戦試合数: 23

J1 第27節 FC東京-広島

2005年10月16日 02時18分18秒 | 観戦記録
J1 第27節
FC東京 2-2(0-0,2-2) サンフレッチェ広島
2005年10月15日
味の素スタジアム

スタジアムに行ってる余裕はないのだが、SOCIOデーなので無理矢理味スタへ。
着いた時にはサイン会は終了していた。
せっかく来たんで楽しい試合になってくれればいいなとは思うものの、東京と広島ではロースコアの試合になりそうな気がして、俺は一体何をしてるんだと思ってるうちにキックオフ。

が、今日の試合は実にヤバい。

緊迫の前半はあっという間に終了。
ロースコアでも、この内容なら許せる。

後半、一気に試合が動く。
前田俊介のゴールで広島先制。
若いのに、ゴール前でのあの落ち着きは何なんだ?

阿部が驚愕のトラップからのスーパーゴールを決め、東京が追い付く。
あれが生涯最高のゴールかも(笑)
そうならないように、これからもよろしく頼むよ。

あとは両者1点ずつ加えて試合終了。
互いに最後まで勝利を諦めない好ゲームであった。

今日は馬場憂太と梶山がそろって90分プレーしたのが嬉しい。
普段よりも軽率なプレーが少なく、ため息もあまり聞かれなかった。
SOCIOデーにもっとも活躍しなければならないのはこの二人だし、まあ合格点あげてもいいでしょう。

憂太はもう少し優しいパスが出せるようになると、もっと大きな存在になれると思うのだが。
パスが受け手に届いてほしいっていう意志がないんじゃないの?と感じるシーンも何度かあるし、そういうのが続くと責任感が希薄なのではないかと感じてしまうからね。
ぜいたく言うときりがないけど、やはり彼には東京の「14番」になってほしいのである。

後ろ髪を引かれる思いで次節のダービーを欠席。

2005年の観戦試合数: 22

J1 第25節 FC東京-大分

2005年09月26日 00時03分24秒 | 観戦記録
J1 第25節
FC東京 0-0(0-0,0-0) 大分トリニータ
2005年9月25日
味の素スタジアム

前半の大分の攻撃はシンプルではあったが、ブラジル人だけで決めてしまう威力を秘めており、なかなか脅威であった。
それに西川周作、彼はいいキーパーだ。
名古屋の川島などより全然いいだろう。
東京のFW陣には、マグノアウベスのポストプレーをぜひ参考にしてもらいたい。
彼にボールを預けた瞬間に、チームのスピードが一気に上がるのを何度か見たはずだ。
それを実現するためには、くさびのパスがトップに入る前に、他の選手が走り込んでいることが必要だ。
なぜ今の東京の攻撃が一本調子なのかを知るヒントは、そこら中にあるのだが…

不満だらけの試合だったけれど、唯一希望を見出したのが、幻のゴールとなったシーン。
今野から右サイドの戸田へ、戸田のクロスをササがヘッドで落とし、左サイドから走り込んできた阿部がネットを揺らした。
この場面を演出したのが、今野のドリブルだった。
あのドリブルがチーム全体を押し上げ、一気に加速した。
この感覚をチーム全体が忘れないでほしい。
遅攻を磨いてほしいという解釈もできるけど、速攻であれ遅攻であれ、チームのイメージが一つになるようなワンプレーをもっと共有してくれたらと思う。
梶山も憂太も、試合展開を変えるだけの技術があるのだから、チームの意志となれるようなプレーヤーになってほしい。
ユースチームを、ただの予備校にしてはいけない。

2003年の東京は、強力なサイド攻撃が各チームから警戒されていた。
シンプルで、相手も分かっているはずなのだが、抜群の破壊力だった。
相手の嫌がることは、シンプルでも効果的なのだ。
あのサイド攻撃はチームの意志だったのだと思う。
もちろん、1トップにはアマラオ、トップ下にはケリーという、チームの意志の体現者がいたことを忘れてはならないけれど。

今日はオフサイドで幻の1点になってしまったけれど、そこで芽生えはじめた意志が本物であること、またそれがいつか大きく実を結ぶことを期待したい。

2005年の観戦試合数: 21

J1 第23節 FC東京-清水

2005年09月11日 02時57分13秒 | 観戦記録
J1 第23節
FC東京 1-0(0-0,1-0) 清水エスパルス
2005年9月10日
国立競技場

リーグ戦を観戦したのは何と7/23以来で、自分でもちょっとびっくり。
チームの成績と同様に、気分が乗っていけないのを実感する。

試合は...
特に書くことないなぁ。
前半は何回か佐藤由紀彦のコーナーキックが見れて嬉しかったって程度?
「ベッカムを意識してみました」的な蹴り方が懐かしかったよ。
しかも藤山とマッチアップだもんね。
それに試合を決めたのが戸田。
内容や結果はともかく、数年前の東京を思い出して同窓会チック。
戸田は普通のシュートは外すのに、なぜああいうのは決めるんだろう?

最後は結構攻められたけど、引いてばかりでは、ああなっちゃうよね。
涼しくなってきたんだし、また前線からのプレスを徹底してもいいと思うのだけれども、結果が出てないから思い切れないんだろうな。
思うに、今の東京は、全体のために動いてる(動ける)選手が少な過ぎるんだよ。
あと一歩二歩動いてあげるだけでお互いに助かるだろうし、結果としてチーム全体のパフォーマンスも向上すると思うんだけど。
せめてそういう所を見せてくれたら、今年は駄目でも、来年以降に希望を見出せるのに...

2秒考えた末、来週のアウェー横浜戦は欠席することに決定。
強くても美学のないチームは嫌いだし、弱くても美学のあるチームにはかわいげがある。
弱くてしかも美学がないなんていうのは、救いがない。
そんな状態でも応援し続けることが救いになる可能性だって否定はしないけれど、普通は逆だろ?って思う。

俺は世の中でパッとしない、金もない、女にもモテない、だけどスタジアムに来てこのチームを応援していると勇気をもらえるし、それに、いい試合をした後の選手の表情なんて最高なんだよね。
っていうのが、プロスポーツクラブとしては最高なんじゃないかと思うし、「救い」だと思う。
今のFC東京に救いがあると思う人、手を挙げて。

2005年の観戦試合数: 20

天皇杯 東京都予選決勝 佐川急便東京-横河武蔵野

2005年08月28日 23時54分54秒 | 観戦記録
第10回 東京都サッカートーナメント 決勝
佐川急便東京SC 2-1(1-1,0-0, EX 0-0,1-0) 横河武蔵野FC
2005年8月28日
西が丘サッカー場

マジでいい試合観たなぁ。
では済まされないくらい、横河の選手には悔いの残る試合だったに違いない。
天皇杯出場に手が届きかけたんだからね。
選手によっては、また来年!じゃ済まないんだろうし。

東東京住人としてはクラブや選手に思い入れがある訳ではないし、失礼ながら結果はどっちでも良かったんだけど、また来年、この組み合わせで観たいなと思うのでした。
プレーする側も応援する側も、Jリーグや代表よりも純粋だと思えるし、たまにはこういう試合を観に行きたいもんです。
これが800円って、超お得。

2005年の観戦試合数: 19

プレシーズンマッチ 磐田-バイエルン

2005年07月31日 01時40分01秒 | 観戦記録
FCバイエルンミュンヘン ジャパンツアー2005
ジュビロ磐田 1-3(1-0,0-3) FCバイエルンミュンヘン
2005年7月30日
国立競技場

何となく行ってみたくなり、オークションで招待券の引換券を2500円で落札。
バックスタンドとはいえ9000円のSS席2枚と引き換えだから、かなりお得なお買いもの。

来年ドイツでワールドカップが開催されるというのは、ドイツが予選を戦わないということを意味する訳で、それが代表選手を多く抱えるバイエルンを見たくなった理由。

ではバイエルンはその期待に応えてくれたのかというと、正直不満。
暑さといい、ベストコンディションではなかったのだろうけど、代表選手の抜けたジュビロを相手に、スコアほど圧倒した訳ではないし。
周りにいた満足気なミーハーと較べると、やっぱり目が肥えちゃってるんだろうね。

それともう一つ。
自分も含めて、日本の多くのサッカーファンは、ドイツに魅力を感じてないというのも大きいかも。
クラマー氏は日本サッカーの恩人だし、海外でのプレーといえばドイツって時代もあったし、ドイツでコーチの勉強した人だって少なくないというのにね。
工業製品同様、堅実だけど遊びがないという感じかな。
やっぱりスペイン・イタリア・イングランドと比較して、ブンデスリーガがワンランク劣るのは否めないと実感。
新シーズンもチャンピオンズリーグは厳しいんじゃないかな。

とはいえ全く魅力がなかった訳ではなく、バラックの存在感はやはり際だっていたし、サイドチェンジの視野の広さを見れただけで元は取れたかなぁと。
ワールドカップがバラックの大会となる可能性も大きいと思うよ。

あとオーウェン・ハーグリーブスが面白過ぎ。
上がりっぱなしで戻らないから、太田に裏狙われまくり。
東京戦の録画をまだ観てないのだけど、石川は何してたのだ?
宮沢はそこにパスを通せなかったの?

総括すると、たかが親善試合にそれほど期待してはいけないのは経験で知っているし、シュバインシュタイガーとマカーイ以外ほぼベストなスタメンを披露してくれたバイエルンには、敬意を表したい。

2005年の観戦試合数: 18

J1 第18節 FC東京-神戸

2005年07月24日 00時37分58秒 | 観戦記録
J1 第18節
FC東京 1-1(0-1,1-0) ヴィッセル神戸
2005年7月23日
国立競技場

神戸相手に何やってんだか...
決定力がないと、こういうことになるんだよね。
中断明け、ササに期待だね。

ところで、石川の怪我が治ったのはいいんだけど、どうしてスタメンなの?
今日だってノリオが入ってからの方が良くなったし、もはや石川にプライオリティなどないと思うんだけど。
もしかして、そういう契約になっている?
まぁ、東京ではいちばんの金の成る木なので、プレー機会が多くて活躍してもらうのがいちばんいいんだけどね。
栗澤もちょっと疲れ気味なのか、開幕あたりほどパッとしないねぇ。
新人ながらよくやっていると思うけど、ちょっと休めば?

っていうか、地震で総武線が動いてなくて最悪。
もう今日の試合なんてどうでもいいみたいな。
帰りの浅草線も全然進まなかったし。

2005年の観戦試合数: 17

J1 第17節 FC東京-横浜FM

2005年07月18日 02時47分38秒 | 観戦記録
J1 第17節
FC東京 4-0(1-0,3-0) 横浜F・マリノス
2005年7月17日
味の素スタジアム

ゲーセンに行った後、あまりに暑くて涼んでいたら、スタジアムに向かう気力が失せた。
このクソ暑いのに、なぜヘボい試合を観に行かなくちゃならないのかと。
ま、ビールは売れただろうけど。

すいません、私が間違っていました。

何とか18:30には着席。
同僚がゲットしてくれていた購入券で、加地さんフィギュアをゲット。
席に戻ると、隣にいた家族に「フィギュア見せてください」と言われた。

試合だけど、もう言うことないね。
!!
花火も良かったし、スタジアムのムードもなかなか良かった。
一部を除いては(気が向いたら明日書きます)。
以上。

年に2,3回こういう試合があるから、やめられないんだよね。
それ以外がどれだけヘボくて、情けない試合だったとしても(笑)

あまりにいい気分だったので、隣の家族に加地さんフィギュアを譲る。
100円のマージンと、のぞき見防止シートを付けてくれた。
転売野郎(笑)
その家族はソシオじゃなかったけど、「加地さんのファンなんです」って、すごく感謝された。

それにしても田中隼磨って、代表を意識したような発言をすると、ダメになることが多い選手だよね。
今回は「ホメ殺し」加地さんの勝ち。

2005年の観戦試合数: 16