goo blog サービス終了のお知らせ 

南会津生活記

南会津での日々の〝ひとコマ〟をご紹介しています。
by s-k-y (presented by taito)

2008夏尾瀬 その13(憧れの地)

2008年09月03日 06時08分42秒 | 尾瀬国立公園
ついに〝熊沢田代〟に到着。
燧ケ岳の北側にあるこの湿原。二つの可愛らしい沼を南から望むと会津駒ケ岳をフレームインすることができ、北から望むと燧ケ岳をレイアウト!
マップはこちら→〝ルートマップ〟




キンコウカが咲く湿原は淡く優しい色味に包まれて




心地良い空気が凹んだ湿地を走り抜けていきます。




後ろにそびえるのが燧ケ岳。
あの頂上から下りてきたんだな~




みんな笑顔でこの地を後にしていきます。
厳しい行程の中のオアシス。
いつしかココで名作を描きたいものです




最大の目的地にも来れたことだし、あとは余韻に浸りつつ帰りましょう
向うに見えるのが最後の湿原〝広沢田代〟




ところどころ赤く色付いた葉が!
秋はもうすぐですね~




最後に〝広沢田代〟でキンコウカをパシャ

〝広沢田代〟から御池までは少し距離があります。
疲れた体にムチ打ち駆け下りていくとお婆ちゃんが前をトボトボ!
何気なく声を掛けて、お話しながらボクも一緒になってトボトボ!
このペースがなかなか心地良い
体に負担がかからず、周囲の景色を堪能できて、何よりお婆ちゃんとの会話が弾み楽しい道中。
単独行の時はひとりでブツブツ、誰に文句を言う訳でもなく歯を食いしばっての登山でしたが、〝共に歩む〟というのはなかなか楽しく疲れも半分
今後は〝健脚〟を封印し、このペースで行きましょうかね!

このお婆ちゃん、77歳
横浜方面から来ていて、毎年、南会津方面に来ては数泊してあちこち登っているそうで、「もう一泊して田代山に登ろうかと思ってるの!」とのこと 何と元気なんでしょう。。。
お連れのお友達は先に行かれたそうで、「温泉小屋に泊ったというお兄ちゃんと一緒に登って、2人は先に行ったの」
あれ?もしかして。。。

お婆ちゃんとの楽しいひと時。おかげでケガ無く、機材の破損無く、無事に下山できました

下りていくとお婆ちゃんのお友達が待っていて、そこにもう一人、帰りのバスでの再開を楽しみにしていた〝相部屋さん〟!なんという偶然




時間は午後二時半。
予定よりかなり早く着いてしまいましたが、御池周辺を散策する気力も御池ロッジのお風呂に入る体力も無く、フィルムとメモリーを使い切り撮影終了~
結局1本早いバスで帰路についたのでした


初尾瀬は大きなトラブルも無く無事に終了したのでした。
なるほど尾瀬、数多の写真家や登山家やネイチャー派を魅了するだけの事はある素晴らしい場所。年内にもまた行ってみたいものです




◆◇2008夏尾瀬シリーズ◇◆


プロローグ


一日目  その1  その2  その3  その4(三条の滝)  その5
      その6(一日の終わりに)


二日目  その7(一日のはじまり)  その8(尾瀬ヶ原)  その9  その10
      その11(燧ヶ岳)  その12  その13(憧れの地)


エピローグ(銀塩ギャラリー)