本日より、建築写真家の二川幸夫氏の「日本の民家 一九五五年」という写真展が、パナソニック汐留ミュージアムで開催されています。
我が家の大元のご本家の写真が展示されているということで、ご本家のおねえさんに誘っていただき、昨日、一緒に内覧会に行かせていただきました。
場所は、JR新橋駅から徒歩8分程度のところにありました。

右手に、素敵な旧新橋停車場(鉄道歴史展示室)を見ながら。


昭和7年生まれの二川氏が、20歳前後に撮ったモノクロの日本の民家280点の内、この展覧会のために氏が選んだ70点余りが展示されていました。今は、もうほとんど見られない日本の原風景ばかりです。
茅葺の屋根と太い梁の豪農のお家。ため息が出る程、美しい日本が1955年にはあったのです。私が生まれるほんの少し前のことです。
そして、その中に、我が家の大元のご本家の店蔵の写真がありました。写真がひときわ大きく、ライトも強めに当ててあるように感じたのは、身びいきでしょうか。
作品に撮られた家のほとんどがダムの中に埋没して存在しない中、川越・米問屋・足立要(あだよう)の店蔵は、現存している。そして、その改装前の美しい姿が見られて、本当に幸せでした。
レセプションにおいて、ご本家のおねえさんは、二川氏と言葉を交わすことができました。二川氏は、子孫が現存していることに驚かれたと同時に、喜んでいらっしゃいました。二川氏は、「川越には蔵はたくさんあったけど、あの蔵しか撮ろうと思わなかったよ」とおっしゃいました。
写真展は、本日1月12日より3月24日(日)まで、行われています。ぜひ、お運びくださいませ。
二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年
ユラーナ
我が家の大元のご本家の写真が展示されているということで、ご本家のおねえさんに誘っていただき、昨日、一緒に内覧会に行かせていただきました。
場所は、JR新橋駅から徒歩8分程度のところにありました。

右手に、素敵な旧新橋停車場(鉄道歴史展示室)を見ながら。


昭和7年生まれの二川氏が、20歳前後に撮ったモノクロの日本の民家280点の内、この展覧会のために氏が選んだ70点余りが展示されていました。今は、もうほとんど見られない日本の原風景ばかりです。
茅葺の屋根と太い梁の豪農のお家。ため息が出る程、美しい日本が1955年にはあったのです。私が生まれるほんの少し前のことです。
そして、その中に、我が家の大元のご本家の店蔵の写真がありました。写真がひときわ大きく、ライトも強めに当ててあるように感じたのは、身びいきでしょうか。
作品に撮られた家のほとんどがダムの中に埋没して存在しない中、川越・米問屋・足立要(あだよう)の店蔵は、現存している。そして、その改装前の美しい姿が見られて、本当に幸せでした。
レセプションにおいて、ご本家のおねえさんは、二川氏と言葉を交わすことができました。二川氏は、子孫が現存していることに驚かれたと同時に、喜んでいらっしゃいました。二川氏は、「川越には蔵はたくさんあったけど、あの蔵しか撮ろうと思わなかったよ」とおっしゃいました。
写真展は、本日1月12日より3月24日(日)まで、行われています。ぜひ、お運びくださいませ。
二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年
ユラーナ
ところで、昨年紹介していた書籍「川越市の昭和」をつい最近拝見しました。
私たちの中学のときの同級生(確かユラーナさんはクラブ活動も一緒だったような)のじゅん子さんが購入したとのことで、たまたま彼女の家にお邪魔する機会があり見せてもらいました。
サイズも大判で、ずっしりとしたその書籍自体、なんとも歴史の重みを感じます。中身も随分旧いものから、我々が子供だった頃の懐かしい風景など・・・見飽きることのないものですね。我が家にも欲しい一冊ですが、価格もその重みに似合うものなので、ちょっと思案中です(笑)。
はい、とても心惹かれる作品ばかりでした。とても18歳から20歳の方が撮ったとは、思えない作品ばかり。仕事で撮ったのではなく、体の中から突き動かされて撮った、という感じがしました。
「川越市の昭和」ご覧になられましたか?懐かしい昭和の風景でいっぱいですね。