ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

秩父 星音の湯

2011年01月15日 | 旅行
年末の大掃除でかなり疲れ、疲れが取れないので、秩父の星音(せいね)の湯という温泉に行ってきました。去年の2月に初めて行きましたので、2回目です。

所沢からレッドアロー号で、西武秩父駅へ向かう旅。吾野(あがの)という駅の近くまで来ると、山がたくさん見えて、旅行している気分いっぱい。




西武秩父駅へは、所沢から1時間程。駅に着くと、右手に武甲山が見えました。武甲山の名前の由来については、「日本武尊が、自らの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという伝説が元禄時代の頃から定着した」とウェキペディアにあります。



セメントの採掘で有名ですが、昔と比べると、姿がすっかり変ってしまう程、採掘されてしまった模様です。


駅の近くで、星音の湯の無料バスが止まっていたので、乗り込みました。平日なのに、お客さんは、あと5人くらいいました。秩父駅経由でゆっくりとした運転だったので、着くまでに33分かかりました。

やっと到着。



まだ、松飾りが!川越とは、風習が違うのでしょうか。






受付で入館料900円を支払い中へ。お腹が空いていたので、まず、お昼。ハンバーグ定食をいただきました。


外に出ると、「開運手相占い」をやっていました。品のある男性の占い師さんです。観てもらうことにしました。

「あなたは、長寿ですよ。それも半端な長生きではないですよ」

「う~ん、長生きさせていただけるのはありがたいのですが、それだけ生きていけるお金が入ってくるのでしょうか?」

「神様っていうのはね。それだけのものをその人に与えて、生まれさせてくださっているのです」

「なるほど・・・」

「大丈夫ですよ。頭脳線にちょっとぷつぷつと鎖のようなものが出ているのが見えますか?」

「はい」

「これは、あなたが、心配性になっていることを表しています。だから、もっと楽天的に生きてください。大丈夫です。はっきり言うと、とても羨ましい手相です」

「そうなんですか・・・」(大丈夫なのか・・私の人生・・)

「私は、七赤金星なので、今年は、八方塞がりの年なんですが・・・」

「そういうこと言う方いますけれどね。私たちは、八方塞がりではなく、八方つうたつと言います」

「つうたつって?」

「通じるに、達するです。つまり、自分が中心の星となるので、どの方位へも最短距離で行けるということです」

ここで、九星学の本を出し、今年の七赤金星の位置を見せてくれました。

「なるほど」

「万が一、八方が塞がっていたとしても、上(天)とは、繋がることができます」

「なるほど」

「大殺界だなんだって、人を脅す方がいますが、それは、本来の占いではないですよ」

「なるほど」

感心することしきり。ここに書いたことは、ほんの一部です。気づくと1時間15分も経っていて、2100円とは、とてもお安い価格。占いを超えて、人生相談しているようでした。

占い師さんは言いました。「すべて、物事、両面があるんです。よい方に解釈しましょう」

そんな長時間観てもらって、すっかり、元気を取り戻した私は、占い師さんに深々とお辞儀をして、その場を去りました。


そして、温泉へ。そんなに大きな浴場ではないけれど、とても濃い大地のエネルギーを感じました。岩盤浴もして、すっかりデトックス。

帰りのシャトルバスの時刻に合わせて、露天風呂に入っていたら、すでに、外は真っ暗になり、空を見上げたら、半月のお月さまと宵の明星が真上に輝いていて、何だか嬉しくなりました。

体が、芯からぽかぽかと温まって、とてもいい秩父への旅となりました。ありがとうございました。



ユラーナ

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2 コメント

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Unknown (osamu)
2011-01-16 05:27:32
先日は、突然のこととはいえ、
嬉しい出会いに感謝です。
これは、きっとなにかのご縁かと(笑)。

今回は、温泉情報もさることながら、
「開運手相占い」の占い師さんの
ありがたいお言葉が聞けて、
思わず私も救われましたよ(爆)。

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こちらこそ (ユラーナ)
2011-01-16 14:28:03
Osamuさま
Osaumuさんとは、きっとご縁があるのでしょうね。こんなに広い世の中、社会に出てから再会する方もそれほど多くありませんもの。

「八方通達」で今年を佳い年として、乗り切りましょう!
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