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ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

障子張り用の糊

2012年12月20日 | 日本文化
我が家では、年末に障子を張り替えています。紙と木だけで出来ていると言っても過言ではない大正時代の作りです。

母から引き継いだ障子張りは、私にとって、とても大切な一年を締めくくるイベント。

今日は、障子紙専用の糊を文房具のキムラヤさん(丸広のお隣)で買って来ました。糊はちょっと水で薄めて、刷毛につけて使います。

障子紙は、去年多めに買ったので、それで間に合います。

今年も残りあと10日。頑張ろうっと。。。


ユラーナ
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83歳で舞台に立って

2012年04月01日 | 日本文化
昨日、母の山田流筝曲のお家元の会が、国立演芸場でありました。

私は、朝から、母の着付けを手伝い、荷物持ちとして付いてゆきました。強風にあおられ、どうなることかと思いましたが、電車が止まることなく、無事、会場に着くことができました。

国立演芸場は、国立劇場の裏手にあります(と思います。)

11月下旬から、以前から悪くなっている両膝の痛みに加えて、腰痛も加わっていたので、どうなるのかと心配していましたが、「何としても舞台に立ちたい」との一念で、この日を迎えました。


(国立演芸場、撮影禁止のため幕のみ)

12時半から始まった会は、夜8時近くまで、全30曲。ほとんどが、高齢者にも関わらず、皆さん、見事な演奏と歌を披露してくださいました。

母の歌の出番は少なかったのですが、2人のお弟子さんを指導して、舞台に立たせました。その気力と言いましょうか、執念と言いましょうか、脱帽です。

私が、母の年になったとき、そんな気迫があるかしら、と思います。芸事は、人を美しく、そして、強くしますね。

演奏の合間、着付けの資格を持っている私は、お着物姿の方の着付けが気になって仕方がなかったです。


帰りのタクシーの運転手さんが、「東京では、開花宣言をしましたよ」と言いました。「今、どの辺を走っているのですか?」と聞くと、「靖国神社です」と。窓から見えたソメイヨシノは、大分、花が咲いていました。いよいよ春到来ですね。


ユラーナ





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母のお箏の会

2012年03月29日 | 日本文化
母のお箏のお家元の会が、今週末、都内であります。

母は、83歳ですが、今も現役の演奏家です。足腰がだいぶ弱っていますが、演奏会に向けて、お弟子さんの指導と自分の勉強に熱が入っています。

母が、「今度の会は何を着たらいいかしら」、というので、一緒に、着物、帯、帯締め、帯揚げを選ぶことにしました。

母が持っている帯揚げを選んだ帯に合わせると、ちょっと暗い感じになるような気がしたので、私の帯揚げのうち、明るい感じのものを貸すことにしました。

私の年まで、母と、「ああでもない、こうでもない」、とお着物を一緒に選べるのは、幸せなことだなぁと思います。

おかあさん、これからも、元気でお箏、頑張ってね。


ユラーナ



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マグロの解体ショー@神楽坂

2012年01月19日 | 日本文化
友人と神楽坂で待ち合わせて、飲みに行きました。

人がたくさん入って来て、話も盛り上がったところで始まったのが、マグロの解体ショーでした。今日のマグロは、長崎であがった約70キロのマグロとのこと。

























人間とは残酷な生き物であると、この解体作業を見て、つくづく思いました。



そして、解体されたマグロは、私のお腹に入ったわけです。
トロ、絶品でした。(マグロさん、ごめんなさい!)


ユラーナ
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お正月の用意がやっと整って

2011年12月31日 | 日本文化
バタバタとお掃除やらに明け暮れていたこの1週間でしたが、やっと、床の間にお花が入りました。



今年の木のものは、中庭にある南天です。実がとてもよくつきました。鳥に食べられないようにビニール袋で実を覆っていたら、大きな実になりました。

黄色の菊、オレンジの百合、フリージア、白い小菊と合わせました。

もう、お茶もお華のお稽古も、先生がお年のため、なくなってしまいましたので、私のお華の上達は望めません。もちろんお茶も。

しかし、活けておいたら、母が床の間をのぞいて、「お華がよく入っているわねぇ」とつぶやいているのが聞こえて、ちょっと嬉しくなりました。

常日頃、喧嘩ばかりしている母娘ですが、気心がしれているからこそ喧嘩も出来るんですね。小さなことで大ゲンカしても、後はケロッとしているのが、やはり、血の繋がった母と娘、と言ったところでしょうか。

これから、どれくらい父や母と一緒にいられるのかわかりません。でも、一年一年、確実に父も母も年を取ってゆきます。そして、自分も。

今年は、東日本大震災、そして、福島第一原発の事故と悲惨な事態が続きました。私は、震災後、今日のこの日を無事過ごすことが出来たことに感謝し、その日を終えるようにしています。家族とご先祖さま、神さま、仏さま、過去にご縁のあった方、現在ご縁のある方、これからご縁のある方すべてに感謝をして、一日を終えています。

今年一年、関わりのあった方に特に感謝を申し上げながら、除夜の鐘を聴くことにいたしましょう。

我が家からですと、時の鐘、蓮馨寺の鐘、川越成田山別院(お不動さま)の鐘が聴こえてまいります。

来年こそは、佳い年でありますように・・・

今年、私のブログをお読みいただいた方、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

そして、どうぞ佳い年をお迎えくださいね。


ユラーナ
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