バタバタとお掃除やらに明け暮れていたこの1週間でしたが、やっと、床の間にお花が入りました。
今年の木のものは、中庭にある南天です。実がとてもよくつきました。鳥に食べられないようにビニール袋で実を覆っていたら、大きな実になりました。
黄色の菊、オレンジの百合、フリージア、白い小菊と合わせました。
もう、お茶もお華のお稽古も、先生がお年のため、なくなってしまいましたので、私のお華の上達は望めません。もちろんお茶も。
しかし、活けておいたら、母が床の間をのぞいて、「お華がよく入っているわねぇ」とつぶやいているのが聞こえて、ちょっと嬉しくなりました。
常日頃、喧嘩ばかりしている母娘ですが、気心がしれているからこそ喧嘩も出来るんですね。小さなことで大ゲンカしても、後はケロッとしているのが、やはり、血の繋がった母と娘、と言ったところでしょうか。
これから、どれくらい父や母と一緒にいられるのかわかりません。でも、一年一年、確実に父も母も年を取ってゆきます。そして、自分も。
今年は、東日本大震災、そして、福島第一原発の事故と悲惨な事態が続きました。私は、震災後、今日のこの日を無事過ごすことが出来たことに感謝し、その日を終えるようにしています。家族とご先祖さま、神さま、仏さま、過去にご縁のあった方、現在ご縁のある方、これからご縁のある方すべてに感謝をして、一日を終えています。
今年一年、関わりのあった方に特に感謝を申し上げながら、除夜の鐘を聴くことにいたしましょう。
我が家からですと、時の鐘、蓮馨寺の鐘、川越成田山別院(お不動さま)の鐘が聴こえてまいります。
来年こそは、佳い年でありますように・・・
今年、私のブログをお読みいただいた方、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
そして、どうぞ佳い年をお迎えくださいね。
ユラーナ