「ラジコン探偵団」「ミクロマン」とポケバイを題材にした漫画でコミックボンボンで連載してたと思う3本。これもググれば「おれのサーキット」として判明。
それもそれぞれamazonのkindle unlimitedで無料なのだ。先日解約したがまた契約した。
「ラジコン探偵団」
あの「ゲームセンター嵐」の作者の前作らしく、人気はかなりあったようだ。読んでみるとそこらかしこに炎のコマ的な効果線が見られる。ストーリー的には子供向けだが、ずっこけ3人組とは違ってヒーロー性の高いものだ。ラジコンも当時流行っていたと思うが、中でも黒のカウンタックはよく覚えている。サンドイッチタイヤも懐かしい。
「ミクロマン」
おもちゃも良くテレビでCMしていたと思うが、ロボットマンが丸坊主なのに主人公が搭乗する主役メカなのは当時でも違和感はあったな。それでも後から出てくるロボットよりはカッコよく見えたものだ。コミックで読んでいたと思うが、巻末の付録漫画がおもしろかった。当時の子供には戦闘機や銃器がわかりやすく解説されていた。
ストーリー的にはアクロイヤーとの闘いに飽きてきたのか、途中からレスキュー活動もしだす。最初から登場人物が簡単に死んでしまったりするのは、今ではあり得ないのだろうか?
「おれのサーキット」
コミックボンボンで読んでいて、ラストまで読まなかったと思う。覚えているのは膝でブレーキして抜くというむちゃくちゃなライディングだ。膝から出血しながらレースしているんだから、鬼気迫るものがあった。
主人公がいじめられっ子だったのは完全に失念していたのは、いじめの描写もそれほどなかったせいだろう。教育ママの存在も当時としては当たり前の設定だっただろう。
この作品の延長上に「capeta」があるような気がする。ポケバイの価格が当時で12万円らしいし、レース代やタイヤ代に苦労する小学生の主人公、姉がエログラビアでレース資金を稼ぐというライバルの一人などレースにつきものの苦労話が多く出てくる。
主人公の心理描写も深く描写されている。追いかける側の心理、トップに立ち追いかけられる側、いじめられっ子の境遇も絡めて面白く描かれていてる。今読めば、小学生向けにしては上記の2作に比べると大人っぽいストーリーだと思う。


