カウントは元気よく！

先日、横浜銀蝿の翔さんのバースデーソロライブに行ってきました。

会場でいろんな人に「お、今日叩くの～？」と聞かれましたが、叩きに行ったわけではありません。
翔さんに叩かれに行ったのです！！（嘘）

翔さんは、ステージには超真剣で、本番前にはピリピリしてる事も多いです。
より良いステージにするために、神経を尖らせてるわけですね。
しかし、そんな中でも細かい気配りも忘れない、優しい人です。
僕も、翔さんに何度か（軽く）怒られた事がありますが、音楽に対しての事ででした。
「カウントの声が小さい！」と言われたんですね。
確かにそうでした．．．．それ以来僕は元気にカウントしてますよ。
もちろん、曲にもよりますけどね。
でも、元気な曲は元気にカウントしなきゃだめですね！
それがロック！！

僕は、楽曲に感情移入する事を心がけるようにしていますが、カウントにも感情を入れなきゃだめなんですよね。
ライブの場合、カウントも楽曲の一部なんです。
そして、曲の最後の一音の締め（音を切る所）までが、曲なんです。
白玉（全音符）のフェルマータで終わる曲とかで、最後の音切りがメンバー全員バラバラなバンドが意外に多いです。
例えばベースだけ先に音を切っちゃって、ギターだけ残ってるとか．．．
みんなで音を切るタイミングは合わせなきゃだめだと思うんです。
ドラムの『タカドン』の締めがないにしても、僕は他の楽器が切るタイミングと同時ににシンバルの余韻をミュートするようにしています。
ちゃんと顔を見合わせて。
もちろん、メンバーが多い時はドラマーがメンバー全員の顔を同時に見る事はできませんから、他のメンバーが全員ドラムを見て、切るタイミングをしっかり合わせるのが理想ですね。
ま、打ちっぱなしや弾きっぱなしとか、アバウトな感じもそれはそれで”Rock”だったりしますけどね。
僕はクラシックあがりですが、ロッカーでもあるので、そのどちらも持ち合わせてたりします（笑）
でも、ロックだって表現や強弱は大切なんです。
クラシック曲などは、譜面に強弱記号はもちろんの事ながら、『Lamentando（悲しげに）』とか『Passionate（情熱的に）』とか『amoroso（愛らしく）』とかの表現指定がでてきたりします。
ロックやポップスにはそういうのはあまり出てきませんが、「歌詞」という一番重要な表現要素があったりしますからね。

とにかく、ジャンルを問わず感情移入は大切だと思うんです。
感情移入した演奏者の心は、オーディエンスにも絶対に伝わるのです。
自然と顔の表情や音として表れるのです。

まあ、無理に感情移入するのもどうかとは思いますが．．．
わざとらしいのもどうかと。あくまでも自然に感情移入できるのが理想です。
でも、楽しい曲って、自然に楽しくなりますよね。それでいいと思うんです。

しかし、その様々な表現力を得る為には、練習が必要なんですね、またこれが．．．
練習しなきゃね．．．
がんばります！



翔さんライブの楽屋で貴重なショットをおさめてきました！



矢吹薫さん、僕、翔さん、紅麗威の桃太郎さん
銀蝿一家に囲まれてます！！
チャリで行こうと思いましたが、今回は薫さんと車で行ったんです。



桃太郎さんとイクラちゃんこと井倉光一さん。

こんなショットはなかなか撮れるものではありませんよ！

恐い人達に囲まれても、ボク平気だもん！！


なーんて、見た目は恐そうですが、皆さん優しくとてもいい人達です。