赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

トンネルに響く「月の砂漠」 前編

2005-11-16 | 街・散策(他の街)
  

今日の夕刊を開くと、懐かしい関門海峡の記事が載っていました
本州の最西端・下関と九州・門司は、700m程度の近さ。
近いけれど、潮の流れが速いことでも有名な海峡です。

下関に住んでいた頃、この海峡の下を歩いていました。
一年半ほど、ほとんど毎日。。。

関門海峡には新幹線と在来線のトンネルの他に、もう一つ・・・
昭和33年に出来た、関門トンネルがあります。
二段に分かれたトンネル内の上部は車道、下が人道となっているもので、
下関~門司の距離は750mくらい??
途中に山口県と福岡県の県境が印された、ワクワクするトンネルです。

上を車が通っているとはいえ、トンネル内の空調は良く、門司・下関
双方の出入り口にいる係員から見える監視カメラも設置。
ペットの散歩は禁止。清潔で快適なトレーニング・コースです。

夫を車で職場まで送って行った後、トンネル併設の駐車場に車をとめて
トンネル・ウォーキング!!
本州~九州を2往復すると、3キロくらい。
お日様の光がないのは寂しいけれど、日焼けをせずにすみます

全天候型のうえ、無料のコース。
人気が高く(笑)ジョキングやウォーキングの愛好者が来ていました。

・・というより、それ以外の人はあまり通らない・・・
門司・下関のどちらの側も市街地から離れているので、対岸に渡るには
徒歩ではなく、車か関門の連絡船に乗ってしまうのです。

そのトンネルでいつも聞こえていたのは、船の汽笛ではなかった。。。
朝のトンネル内に響いていたのは、朗々とうたう「月の砂漠」でした。

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さて、どうも長くなりそう・・・ごめんなさい
地底に響く「月の砂漠」。この続きは明日いたします。
どうかもう一度いらしてくださいませ。お待ちしております

海老ワンタン

2005-11-16 | Buon Appetito(召し上がれ)
     
        運ばれてきた時の状態に戻ります。

先日アップした横浜中華街。寒かったのでワンタンを食べたのですが、
いつもと違うお店を開拓しようとして・・・失敗。
この日は、いつものお店でのリベンジ・ワンタンでした。

ここのは「京都の生八橋」状態のヘラヘラ・ワンタンではありません。
お肉と海老がぎっちり詰まって、小ぶりですがズッシリとした重さ。
(あっ、生八橋は好きです。誤解をなさらないで・・・)
一人前、12個入っています。
はいっ・・ブログアップのために数えました
ワンタンにはしっかりとしたお味がついていますが、スープは薄味。
でも、さっぱりしているけれど丁寧にスープをとったことが分かります。

青梗菜がシャッキリと浮かんだ、熱々プリプリのワンタン。
本当に美味しいです

このお店は、他のお料理もさっぱりとした薄味。
シンプル・さっぱりがここの特徴かと思います。

お店の名前は「慶華飯店」ですが、看板もメニューも出ていません。
店内のコンクリート打ちっぱなしの壁には油絵。
私の席から見えたのは、ユトリロ風の風景画でした。
流れているBGMはクラシック。
シンプルでお洒落な店内は、中華のイメージとは全く違います。

  慶華飯店

ここは、平日のお昼でもお客さんがいっぱい。
ほとんどのかたが「海老ワンタン」を注文しています。

    

チャーハンなどのご飯も
さらりとかかったタレが美味しい牛バラご飯です。
ご飯の量が少ないので、これを2人で食べてワンタンを一人前食べると
ちょうど良いかもしれません。

このお店は相席が常識!
たとえ空いていても、コントローラーのような(笑)怖いマダムの声に
従って・・・相席にさせられます。
結果的に混んでくるのですから、同じことなのですが・・・
コンクリート打ちっぱなしの店内と、ママの硬質な雰囲気。。。。
似ているかもしれません。

店内は清潔お値段も、あの優れもののワンタンが¥630-。
笑顔のない「硬質マダム」さえ気にしなければ、お勧めのお店です。