赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

ひとめ惚れ

2014-06-30 | My favorite things

夏のお決まり。
スタバのフラッペチーノです。

でも、「My favorite things」・・・これではございません。

スタッフが「試飲ですが・・・」とアイスコーヒーをトレイに乗せて
来た時・・・オットも私も

「このポットいいですねぇ」
アイスコーヒーのお味ではなく(笑)、トレイ上のポットにラブ。

   

シンプルなフォルムのポット。そして、さらにシンプルなドリッパー。

今使っているドリッパーとポットが そろそろ換え時だったので
ジャストタイミング!でした。

何年前かに「不要」と判断してコーヒーメーカーを処分してから
我家のコーヒーは、ペーパーフィルター使用のドリッパーで
ポットに落としています。

「コーヒーを落とす」作業が さらに楽しくなりそう。

私は、夏でも珈琲はアイスよりホットが好きですが
アイスを入れる時は、ポットに氷を入れて・・・
その氷が入れやすい。

そして、もちろん洗いやすい。

トップ写真のキャラメルフラッペチーノ。
嫌いじゃないけれど、甘党の私でも甘すぎる・・・

この日、この<夏のお決まり>を 飲んだのはオット。
さすがに、こしあん党党首は甘さに強い!脱帽です。

 


母と娘の感性

2014-06-28 | ババ弁&ババ語録

ある日「○○さんが△△のことで説明してくれたんだけど
『ただですよ』・・・って。そういう時は『無料ですよ』じゃない?
友だち同士や身近な人同士だったら『ただ』だけど
お仕事の話の時は違うと思う」・・・と・・・母。

ごもっとも。

物忘れや勘違いが多くなったことに、母の老化を
感じることはあるが、物事の判断力や言葉への感性は
変わっていない。
そして、昔と同じ変わらぬ感性が 娘としてはうれしい。

「Yさんが「主人の妹さんが・・・」って話したけれど、
聞いていて違和感があったわ」とワタシ。

感性の似ている母と娘は「ここだけの悪口会話」にも
花が咲くのでございます


TVのレポーターが、インタビューをする時に他人に向かって
「お父さん」とか「お母さん」と連発している。
いつも思う。この人たち、呼ばれて平気なのかな~?と。

「あんたのような息子はいないんだけど」と言ってやりたいね。
過激な老婆です(笑)


母のいるホームは「おじいちゃん」「おばあちゃん」とは呼ばず
必ず名前で呼んでいます。
今ではそれが普通のことだと思うが、この施設が出来た頃は
珍しかったと思う。
たかが・・・呼び方だけど・・・されど、呼び方。

それが、親しさの表れと思える人は「おとうさん」でも
「おじいちゃま」でも良いのでしょうが・・・・
感性は人それぞれですものね。

そういえば、その昔、夜の巷ススキノで「パパぁ」と
甘い声で呼ばれて、お鼻の下を、びょーんと伸ばした
オジサマたちも ずいぶん拝見いたしましたわ


さて、相変わらず記事とは関係のないトップ写真は
郊外のジャガイモ畑。
今、お花がきれいに咲いています。

ジャガイモの花より、馬鈴薯の花と呼ぶ方が
お花の可愛らしさに似合うかも?


晴天にはプリンが似合う♪

2014-06-25 | Buon Appetito(召し上がれ)

カラメルソースの上に、母の部屋から見える青空が
映っています

                       

今年の6月は北海道らしくなく、雨の日がつづき
「爽やかな北海道の初夏はどこへ?」
・・・でしたが・・・
このところ、キラキラ光る日差しとサラサラした
心地良い風の吹く、うれしい日が続いています。

「晴天にはプリンが似合う」 by 赤い靴


先日買ったコダワリの卵で、昨夜 プリンを
作ってみました。

きょう、母のところへ持参。
「美味しいねぇ~」と大絶賛でした!!
(型からお皿にあけるのに、ちょっと失敗)

   

この季節に、150℃・45分加熱のオーブンを作動しても
暑くないのが<THE 北海道>です。
・・・でも、暑さに強いワタシ。
横浜の夏でも、さらに、もっと設定温度が高くても平気でしたが・・

「食い気は 暑さに勝つ」 by 赤い靴
 

このプリンは卵・牛乳・お砂糖だけのシンプルな材料で、
作り方もシンプルなレシピ。
だから、材料が美味しければ、美味しく出来るのは当然です。

 

「美味しいねぇ~」と称賛する母に・・・・
「いえいえ、お母様ほどじゃございませんわ」と返すワタシ。
「そりゃそうでしょう。なかなか、ワタクシほどにはできませんわよ」と母。

だれも聞いてないけれど・・・母娘漫才。いつものことです。

ちなみに、母は料理嫌いです(笑)


鶏の餌に拘っている故の、レモン色の黄身が自慢の卵らしい。

   

母のリクエストに応えて、お昼は<生卵>。
(私は生の白身が苦手で、食べません)

「卵料理の中で、これが一番好き」と母。


た・た・卵料理。料理ですかぁl 

本日も笑い倒れ。ノックアウトされて帰ってきました。


中花まんじゅう@五勝手屋

2014-06-22 | Buon Appetito(召し上がれ)

「中華まんじゅう」といえば、言わずと知れた・・・
肉まんと餡まん。
チャーシューマンもあるし・・・
コンビニに行けばカレーまんやピザまんもありますが

北海道には もう一つの中華まんがあります。

オムライスのような形で、どら焼きのような皮に
こしあんが入っています。

私が子供の頃は、お葬式の帰りに持たされる「不祝儀」の
お菓子でした。
餡嫌いの子供だったので、皮だけはちょっと食べましたが
どちらかといえば・・・興味なし。
子供時代は、ケーキ一筋ラブでしたから

でも、餡好きな今。
こしあん党党首夫人としては、こしあん入りの<デカどら焼き>から
目を離せません。

それも、焼き立てがあるとは!!
物産展のチラシを見て、買ってきました。

  

切る前に撮るのを忘れたくらい(笑)・・・

ここのお店は 筒に入った羊羹が有名で、デパートや空港のお土産屋さんで
入手できます。
でも、中花まんじゅうは 江差の本店まで行かないと たぶんダメなはず。

それも、ふんわり焼き立て。
浅草の人形焼・の焼き立てや、佐賀の松露饅頭の焼き立てを味わった時を
思い出しました。

欲を言えば、皮好きなワタシとしては・・・
もう少し、皮が厚くても良いのですが。

そうそう・・・この皮の感じは、岡山のお菓子「調布」と似ているように
思いました。
あちらは、中が求肥ですが・・・(子供の頃から求肥は好き)。



先日から、検索ワード「新橋・桜田小学校・鉄棒」で こちら→☆
いらして下さる方が多いようです。
う~~ん。9年前に 鉄棒はすでになかったのですが・・・不思議。

ブログを止めようかと思うことが多いこの頃ですが
こんな楽しく不思議なことがあると、やっぱり続けようかと
思います。


久しぶりの晴天

2014-06-20 | 日々のひとかけら

15日続いた雨。
やっと 今日、青空を仰ぐことが出来ました。
長雨といっても、本州の梅雨のような蒸し暑さのないのが
幸いですが、鬱陶しいのは同じです。
   

午前中、気になっていた換気扇の掃除をすませ
換気扇も、気持ちも

お気に入りのお寿司屋さんで、お昼を食べてお腹も

帰宅後は、久しぶりのウォーキングです。

「花の色は うつりにけりな いたずらに 我が身世にふる ながめせしまに」
毎日降り続く雨を眺めながら、こんな歌を思い出していましたが
花の色もさることながら・・・
葉の色が、初夏の緑から、夏の緑へと変わっていました。

雪の中の白樺もきれいですが、陽ざしを浴びた<夏姿>も美しい。

   

ニセアカシヤの花も、散りかかっていました。
大きな大きな木です。
私の記憶のニセアカシヤは もう少し小柄なのですが・・。

  

私の記憶のニセアカシヤといえば・・・札幌・北一条通りの並木です。
でも、遠い記憶。はたして、今はどうなのか??

ちょっと太めの飛行機雲を眺めながら、ユーミンの飛行機雲を口ずさみ・・・

  

長雨の間に、太目になった我が身を思ったり(笑)

爽やかな空と、緑を浴びて大満足の午後を過ごすことが
できました


シニアグラス

2014-06-19 | My favorite things

「シニアグラス」と書いてみたところで、所詮「老眼鏡」さ。

な~んて・・拗ねてみましたが・・・

食事やお茶に行っても
メニューを見るのに、メガネ不要のワタクシ。
近視が幸い(笑)してるらしい。

と言っても、世の中の活字はメニューだけじゃない。
ごく短い時間で見るメニューと違い、読書となると
長時間だし・・・
大好きな(嘘!)チクチクの時は、針に糸を通すという
ミクロな作業もございます。

そんな訳で、以前からメガネは持っていました。

それが・・・何だか 合わない。
相変わらず、新聞はメガネなしでも大丈夫。
でも、フリーペーパーの小さな字が読めない。
「このお店の定休日。水曜?木曜?どっち~」な
状況になるのでございます。
(眼鏡屋さんの話だと、フリーペーパーが読みづらいという人は
多いらしい。活字が細いそうです)

フリーペーパーだけの問題じゃございません。

縦に小柄な母(横には大柄)のパジャマなどの直しで
大好きで大得意な(!)お裁縫にも必要です。

それで、作りました。シニア暮らす。じゃなく2度目のシニアグラス。



だいぶ進んでいたらしい。

近視メガネを初めて作った時、遠くのぼんやりした世界が鮮明になった
あの感動を思い出しました。

今回はその反対。
ごくごく近場の世界の感動です。
か細い活字はもちろん・・・鏡のクモリがくっきり見えるし
鏡に映る自分もくっきりだし・・・
見えなくても良いものまで 鮮明なのでございます。

読書も今までより、サクサク進むかも。
そんな期待とともに、先日「蔦屋書店」で買ってきた文庫本。
 
   

読んでいる本は非公開主義のワタシですが
見える喜びに便乗して、公開してしまいました。

塩から見る歴史。面白い。
面白かったら、下巻を購入する予定だったので
近々、また「蔦屋」へ行ってきます。


『更生』なさいましたね

2014-06-16 | 日々のひとかけら

交差点で右折をしようと、ウィンカーを出した。
対向車も右折ウィンカーを出している。

・・・この場合、互いにやや右へ。双方の車体左側が、やや平行・・

になりますよね。普通は。

当然、少し右にハンドルを切った。

え~~!!は~~っ??

右ウィンカーつけた対向車。直進。。。。。

交差点を過ぎたところを、右折したかったらしいが
ウィンカーが早すぎるんだよ

バカヤロ~~~っ!(車内で、ひとり叫んだ)

幸い、接触はしなかったが、
ウィンカーは正しく使いたい。

日本語も、正しく使いたい。
おバカさま~!とは、叫べません(笑)

東京の ある職場にいたとき、頭の回転抜群。
何でも知っているし、敬語・謙譲語を完璧に話すうえ
語彙が豊富で会話の楽しい、同年代の人がいました。

ある日の休憩時間。
「学長を<学長様>と呼ぶのが普通の
ところで、学生時代を過ごしたの」と言うと・・・

にやりと笑った彼女がこう言った。

よく『更生』なさいましたねぇ~。

        

大喝采をしながら、ワタクシ・・・・
「はい。でも、当時からバイリンガルでしたのよ」
 
                        

トップ写真は、記事とは無関係。
函館にある、旧ロシア大使館の窓からの空です。
ウィンカーとも、正しい日本語とも関連はありませんが
ずっと雨が続いているので、こんな空に憧れて
トップに載せてみました。

追記:上記「右折時の正しい日本語」話をすると
「運転すると人が変わるっていうから~」などと
フォロー(たぶん)してくださる奥様なんぞも
いらっしゃる・・・。
ここはフォローじゃなく笑っていただけたら
それで良いのですが・・・

フォローはいらねぇ <正しい日本語講座より>

まっ、笑いのツボはそれぞれですものね。


昨日の<朝活>

2014-06-14 | Buon Appetito(召し上がれ)

昨日、早朝4時頃の強風の凄まじさ!!
戦闘機が飛んでいるのかと思ったほどの音でした。
目が覚めてから、珍しいことに(笑)・・眠れない。

朝から出かける予定もあったし「まぁ、いいか」と
6時頃に起き出し、朝の片づけなどを済ませ、
8時に ひとり 車を走らせて、こちらへ→☆

早朝7時からなので、早い時間に一人で行って、
ゆ~~~っくり過ごしてみたかったので。
何も予定のない、昨日が吉日だと出かけたのです。

到着まで30分弱だったと思うが
お店に着くまでは、雨も小雨になっていたし
風も治まっていた。
店内で本を選び、コーヒーを飲みながらのんびり
していると・・・再び大雨。
店内の照明が点滅

ンン??停電??と思ったが、大丈夫。

大停電で、信号が×になったら帰宅するのが大変。
こんな日に 出かけるのは良くないかも~と
軽く(?)反省しながらも、購入する本やグッズ。
ここで読んでいく本と、取捨選択の余念がないワタシ。
(市内の停電はあったが、幸い、店内や帰途道路は無事)

久々のスタバ(ここを入れて市内2ヶ所)コーヒーです。
朝食代わりのマフィン。
上手に焼けているけれど、ふくいくとした風味がない。
もっと、バターの香りが欲しい。
(まっ、このお値段だと仕方がないでしょうね)
形は悪くても、自家製が一番かもしれない・・・。

読書タイムをた~~ぷりと堪能した後、
バレエの「クロワゼ」と文庫本。
それにマスキングテープ色々を購入してお店を出ました。
帰途も雨は小止み。
家に着いたのが 11時半。
「朝活」って良い。一日が長く使えると 思ったけれど

・・・眠い・・・

お昼寝をがっつり。

一日は それほど有意義に使えなかったようです(笑)


白い恋人ソフトクリーム

2014-06-12 | Buon Appetito(召し上がれ)

慌てて撮ったのがバレバレ
トップが切れています(笑)

札幌に行ったとき(だいぶ前)に いただきました。

1泊2日。
慌ただしい日程の中で、友人たちと会うこともなく、
大通4丁目のビルの1階にて
「ソフトクリーム休憩」。

ライラックが やっと咲き始めた頃。
風が冷たくて テラスではなく屋内のテーブルで
いただきました。
サービスで出されたコーヒーの暖かさが
うれしかったりもして。
(寒くても、アイスは別ですぅ)

おしゃれな大都会に変貌している札幌ですが
どこを歩いても、街角に道端に・・・
懐かしい思い出と、物語を語ることができ
昔のサッポロを描くことができます。

そんな感傷とともに・・・ソフトをひとくち。

美味しゅうございました。


なんか違う。

2014-06-11 | ババ弁&ババ語録

ず~っと思ってきたことですが・・・
今の時代。歌や楽器の演奏って、普通に暮らしていても
プロの素晴らしい演奏を耳にすることが多い。
というか・・・耳に入ってくる時代。

だから、いわゆる「耳が肥えている」。

そんな中で アマチュアが「ボランティア」で演奏するのは
とても難しいだろうな~と思っていた。
時々「趣味を生かして老人ホームへ行って演奏しています」
なんて聞くと・・・
ちょっと複雑な思いに。

本当に喜んでくれるのかしら?
若い人も色々。老人も色々。
まして、今の時代の老人を甘くみてはいけないと思ったり。


ある日、母のホームへある楽器演奏のボランティアが来たらしい。
大勢の前でも演奏したが、そこに参加しなかった母の部屋に来て
演奏してくれたらしい。

「2人とも、とても良い人たちだったよ。
でも、下手だった~。もちろん私は出来ないけれど・・・。
下手なのはわかるよ。
それに、ちょっとお昼寝しようと思っていた時だったの。
せっかく来てくれたし、良い方たちだったから我慢して聞いたけれど」

サービス精神旺盛な母のことだから、たぶん「ありがとう」と満面の
笑顔で、聞いていただろう。それに、老女優だし(笑)。

う~~ん、わかる。先方は善意だけれど、善意だからって
許容するのも辛い。
もちろん、その演奏を喜んで聞いていた人たちも沢山いるとは
思うけれど・・・。
個室訪問までして??

母と相談して「個室訪問はお断りしよう」・・・と。
担当の職員さんに「ボランティアさんのご好意はうれしいけれど
体調も悪い時もあるので」と 私からお願いしました。

こんなことを思いだしたのは、先日の新聞広告。
ディサービスの担当者向けの雑誌らしいのだが「折り紙で云々」

そのタイトルを見ただけで、申し訳ないが「老後が暗くなった」
これを読んで、優しい介護者たちがあれこれ学ぶのか?・・と。
もちろん、さきほどの演奏同様、喜ぶ人たちもいるだろう。

でも、ワタシはダメ(認知症になったら折り紙蹴散らしてやるぞ!)
夫もダメ。
友だちの顔をあれこれと思い浮かべたが、みんなダメっぽそう。
現役老人の母?ぜ~~ったい、嫌がる。
夫の両親も受け付けない。

なんか違う。
介護の勉強もしてないし、ボランティアもしてない身で
あれこれ言うと、非難されそうだが・・なんか違うのです。

トップ写真は、足首緩めの五本指の靴下がほしいという母に
買ってきた靴下。

 

たしかに、口ゴムはゆったりだが・・・

全体が、きつすぎる。

足がむくむから、足首ゆったりがほしいのに・・
全体がきつかったら、意味がないような。

なんか、違う。

PS:訂正。前回の記事ですが「慰霊祭」ではなく「追悼会」でした。