昔人間の証明

　　

ちょっと前の職場でのこと。お客様から電話があった。
「駐車場の券を、そちらで出すのを忘れてしまって
無料のはずなのに、出る時にお金を払った・・・」
声の調子と話し方から察するに、５０代～７０代。

（提携駐車場の券を出してもらうと、こちらで打刻するシステム
だけど・・・忘れたのは、アンタの責任だろ？？）

・・と怒りメラメラですが・・・仕事・仕事。
怒りの炎を消火して、笑顔で応対を続けると・・
「４００円と表示が出たんですが、４００円払ってもゲートが
開かないので１０００円入れたんです。でも、おつりも出なくて
・・たらたら云々。たらたら云々」

（はぁ～？？アホちゃうかぁ？）

「主人が云々・・たらたら云々」と、たらたら電話がさらに続く。

要は、ただの駐車場に１４００円も払ってしまったってことね。
たぶん、運転席のご主人は面倒で「サービス券はいいよ」と
４００円払い、なぜか開かないのでさらに１０００円も投入。
おつりが出なくても、車を出してしまった＜短気オトコ＆
たらたらマダム＞のセットもの。
お近づきにはなりたくないけれど・・・仕事・仕事（笑）

たらたらマダムが、フッと息継ぎ（ブレス）をしたところで
「駐車場のほうに確認して、折り返し連絡するようにいたしますが
よろしいですか？」と優しい口調で言ってから電話を切った。

・・そして・・・
「もー！そんなの、自己責任じゃん！」と怒るアタシ。

普段は穏やかなイメージがあるらしく、職場のメンバーが
意外な顔で、驚いていたけれど（爆）
だって、こういう類のヒトって、嫌いなんだもん。

でも、仕事・仕事。

駐車場事務所に連絡すると、とても丁寧な対応。
「こうこうしかじかな事情なんですが、こちらでは対処できないこと
なので、そちら様から直接お客様に連絡していただけますか？」
と話すと、快く了解してくれた。

最後にしっかりと先方の名前も確認して、受話器を置くと・・

「素晴らしい。事情を分かりやすく簡潔に説明してるし
言葉遣いは丁寧だし、そして聞かなきゃならないことも
ちゃんと聞いてる。凄～い」・・と、２０代後半女子。

職場の先輩ですっ。

「あらっ、○○さんに褒められてうれしいわ～」と言ったものの
電話の上手さは、昔人間の証明。
メールなどがない時代に、社会人になってるんですもの。

相手がお客なら、こちらの感情を通話口で出さない。悟らせない。
丁寧な言葉遣いも、昔人間には当たり前のこと。

それだけです。

「人間の証明」ってありましたが、上手な電話応対は
「昔人間の証明」かも。

そして、航空機に喫煙席があったのを知っているのも、
昔人間の証明かもしれませんね。　　
トップ写真は、前回帰省した時に、気づいて撮ったものです

また、記事内の赤字部分は、＜消火＞に忙しかった所
消防サイレンがう～う～鳴っていましたわ～～（笑）

山下公園～みなとみらい ②

　　

美しいモザイク模様
何度か記事にしていますが、山下公園にあるインド水塔です。

　　

昭和14年12月に完工したインド式水飲場。
関東大震災で被災した在留インド人が横浜市民から受けた援助に
感謝して、当時の横浜インド商組合から横浜市に寄贈されたもの。

水飲み場であると同時に、亡くなった同胞たちへの
追悼の碑でもあるようです。
（今は、ここで水は飲めません）

　　

インドカレーの後は、やっぱインド水塔に寄らなくっちゃ～と
久しぶりに訪れてみました。
塔といっても、高さがないし、こじんまりとしていますが
いつ見ても、木々の緑と海の色を背景にした端正な
美しさがあります。

カレーの後のデザートを・・と、ソフトクリーム。
そうです。ヤツが狙っていたのは、この近くでした。

この後、山下公園を後にして、みなとみらいへと
向かったのです。

ふふふ。
私のブログは、行ったり来たり。右に見えていた景色が、
左に見えたりのスイッチバック方式で進みます（笑）

話題もあちこち、ぶっ飛ぶし～。

進みながら、飛びながら・・・自分が楽しんでいるのですが
今夜も、相変わらずの睡魔襲撃です。
思考力停止状態。話題も飛ばず、景色も見えないっ

う～～ん、速攻！車両基地に入ることにいたします

威風堂々なカレ（追記あり）

　　
　　　　　　↑
しょぼいカレー。威風堂々としてないじゃん！・・・と言わないで

マリンタワーからＭＭ（みなとみらい）方面への散策途中
一度食べてみたかった、山下公園近くのインドレストラン
「ティフィン」でランチを。

　　

お店に入ると、威風堂々とした男性が（たぶんオーナー）
黒服で迎えてくれました。
個性的なオーナーだと、予備知識はありましたが
ほんと、インドマフィアの用心棒のような体格の良さ
（インドマフィアって存在しないはずですが・・・）

こ～んな席に座って、オーダーしたカレーを待っていました。

　　

お重のようなインドのお弁当箱（？）が、飾ってあります。
（夫はこの壁を背にして座っていた）

　　


・・・とつぜん。ダーン+バシッの大音響が！！

はぁ？マフィアの襲撃？・・・夫が笑いをこらえている。

私からは見えなかったけれど、入り口近くの窓にとまっている虫を
ミスター威風堂々（別名、用心棒氏）が、手にした新聞で
バシ～とやったらしい。

虫襲撃の音かい？

証言・その１「襲撃後もビシーっと背筋を伸ばしたまま。表情を
変えなかったけれど、俺と目が会うと自慢そうな顔をしていた」

証言・その２「窓の虫はつぶれたまま。それを、あの女性
（フロア担当の感じの良い人）が、紙を持ってふき取っていた」

ミスター威風堂々。前菜は、私のブログネタかい？（笑）

まもなく、トップ写真のお皿とナンがきましたが・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　

えっ？これだけ？？しょぼすぎるやんか。まさかねぇ・・・・

先に食べていた隣のテーブルをちらりと見る。

うん。大丈夫そう。しょぼカレーとは別のお皿がのっている。
ほっと・・・安心していると、やってきました。

「ヒガワリカレーデス」・・・と。
えっ？上手な日本語ですが、ヒガワリが日替わりと
変換するのに時間がかかったアタシ。
テーブルのカレーを眺めているうちに、やっと間違いに気づいた。

「あのぉ、チキンカレーなんですが」

ごめんなさいか。アイムソーリーか・・・
言ったのか言わなかったのかの記憶もないほどの素早さ・・
用心棒氏の手で、ヒガワリはひらり・・と下げられた。

でも、食に対しては、どこでも誰にでも威風堂々のアタシ。
「あ～。日替わりを一口食べてみてからミスを指摘するのだった」
激しく。。。後悔。。。

そして無事到着のチキンカレー。美味しくいただきましたよ。
　　　　　　　　　　　　　↓
　　
　　　↑
こちらも、夫のマトンカレーも、そんなに辛くなく、
スパイシーさも、ほどほど・・・。

我家は、もっとキャラの濃い（？）カレーが好きなので
ちょっと物足りないくらいでした。

キャラの濃さといえば、ここで、インド塾という催しがあるらしく、
あのキャラの濃い素敵な「威風堂々氏」が塾長だと、
隣のテーブルの男性たちが話していました。

う～～ん。面白そう。興味がバシーッ！ですわぁ。

追記：証人に確認したところ、素手ではなく新聞で！！
バシッとやったそうです。
威風堂々氏からクレームが来る前に、訂正いたします

それと、トップ「しょぼ写真」は、レンズ豆のカレーです

山下公園～みなとみらい ①

　　

あのカモメさんとは、違いますが・・
「氷川丸を撮るなら、私も一緒に～♪」と、カメラ目線（笑）

カメラを構えると、エサをもらえるのかと期待してやってきます。


　　

こちらは、横浜に生息しているオシドリ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　
・・・夫婦・・・（笑）
マリンタワーから下りて、山下公園～ＭＭ方面へ散策です。

象の鼻パーク近くから。
ランドマーク・コスモクロック（観覧車）・赤レンガ倉庫が
一望できます。

　　

クィーン（横浜税関）と「赤いくつ」。

　　

船の「赤いくつ」・・・初めて見ました。
これに乗って港内観光ができるのかしら？要リサーチです。

   

私のブログで、横浜三塔のキング（神奈川県庁）とジャック
（開港記念会館）は登場回数が多いけれど、クイーンの登場は
少ないですね。

そう・・・美女はやたらに出ないものですが、空の青さに
免じて（？）登場していただきました

　　

この日陰がうれしいほどの暖かさ。
さらに、赤レンガ倉庫へと散策はつづきます。

富士山（追記あり）

　　　

昨日の台風。皆さまのところは、いかがでしたか？
横浜は、雨と風が！！
でも、それほどではありませんでした。

台風一過の今朝。我家からの富士山です。

あ～～。こんな日に、マリンタワーに上って見たかった
ＯＦＦだったら、絶対にマリンタワーへダッシュだぜ！

・・・と、嘆くなアタシ・・・
今日も元気でいられることに感謝！！

せめて目いっぱいのズームで撮って、出勤しま～～す

　　　　

追記：この後しばらくすると、雲がかかってきました。
マリンタワーにダッシュしたとしても（笑）・・・
見られたかどうか。

マリンタワーから ②

  　　　
山下清の描いた壁画。マリンタワー１階～２階の壁面に。

開港１００年の時のもので、昔の横浜と↑↓

 

今の横浜↓
 

今といっても「５０年前の今」。
空に浮かぶアドバルーンが、５０年前らしいかも。
高層ビルのなかった頃は、宣伝効果のあったアドバルーン・・
今は、ビルに隠れてしまいますものね。

再び上へ。
展望フロアにある、のぞき窓？？（笑）
バーニーズニューヨーク前の交差点が見えます。
 


もう一度、タワー展望窓からの風景。
山下公園。人形の家方面です。
港に沿って長くつながる山下公園も、ここでおしまい。

あっ・・この下は駐車場なんですよ。
道路から入る駐車場は１階になるので、公園のここは
屋上ってことかしら？？（笑）　　　　　　　　　　　　↓

　　 

マリンタワーの１階にカフェダイニングもあります。
ちょっと一休みしたいところですが・・・

　 

せっかくの良いお天気
もう少し、歩くことにしました。

　

イチョウの色づきは、少し先になりそうな横浜です。
うらうらと柔らかな潮風を浴びながらの散策。。。。
さらに、続きます。

マリンタワーから ①

地上９１ｍからの眺め。
眼下の山下公園に、マリンタワーの影が・・（右下の影）

　　　

チケットといっしょに渡されたパンフ。
開くと、３６０度の観光案内（笑）が載っています。

　　　

中華街方面。↓
マンションやビルの陰になって、美味しいお店の連なりは
見えないようですが・・。
　　　

ベイブリッジにつながる高速道路。
　　　

そして、横浜ベイブリッジ。
手前に見えるのが、山下埠頭です。
　　　

いつか、あなたが横浜に来る時、羽田空港に着くのなら
羽田→横浜は、リムジンバスがおすすめ。
時間は、トワイライトをお奨めします。

もし、仮にあなたの到着を待っている彼（彼女）がいて
「羽田まで車で迎えに行く」と言っても・・・お断りして
リムジンバスで。
バスがベイブリッジを渡る頃、夕暮れ色に染まる風景が、
あなたを迎えてくれるはず・・・。
そして、できれば、最前列右側の席に座ること。
バス前面の広い視界と、ＭＭ方面の眺めが約束されます。

なぜ彼の車はＮＯなのか？？

だって、普通の車だと高速の防音壁に遮られ、
バスの座席から見えるような視界は望めませんもの。
きらきら光る夕暮れの波間が見えるのも、高い位置だからこそ。

でも、もし彼がトラックを持っていたら（笑）？？


それなら大丈夫。素晴らしい視界は約束されると思います。
お迎えを頼みましょう。
ただし・・・羽田の駐車場がねぇ・・・

横浜～羽田のリムジンバス。
車両も快適だし、いくつかのルートがあります。
私の場合、自宅近くのバスターミナル～羽田はノンストップ。
バス会社の回し者ではないのですが（笑）、大ファンです

あっ、ごめんなさい。
地上ルートに＜話が迂回＞しちゃいました。
再び、マリンタワーのパンフをご覧くださいませ。

　　

一回りしていただけましたか？

写真では無理だったので、載せていませんが、この日は
三浦半島や、千葉・房総半島まで見ることができました。

あなたが横浜にいらした時が・・晴天でありますように・・
山下公園の＜赤い靴の女の子＞も、祈っていると思います。　

マリンタワーから ①

ある日の横浜。

左手前に見えるのは、ホテルニューグランド。
あのマッカッサールームのあるホテルです。

左に高くそびえているのは、ランドマーク。
画面真ん中に、赤レンガ倉庫も写っています。
海に伸びているのが、大桟橋ですが、停泊中の船がないのが
ちょっと寂しかったかも。 

海に沿って伸びているのは山下公園。
ほんのり色づいた銀杏並木が見えます。

　

横浜マリンタワーから撮りました。
新しくなってから上るのは初めて！！
　　

初のぼり（笑）にふさわしい晴天でした

　　

内部がリニューアルしてから、まだ行ってない「氷川丸」↑
なんだか・・・いつも哀愁が漂っているように見えるのです・・・。
　　
②につづく。

鶏肉の辛味あんかけ

　　

おうち中華。＜鶏肉の辛味あんかけ＞です。

①鶏モモ肉を醤油・酒につけ、それに香味野菜の生姜の薄切り・
ネギのぶつ切りを乗せ、ラップをして約４分レンジでチン
香味野菜と漬け汁を捨ててから、フライパンで焼く。

②唐辛子・ニンニク・ネギ・生姜のみじん切りを炒め、醤油・酒
砂糖・酢・スープ（水でも可）・ごま油少々を入れ、水溶き片栗粉で
とろみをつけたあんを作る。

③鶏肉を切ってから皿に盛り、茹でた青菜を付け合せ、
②のあんをかける。

雑誌に載っていたプロのレシピですが、簡単で美味しく、
中華街より旨い＜おうち中華＞です。
鶏肉が柔らかなうえに、パリッとした焼き目も美味！！
シンプルな料理なのに、香味野菜の香りや味が、
本格的中華にグレードアップしてくれるし、辛くて
ほんのり酸っぱい＜辛味あん＞も、ｇｏｏ

オリジナルのレシピは鶏肉だけでしたが、お野菜も一緒に
食べたいので、我家は青菜を付け合せることに。
茹でたほうが、炒めるより摂取する油が少ないので
茹でた青菜にしています。
青梗菜・小松菜・ほうれん草ｅｔｃ・・・

２人分でモモ肉１枚。レンジで火が通っているので
フラインパンで焼くのは、こんがりパリッとさせるため。
それさえ気をつければ、我家が中華街（笑）。

甘くて酸っぱくて辛い、アジア特有の欲張りな美味しさ。
特別な香辛料を使っていないのに、作っている時に漂う
美味しい匂い。

私は横浜中華街のファンだし、お外ご飯も好きですが
食べた後の喉の渇きが・・・。
塩分が多いからなのでしょうね。

おうちご飯だと、かなり味が濃かったかな～と思っても
それほど喉が渇くことはありませんもの。
それに、油分も減らせるし、味のアレンジも楽しめます。
たとえば、あんの甘味を少なくして、このままご飯にのせた
＜チャイニーズ丼＞も美味しい・・・。

簡単おうち中華。お薦めですよー

ひとり言

　　　

きょうも、空と海が青く広がっている横浜です。
気温２２℃、小春日和というより・・・大春日和？な暖かさ。

　　　

穏やかな１０月。優しい風が吹いています。

でも、紅葉にはまだ早い横浜ですが・・・
こんな光景も。

　　　

はっぱが、ひらりと落ちるように、ある日突然・・
秋風のマントは、ひらりと翻るのかもしれませんね。