旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

NHKの100分de名著で「野火」がありました。

2017-08-31 20:58:21 | 日記
 著者の大岡昇平の「レイテ戦記」について、もう50年も経ってしまった思い出を書きます。当時私は某製薬会社の営業マンをしていました。京都の丹波・丹後地方を担当して福知山市の旅館を出張先に利用していました。その旅館ではおばあさんの優しい女将さんが居られました。従業員の人達も色々と気を使ってくれ、子供たちとも家族の付き合いをしてもらいました。

 丹後峰山に櫛田さんと言う開業医さんがありました。そこの院長さんには、まだまだ新米の私に営業の基本を教えてもらいました。
ある日その医院の居間に出版間もない「レイテ戦記」が置かれていました。以前、旅館の女将さんの息子さんがレイテで戦死したと聞いていました。院長に訳を話して、女将さんと言うよりおばあさんに借りて帰りました。
 その後、おばあさんは夜中一人泣きながらその本を読んでいたと聞きました。本には戦死した息子さんの事が書かれていたそうです。
 あれから長い日が経ちましたが、女将さんと院長の事は忘れられません。

 レイテは悲惨な戦いだったそうです。戦争はいけません。
 北朝鮮はミサイルを我々の上に打ちます、気持ちは反撃すればいいのにと思います。しかし
 次の100分de名著はハンナ・アーレントです。アイヒマン裁判など興味があります。考えることが必要な時代です。


自らの終活について。

2017-08-31 17:51:41 | 日記
尊厳死協会四国支部の事務所のお手伝いをしています。
 父や母をおくりまして久しくなりますが、その経験からギリギリになって葬式はどうするとか写真はどうか、とても本人には聞けません。
また、病院で亡くなると霊安室に通されて2時間で出てくれとプレッシャーをかけられます。
それらの経験から、残された者への逝く者の責任として、終活が必要と思い参加しています。

 大手町の駅から近い事務所で何か利用できないかと思っていました。
9月から、この様な集まりを考えてみました。
また、もう少しアカデミックな終末期とか法律とか介護とかの専門家に来ていただく講座も考えて実施してゆこうと思います。


https://ameblo.jp/songenshi-shikoku/image-12306083397-14016950086.html