著者の大岡昇平の「レイテ戦記」について、もう50年も経ってしまった思い出を書きます。当時私は某製薬会社の営業マンをしていました。京都の丹波・丹後地方を担当して福知山市の旅館を出張先に利用していました。その旅館ではおばあさんの優しい女将さんが居られました。従業員の人達も色々と気を使ってくれ、子供たちとも家族の付き合いをしてもらいました。
丹後峰山に櫛田さんと言う開業医さんがありました。そこの院長さんには、まだまだ新米の私に営業の基本を教えてもらいました。
ある日その医院の居間に出版間もない「レイテ戦記」が置かれていました。以前、旅館の女将さんの息子さんがレイテで戦死したと聞いていました。院長に訳を話して、女将さんと言うよりおばあさんに借りて帰りました。
その後、おばあさんは夜中一人泣きながらその本を読んでいたと聞きました。本には戦死した息子さんの事が書かれていたそうです。
あれから長い日が経ちましたが、女将さんと院長の事は忘れられません。
レイテは悲惨な戦いだったそうです。戦争はいけません。
北朝鮮はミサイルを我々の上に打ちます、気持ちは反撃すればいいのにと思います。しかし
次の100分de名著はハンナ・アーレントです。アイヒマン裁判など興味があります。考えることが必要な時代です。
丹後峰山に櫛田さんと言う開業医さんがありました。そこの院長さんには、まだまだ新米の私に営業の基本を教えてもらいました。
ある日その医院の居間に出版間もない「レイテ戦記」が置かれていました。以前、旅館の女将さんの息子さんがレイテで戦死したと聞いていました。院長に訳を話して、女将さんと言うよりおばあさんに借りて帰りました。
その後、おばあさんは夜中一人泣きながらその本を読んでいたと聞きました。本には戦死した息子さんの事が書かれていたそうです。
あれから長い日が経ちましたが、女将さんと院長の事は忘れられません。
レイテは悲惨な戦いだったそうです。戦争はいけません。
北朝鮮はミサイルを我々の上に打ちます、気持ちは反撃すればいいのにと思います。しかし
次の100分de名著はハンナ・アーレントです。アイヒマン裁判など興味があります。考えることが必要な時代です。
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