旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

こんな連句をしたい。

2024-01-31 11:19:24 | 連句でコミュ力 UP
おっさん3人の歌仙は3回目となりました。上手くなってんのかどうなのか。

 今を時めくAIでは、言葉の続きを推し量り限りなく沢山の言葉から最適解を見つけるとか。最適性や芸術性を求めるなら、人間の勘に頼る作り方よりAIの方が向いている。それは目の前に来ている。難しい碁でも最早人間は敵わない。

 人間が作るから面白い、その人らしさ・最適解でない予想外・面白い間違い・・・人間らしさのおおらかさの連句、限りなく自分に優しい連句なんて。いいね!

 式目重視・幻術性志向の連句はAIに任せて、オッサンたちの限りなく自分に優しくくメンバーにも。作者の心を生かしたものを目指して。
「雪月花(漢字より仮名が良いかも)の時君を想う、如月の望月の桜、こんなん使いたいのに、だが季語がひかかるから式目連句ではダメです。
照りもせず曇りもはてぬとくればみんな知ってる朧月夜だが、照りもせず曇りも果てぬだけでも春の時期にしたい。
とにかく作者の心を重く見た連句をしたい。



「ハニー句会」 2024年「初句会」一月例会

2024-01-06 14:49:21 | お仲間たちと
初句会を全員揃ってできました。めでたし。



高尾田山人
えいやあともろ手差し込み寒の水
掌で独楽を回せばこそばゆし
羽に届くか肩車された手が

新井文子
灯油売りメロディ聞きて冬菜煮る
戸が軋む滑り込む風冬の朝
年重ね姉妹仲良く椅子炬燵

吉川正紀子
初句会思いそれぞれ初句会
偽の門松正体はプラスチック
春めきしもの庭の木々その陰に

二神重則
冬の日の雀飛び来て影長し
初雪の掌(てのひら)避けて落ちにけり
小春日の塔が動くよ雲の端

長井知則
初雑煮数える餅も2個2個や
暖冬や蚊が飛ぶ闇の除夜の鐘
喜寿を過ぎ米寿を目指す初日の出

玉乃井永
足裏を道着の裾へ初稽古
雪の酸ケ湯(すがゆ)混浴の千人風呂
初日の出心身リセット深呼吸

門屋定
山門の石段高い初詣
一月の幹の冷たい百日紅
新年の目標達成の八十歳

2月10日の愛媛新聞。